覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
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明日帰るよ。

2008-02-18 01:49:38 | 上海
思い立ったが、勢い勝ち。
一週間前、思い立った次の日に、発つ一日前に買った上海チケットでしたが、
無理やりバカンスも今日で終わり。明日には
ロンドンに帰国です。どこに帰「国」なのやら。

で、久しぶりの上海散策をしました。

上海の一番いいとこ、元フランス租界の道をてくてく。
洋館が上海にあるってところがいいんだ。

適当な南国風味の、よくわかんない町並みは、すげえ、いいと思う。
適当に中華で。適当なの。ほんと。



  

  
素敵な素敵なアパルトマン。ちょっと前までは中を小分けにして、
沢山の家族がひしめき合って暮らしてたけど、
今はやたらこぎれいになっちゃって。それでも家に入ろうとしてるのは
肉まんのにあうおばあちゃん。

     
上海市生物化学研究所。前にも見たけど、やっぱりびっくりする建物。すごい。


上海の郵便事情はなかなかだと思う。なくなったことないし。
届くのか?っていう郵便受けだけど。


市内ではまだ牛乳受けが残ってる。
そういえば牛乳、6.8元だったのが、この前買いに行ったら8.5元になってた。
10元札だして、お釣りが1.5だよ?悲しくって。
高級牛乳なんてのがはやってるらしくって、20元の牛乳とか、30元のとかまで
売ってるの。30元って、1リットル400円だよ?おかしい。


同じ時代(100年位前)に作られた、中国風の住宅地。
隣にはお決まり、開発の波、巨大ショッピングモールが。



中はこんな感じ。外に洗面台が。トイレは共同、風呂は銭湯、かな。


廃墟になった洋館。取り壊されるのか、内装されるのか。だといいんだけど。

いくら廃墟好きの私でもね、これはもったいない。
屋根の樹の梁の素敵なこと。
壊すんだったらおくれやす。


夜になってきた。ここら辺も再開発で地価がぐんと上がってるんだそう。
地下鉄も通るしね。
風呂なし、共同キッチンの部屋は月800元(一万二千円くらい?)でしたが、
開発されたら50倍くらいになっちゃうんじゃないでしょうか。



おまけ。

フランス資本のスーパーcarrefourが家の前にあるんだけど、
バラのかたちで有名なフランスのジェラート屋さんと、
何とその隣には、フランスのカフェ、paulが近々オープン。
さすがにpaul まであるとは。恐るべし社会主義資本経済。
誰か、パリまでバラアイス食べに行ってた人、いたけどなあ。。。
ロンドンにいるときはパリの息吹を感じにpaulでコーヒーとかしてましたね。
上海にも、ってか、うちから20秒かよっていう近さでありますよ?
さすが、東洋のパリ、だか、ベニスだか、ニューヨークだか、
(上海は相変わらず他の国にたとえるのが好きなようです。100年前から。)
好き勝手なこと自称してますが。

あと、

上海にもあった、tony and guyいくらするんだろう?


さて。あしたは快適空の旅。
帰ったらまたいろいろいろいろいろいろいろいろ
あるんだろう、じゃない、あるんだけど、
心を重くせずに、まっすぐこなしていきますよ。(暗示?(笑))
やれることはひとつ、やることもひとつ。
立ち向かわなきゃいけない課題もわかった。
解決しなきゃいけない問題もわかった。
でも、解決しなくていい問題もわかった、
そいつらはもう自分の問題じゃなくなってく。

悩まないんだったら作ってないってば。
こんな無駄なモノたち。

じゃね、また近いうちに。