事務局の佐々木（晋）です。こんにちは。最近色々なところで睡眠負債という言葉を目にします。10/23の日本経済新聞には「眠れない日本 睡眠負債が生産性や利益率押し下げ」」という記事が掲載されていました。日本人の平均睡眠時間は６時間２０分強でG7の中では最下位。睡眠不足が仕事の質を下げ低い生産性の一要因と述べられています。
睡眠負債とは睡眠不足が蓄積して心身の不調を来してしまう状態のことです。こちらの記事によると（https://medipalette.lotte.co.jp/mental/3011）睡眠負債は次のような悪影響を体に与えます。
（１）自律神経の乱れによってさまざまな心身の不調が現れる
（２）生活慣習病などの病気のリスクを高める
（３）日中の眠気による事故やミスを招く
私はもともと寝つきが非常にいいタイプで、就寝前にコーヒーを飲んでもすぐ寝れます。以前、鎮静剤を使った内視鏡検査を行う際、まだ何もしてないのに寝てしまって、看護婦さんに注意されたこともあります。妻に睡眠負債の話をすると、「毎晩ぐーぐー寝てるからあなたには関係ない」と言われました。でも、ここ数年夜中に目が覚めることが気になります。そこでApple Watchを使って睡眠データを計測することにしました。
データを確認するとやはり夜中に何度か目を覚ましているため、睡眠時間は自分の認識を下回っていました（と言ってもほぼ日本人の平均ですが）。これは結構ショックです。そこで早速職場の同僚に相談したところ、色々アドバイスをもらいました。その中で効果的だったのは”カフェイン抜き”です。先述したとおり私は寝る前でも平気でカフェインを摂っていたのですが、カフェインやアルコールは眠りを浅くするようです。そこでカフェインの摂取は午前に限定し、午後以降はデカフェに変えました。これをやり始めた晩から、目覚める回数が減りました。この他、就寝前のスマホやPC利用を控えたり、本も電子書籍から紙に戻したりしています。
最近は朝起きるとスマホアプリで計測した睡眠時間や心拍数、呼吸数を確認するのが楽しみになってきました。しっかり準備したのに夜中の目覚めが多いと朝からブルーになってしまいますが、好調な数字を確認できると気持ちもスッキリします。皆さんは睡眠の質を高める工夫を何かされていますか？
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