覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
随時更新。お仕事も随時ウエルカム。

たびのきろく3

2005-10-27 07:08:01 | 青海省旅行記
やっとこさ課題が終わりました。
とりあえず終了したのでバンザイ。
放課後には一年生のウエルカムパーティがあって、
いまさら2年生になったんだってことを実感。

さてたびきろく3です!

私の夏休みの大半ははこの紙芝居に費やしたといっても過言ではない!!
青海省から一歩も出たことの無いチベット族の子供たちに
日本語でやるというので、出来るだけ絵で説明が出来るように
普通の紙芝居の倍近く絵が必要だったし、なにせ今まで子供向けの
物なんて作ったことが無くって、本当に壁にぶち当たりまくった。
資料も十分にあるわけじゃないし、誰に聞けばいいかさえイマイチ分からない。
(上海市の誇る上海図書館はまるで使えなかった。。。)
画材もどれを使えばいいか全然わかんないし、
かといって、手許に画材があるわけじゃないのでテストするにも
いちいちとおくまで買いに行かなきゃならない。

結局ツアーに行く直前になってやっと印刷までこぎつけて、
本当にどうなるかと思ったけど、この子達が楽しんでくれてる顔をみて、
心配とか、当日へ炉へ炉になってたのとか、もう全部ぜーん腑吹き飛んだ!

最初にチベット語であらすじを説明してもらってそれから日本語だったけど、
それでもわらってくれたり、わらわら言ってくれたり
反応があってほんっとに嬉しかった!!!
正に食い入るように見てくれた。





で、コレが拙いけど、私が作った紙芝居の一部。





こんなのでもね、こんなのでもこの子達は真剣に見てくれたのですよ。
その真剣さを見て、その瞬間、
「ああ、こどもの絵本作ろう!!!!」って思った。
今までそんなこと思ってもみなかった。
もともと童話も好きじゃなかったし
(ケ、こんな子供だましのモンって思う子供だった。)
特別好きな絵本ってのも頭に浮かぶわけでもなかった。
でも、ばしっと、バシッとパッションをいただいてしまった。
絵本作りたい、
絵本作ってまたこの子達に見てもらいたい。

だから絵かく勉強してて本当によかったな、ってこころから思った。
私自身はみみっちいけど、でも、それでも彼らがよろこんでくれたことが
私にとってどんなにおっきかったことか。

ふぅ。すっかりアツくなってしまいましたが、そのくらい熱い思いがね。
ふつふつとね。
とにかく私にとってこの瞬間はかなり衝撃的だった。
今でも泣けるからね。ウフフ。

とりあえず次に続く。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今度 (とき)
2005-10-27 08:45:35
11月のJCFハウス5周年記念に

この紙芝居上映会やろーよ~。。なんて。

また読み聞かせてね。
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