ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

ドナウ川遊覧とお祭り

2007年09月17日 | ウィーン
これまでウィーン市内のドナウ川遊覧には行ったことがなかった。天候もよく遊覧船に乗船してみた。

遊覧船は中心部のSchewedenplatz沿いのドナウ運河から発着している。往復コースだと一人およそ16ユーロ、所要時間は3時間半程。


往路の船内は満席。EU内からの観光客がほとんどを占めていた。狭い運河を上り大河ドナウ川へ出ると、途端に景色が変わる。街中から自然の中へといった感じ。スケールが大きくなる。多くの大きな国際船やタンカーともすれ違う。



復路になると団体観光客が下船したこともあって船内にはゆとりができたが、ウィーンの下流が中心のコースで見所はなかった。川風に吹かれながらワインを頂くのは気分がいいが、それだけのような・・・。もし急ぐ旅なら往路だけでも十分かもしれない。


下船後、中心部にあるam Hof教会前の広場で消防祭が催されていた。
先日ローマ法王も訪れた広場だが、今週末はお祭り会場になっていた。



子ども達が消防車やハシゴ車に乗せてもらっている。息子と並んで消防車に乗る。


数人の子ども達を乗せた消防車は周辺の車道を数分走って戻ってくる。彼は外から見るのは好きだが乗ることには興味を持たなかったようだ。

会場内では消防車、救急車、白バイなどの緊急車両に触れられる。

 
彼はBMWの白バイが気に入ったようだ。
消防祭も混雑していたが、個人的にはそれほど見所があるようには感じなかった。前回ブログの収穫感謝祭の方が断然好みだ。


夜、帰宅後近所のお祭りも今日が最終日なので散歩に行く。2箇所ステージがあるがどちらも盛り上がっていた。混雑で近づけない。

一つはロックライブ、怪しげなダンスに熱狂気味だ。


もう片方は、日本で言えばショーパブの様な、物まねお笑い系といった感じだが、これも大盛況。


沢山遊んだのに息子は帰りたがらない。帰り道でももっと見たいと駄々をこね泣いている。多くの人が楽しんでいると自分もそれを見たいと思う。僕は何が面白いのか理解できないこともあったが、周りが大うけしているので楽しいのだと思ってしまう。彼はただ楽しんでいた。芸は言語・世代を超えてウケるようだ。
コメント
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