スタッフの武井です。
先日、子どもの通っている学習塾で早くも保護者向けの来年度の進路選択の説明会がありました。
今回は進路の話というより、今後子ども達にどんな力が必要か?という話がメインでした。
2020年度を目途に大学の入試方法が変わるため、学力はもちろん必要だけど、グループディスカッションなどで自分の意見を発言する機会が増えるため、+αとして思考力、表現力も必要ということでした。
思考力や表現力が必要な子供たちですが、単語数(語彙力)が少ない傾向にあるらしく、表現のバリエーションが少ないらしいです。
例えば、「怒る(キレる)」を3段階活用で表現すると・・・
・怒る(キレる) → マジ怒る(キレる) → 超(チョー)怒る(キレる)
たしかに、マジ、超(チョー)の二言で強さの表現が終わってしまう子が多いかもしれません。この「超」と「マジ」については、今の子ども達にとっては副詞の一つになっている気がします。「うれしい」一つにしても、超うれしい、マジうれしいで終ってしまうらしいです。
小3の息子に難しい単語を使いこなせとはいいませんが、年齢相応の語彙力は持っていて欲しいと節に感じました。
友達など普段の何気ない会話で話すならともかく、先生や知人や親戚、公の場では適切な表現を使って欲しいですね。
今月は、子どもは宿題の+αとして、語彙力アップのドリルに取り組んでいます。
このドリルで気を付けているのが、このドリルだけは間違えても怒らないようにしています。
言葉を知らない場合もあるので、間違えても
「そっか、知らなかったのか~」
「じゃ、一緒に辞書で調べてみよう」
を心がけています。
私が苦手としている「褒める」練習教材になってもらっています。
ありがたいことに、褒める要素が的確に働いているので、このドリルは好きみたいです。
子供は語彙力のスキルアップ、私は苦手な「褒める」スキルアップに励んでいます。
このブログを書いていて、「一石二鳥」のドリルになっていることに気づきました。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。