覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
随時更新。お仕事も随時ウエルカム。

上海からこんにちは・紙芝居

2005-07-31 22:05:45 | 作品・学校
遅くなりましたが、ロンドンの爆破事件のこと
心配してくれた人たち、本とありがとうございました。
すれ違いで上海でした。びっくりでした。
個人的には、2回目がショックでした。
というのも、一回目はいくら自分が使っている地下鉄であろうと、
実感がわかなくって、正にテレビの向こうの話。
でも、二回目がおきたとき、いくら規模が小さかろうが、なんだろうが、
ああ、一回きりじゃなくって、2回も3回も、これからも
起こりうる事なんだ、ってことがずんずん伝わってきて、
怖いって言うより、悲しくなりました。うん。かなしい。

さて。話変わって、
在上海日本人で活動しているボランティアグループ、
互人多(フレンド)さん(ブックマークに入ってます)
からお話が来て、なんと!紙芝居をつくらせていただくことになりました!
8月の終わりに2年前に建てられたチベット自治区の隣の、
青海省の学校に文化交流をしにいく、とのことで、
そのときに同行させていただけることになり、
紙芝居も上演?することになりました!

興奮冷めやらぬ、といいたいところですが、
興奮なんてしてられないんですね。。。
というのも、まず、青海省に行くのが8月22日!
それまでに完璧に仕上げないと、、、そしてなによりも、、、、

紙芝居って、

じつは

じつは


とおおおおおっても奥が深いのでした。。。

そんなことも知らず、かるーくかんがえていたワタシ。。。

絵を描けばいいだけじゃなくて、
文字を後ろに書けばいいだけじゃなくて、
もお、小さいけれど、紙を観客の前にもって行った瞬間、
それは絵本や、イラスト、ではなくって、舞台になるんですよ!
絵の裏に書く文字も、脚本だし、読む人は演技をしなければならないし、
絵を抜くタイミングやら、一枚の絵の中にどうやって効果的に
話を盛り込んでいくか、とか、
とにかく、一筋縄では行かない様子。

どうやって紙芝居にしよう、うーん、うーん、と考えていたところに、
ボランティアで紙芝居をやっている方からお話を聞く機会が
与えられ、こんなに奥が深いんだ、、、ということを
学んだのでした(つまり上の話は全て受け売り笑)。

絵本と、紙芝居、似ているようで、ほんとにちがう!


物語はチベット族の(青海省に住んでいるほとんどがチベット族)
民話で、裸麦の種、という題名。訪問する学校の生徒はほとんどが、
その地域から出たことがない上に、まだ中国語も解せないので、
紙芝居自体は日本語でやる予定。どうせ分からないのであれば、
中国語よりかは、やっぱり日本語のほうが演技ができるだろうと
いうことで、ね。
あ、ちなみに、今日分かったことですが、このお話、
シュナの旅、という題名で同じ物語を宮崎駿サンが漫画にしてました!
そんな有名な話だったなんて!びっくり。

今は構成を考えているところ。あと、何を使って絵を書こうかまだ
思案中。間に合うといいんだけど。。。気合入れますよぉっ

上海からこんにちは・上海変わった

2005-07-31 21:43:40 | 日記
今回上海に来てかわったなー、と思ったことの一つが
人の態度。例えばドア、前に入った人が開けといてくれてたり、
ぶつかったら、「ごめんなさい」がすぐ出てきたり、
駅員さんの態度が、「あっちいけ」じゃなくって
「あちらを右に曲がって2号口からでてください」にかわってたり、
警察の態度がやけに親切だったり、土日も営業してたり。
なんていうか、すごくびっくり。
そういえば次の万博(2010年)は上海でやるんだけど、
それまでの街のスローガンが「做可愛的上海人」で、
つまり、カワイイ上海人しよう、ってこと。
そのスローガンが巷に出回ったときは、なんだそれわ。とか
思ってなかったわけでもないけど、成功してんじゃん!それ!
なんか、めんたま丸くする毎日です。

上海からこんにちは・帰国と万博

2005-07-31 21:35:51 | 日記
ひゃー。
久しぶりの更新。日本に帰っていたり、万博に行ったり、
上海に帰ってきて暑さにだらけていたり、紙芝居をつくったりと
いろいろでした。で、しかもなぜかGOOさん、上海から
つながりにくくて、それもあってなかなか更新できなかった。。。
。。。って言い訳してみたり。

さて。
日本では祖父母のいる千葉と三重に顔を出してきました。
千葉のじいちゃんは80歳。一人暮らしで心配ですが、
電気自転車とデジタル放送、テレビ3台を駆使し、
元気でやってました。良かった良かった。
しかし、帰るごとにテレビショッピングで買った
洗剤やら健康食品やら便利グッズがふえてるんですが、
どーでしょうかねぇ。。
で、三重のじいちゃんばあちゃん家では(みてるかい??)
久方ぶりに従妹と会いました。気がつけば彼女も高校生。
気分だけは高校生のワタシですが(オイ)、かわいくなってて
びっくり。じいちゃんもばあちゃんも元気で、ご飯も美味しくて
幸せでした。

で、ばあちゃんと従妹と一緒に、行ってきました万博!
全体的な感想としては、なんだかんだ言われてた割には、
いい感じに頑張ってて、好感の持てるイベントだなと(偉そう)。
特に良かったのは群読劇一粒の種、チェコ館とアンデス共同館。
群読劇は15分だけだったけど、迫力があって、そして何よりも
観客の中に、普段舞台なんか見に行かない田舎のおじいちゃんやら、
おばあちゃんやらもいるってこと。
万博のもともとの意味が良く現れてるなぁとおもったのでした。
チェコ館は、映像や展示ばかりに頼ってる他国のパビリオンとはちがって、
モノが全て手で触れて、音が出たり、光が出たりするもの
だったのがとても面白かったし、空間も広くて、落ち着きがあって、
きもちがよかった!
アンデスは、3カ国ぐらいが共同でやっていて、目だってすごいものは
なかったけど、土産物屋に頼らず、展示の趣旨が明確で、
観客へのアプローチがとてもよかったなという印象。
アンデスの国々がこれからどうしたいか、国の姿勢が一番よく見えた
パビリオンでした。
そして展示がおわると、インディオの民族楽器をつかっているバンドの
ライブがやってて、それがとてもよかった!
あと、みやげ物屋で売ってた指人形がかなりツボに!
スパイダーマンやら、ミッキー、ポパイとか、オリーブ、
バッドマンなど、著作権無視でも、わらって許しちゃえるような
面々がずらり。思わず5体購入。
あ、あとは会場をぐるっと走っている歩道が
板張りの橋になってるんだけど、日が暮れてから素足で歩いたら
感触がやさしくってとても気持ちよかった!
なかなかたのしめましたよん。

あ、あと、名古屋!元気だなぁとおもった。東京から新幹線乗って、
名古屋に下りたときに、乗客が威勢いいし(笑)、なんか
街の人が街スキそうな感じがした。いや、実際はわかんないけどさ、
そんな感じがしたなぁ。

日本では、そんなに時間なかったんで、
あんまり一日外で絵かいてるようなことはしなかったんだけど、
電車とか、バスとかで、ちょっとかいてました。
うーん。8割がた寝た振りするかな!というかんじ。
ちなみにリスボンは席移動しちゃう人ばっかり。ヒドイ。
ロンドンはかかれてるひとは無視しても、
隣の人が笑ってるって言う状況がおおいかなぁ。

なんか、いつも日本行くと気後れするって言うか、
まけたぁーってかんじがしてたんだけど、
今回すごく楽しかった!

やったこと箇条書き。

2005-07-06 01:21:57 | 日記
久々の更新です。昨日も書いたんだけど、GOOの調子が悪くって、更新けされてた。。。
で、今は上海の実家に一年ぶりに戻っているんですが、、、

いやあ、、

暑いです。
40度、超える日々。

でもね、やっぱりすごいって思ったのが、ここに住んでる人たちのパワーです。
町のパワーが違う。。。これはすごい。
良くも悪くも、一日に使うエネルギーの量がすごい。

さて。今イギリスでおせわになったとっきんが上海に遊びに来ています。
彼女も上海のパワーに目を丸くしてました。
美味しいもん沢山食べて、いっぱい上海を満喫してってくださいな☆
マッサージにもいくぜぇ~☆☆