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あの日、あの時、あの場所で

2024-04-08 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。23期生の松田です。

前回のブログは、診断報告書第二稿の提出日、今回は最終稿の提出日の翌日。この文章を書いているのは報告書提出前ですので、立て続けに執筆三昧の週末を過ごしています。

ちょっと現実逃避として、前回のブログ発信日=診断報告書提出日の出来事を綴らせてさせてください。

3/17(日)は診断報告書の第二稿を仕上げるために、とある喫茶店にこもることにしました。この喫茶店、診断士受験勉強中は、毎週末使うも、診断士試験も合格、親しかったアルバイトの方が社会人となり退職したこともあり長らく遠ざかっていました。しかし集中するならここと思い、一年ぶりの訪問。顔なじみの店員もいなくなり、昔は事例Ⅳの過去問と格闘(惨敗)していたカウンター席で、様々の苦難を乗り越えつつ順調に進む作業。そんな昼下がりに、私の右側の半個室、来店時は予約済とされていた席に、目を引く来客が。

登場人物、レイアウトは以下のような感じです。

男性A:50歳前後の毛量と元気のある温水洋一風。被害者のようで若干横柄な態度。
女性A:50歳前後の終始うつむきがちのキムラ緑子風。加害者のようで憔悴しきった表情。
素性不明A:上下黒スーツ、恰幅のいい男。坊主頭で黒縁眼鏡。ブルースブラザーズ ジョン・ベルーシ風。
素性不明B:上下黒スーツ、背の高い男。坊主頭で黒縁眼鏡。ブルースブラザーズ ダン・エイクロイド風。

温水さんが来ると全員で起立して出迎え、私の隣の椅子を持ってダンがジョンの側に座席を確保。温水さんが着座するなりジョンの進行で頭を深々と下げての謝罪、他の二人もジョンに続いて頭を垂れます。これは見てはいけない修羅場と思うも、至近距離で謝罪のために何度も頭を下げる長身ダンの坊主頭の灰色掛かった肌色が、否が応でも私の視野を蹂躙します。
ヘッドセットのボリュームを上げ、PCと顔向きを左に持っていき、意識的に無関心を装いますが、曲と曲の間に聞こえてくる「そちらが考えるもっといい方法があるならそれでもいいんですよ」「でどうするんです?」という温水さんの挑発的な発言。もうこうなると当日のブログで力説していたお気に入りの楽曲が流れても効果なく、動画を追う目、音楽を聴く耳、構成を考える頭やワードを編集する手は、その機能を喪失しました。
「この人たち何者だ?」模範解答が見いだせない中、温水さんが立ち上がり、ダンがエスコートして店外へ。どうやら会談は終了し温水さんだけ帰宅の模様。ダンが戻ってくるまで、ジョンと緑子さんは一切会話なく、ずっとうつむいたまま、というか緑子さん一声も発していないのでは?その後、ダンが戻ってきて5分くらい三人で話して去っていきました。
時間として20分程度の予約席で行われた意味深な会合。内容は結局わかりませんが、彼らとすると逃避できない現実で、その隣で傍聴(未遂)するのは、課題提出という現実から逃避する私。場所は一年ぶりに久々に訪問した喫茶店。偶発的であり、運命的でもあり、情緒的にすら思えます。
喫茶店では、ファイナンシャルプランナーに資産相談している若い夫婦、保険の説明を受ける老夫妻、リアルで会うのは初めてと思しき男女など数多くの各々の現実を目にします。パブリックな空間なのに、極めてナーバスでプライベートな現実目的で利用していますね。深い詮索や変な思い込みは悪趣味でナンセンスですが、こういった突発的な現実との接触も魅力なのでしょう、本日も、仕事、勉強、読書など様々な目的で人が利用しています。私もこんな各々の微細な現実、サブストーリーとの接触という、偶発的な現実逃避が、現実に集中するためにも必要で求めていることが自覚できました。ラブストーリーではなく、サブストーリーは突然に、という感じですね。

でも今回のブルースブラザーズの職業が何なのかが皆目見当がつきません。何か「子供が・・・」とか聞こえましたし、終始ジョンが緑子さんをケアしていたので子供を巡るトラブルの代理人か・・。勝手に児童相談所の職員と仮定して、今後の子供をめぐる社会問題の報道でヒントが得られることを期待してアンテナを張りたいと思います。ただ、今回の件で、切腹饅頭持参しての謝罪経験のある私がジョンとダンに何か一言言えるとしたら、上座と下座に座る人が逆じゃない?ですね。

以上、パワポで図まで作成して現実逃避を満喫したので、現実に向き合い、診断報告書に集中します。今日のBGMは、ブルースブラザーズ、Soul Manをフルボリュームで。
このブログがアップされているころには、診断書完成の余韻に浸っていることを祈念しております。
23期としての活動も残りわずかですが、皆様よろしくお願いいたします。

コメント (5)
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