覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
随時更新。お仕事も随時ウエルカム。

志望動機。

2007-01-19 08:35:40 | 日記
3年生になって、不思議と、
今まで考えてもいなかった院のことを考えるようになった。

ファウンデーションのときに
いつも聞かされていた
すげえやつらがいるよ。

毎年あるサマーショウ、
見に来ているだけなのに、なぜか緊張する。

オープンデイに行った。
怖さ、を感じた。
同時に、どきどきした。
もっと見たい。
もっと知りたい。
もっと勉強したい!

月曜日に出願締め切り。もう受験料は払っちまった!
祈っておくれ。入りたいんだ!

middle of nowhere

2007-01-12 08:55:17 | 作品・学校
>

剥製がどばどば展示してあるnatural history museumの分館に行くため、tring という、
ロンドンからさらに北に行った田舎の街に行ってきました。
一時間に1本の電車を乗り継ぎ、
景色はもう一気にドラクエの世界。丘とか、木とか、林とか。

なんもねえなーなんもねえ!と思っていた矢先に電車が止まり、
「終点ですよー」
え、何もないんですけど?
電車を降りたら、駅員が一人。
「あのー、博物館に行きたいんだけどー??」
「ああ、ココまーっすぐ半マイル行ったら町に着くから。そしたら標識あるから。」
え、町、じゃないの?ここ。
で、駅から降りたらこんなとこだった。


何にも、ない!町、ない!

ひたすらてくてくてくてく歩いてゆく。
微妙に坂だし。晴れたから良かったけど(雨だったらどうしようもない。
引き返してたと思う)
標識もない。車はびゅんびゅん走ってるものの、
人は私の前に一人歩いてるだけ。(一緒に列車降りた人。)
その人も少ししたらお迎えの車に乗ってしまった。

後ろ見ても前見ても一人なんですけど!!

左はどうも馬場らしい。右はこんな草原が広がっていた。。。

とか、あと、川とか。

晴れてたからきもちよかったけど!晴れれてたから美しかったけど!
雨だったら、泣いてた。笑

で、さらにてくてくてくてくてくてくてくてく。
バス停が見えた。
が、時刻表なんてありもしない。
しかも、バス、一台も見てないし。

無視してひたすらてくてくてくてく。

ってか、絶対半マイル(800メートル)じゃないし!
私のききまちがいか?2.5マイルか???
とにかく、遠い。

テクテクテクテク、十字路が見えてきた。
そこで初めての標識。しかし、車用。ということはまだまだ
道は遠いらしい。

テクテクテクテクテク、家が増えてきた。イギリスっぽいかわいい家。
しかし人は歩いてない。。。

テクテクテクテク、やっと人とすれ違うようになった。
で、おお!おっきな建物じゃん!!在るじゃん!!
お、Tescoじゃん!スーパーマーケットだよ!文明だよ!
思わず独り言だよ!

しかし、過ぎるとまたひたすら道が続く。どうやらテスコは
町の中にはないらしい。

てくてくてく、テクテクテク。

あ、あ、あ、あった
「welcome to tring」
え、つまり私が今まで歩いてたところはどこだっちゅーの。

で、無事博物館には着きまして、
せっかく遠くまで来て、絵描く時間がなくなっちゃったらもったいないので
即効絵を書き始める。
実はこの日ケータイ忘れて、時間もわかんない、誰とも連絡とれないっちゅう、
非常に怖い状態、、、つってもケータイもってなかったときは常にこういう
状態なわけで、そんな対したことじゃないな。

で、博物館はこんな感じ。

全部本物。すごいよね。あと、虫の標本や、魚の標本も非常に充実しておりました。かわいかった。


なんか、この剥製とかを集めたrothschildっていう偉い人含め、
イギリス人のみならず、ヨーロッパ人ってのは、なんか集めることに
絶大な熱意を燃やしたようで、もお、その熱意ってのは、
恐ろしい反面、すげえ面白い。

収集家と収集についての、ディープな歴史を語ってる素敵な本。↑
その収集する=自分だけの箱に入れる、かせをはめる、
眺める。集める。殺す(標本にするってことはそういうことだよね、
死んじゃった場合もあるけど)。なんかそういうひっくるめて
その恐ろしさと、その恐ろしいことに執着する執着心って言うのは、
逆に、とっても惹かれる。
怖いモノ見たさ、みたいな。
このことについてはまた別個ではなそう。

で、話を博物館に戻そう。
4時過ぎまで書いた後、併設のカフェに行って、コーヒー飲んで、
そこのお姉ちゃんに
「ねえ、町からtring 駅まで行くバスって、ある?」
「うーん、、、あることは、あるけど。。。来ないよ?」
「え、じゃあ、どうしたらいいんでしょ?」
「とりあえず町の真ん中に行ったら時刻表があるから、見てみたらいいかも、
それか、タクシー乗るとか?」
「おお、、ありがとう。え、でもタクシーいくらかかるの?」
「そんなにかかんないと思うけど、ってか、行きはどうやってきたの?」
「え、歩いて。。。」
「oh my godness!」
そうさ、歩く距離じゃなかったよ、でもさ、歩くしかなかったんだってばー!!

とりあえずバス停まで行く。
バスがちょうど一台と待っていたものの、どうやら駅には行かないらしい。
おじさんが一人忍耐強く待っている。
時刻表には6種類ぐらいのバスが。えきにいくのはどうやら2つのみ。
しかも、そのうちひとつは一日数えるほど。
後も多くても一時間に2本。
田舎だ!!
ホッカイロはってんのにさむいし!

待つこと30分?40分?バスが一台来た!運転手さん!!
「tring station行く??」
「え?何駅?」
「どこでもいいから、駅、行く?」
「駅ってどの駅よ?」
「どこでもいいの、ロンドン帰りたいんだってば!(ほんとにそういった。アホ)
tring でもwatfordでも、hempstedでも!(tring につくまでに通った駅を羅列)」
「ってか、ここら辺に駅なんてあったっけ?」
(私の後ろに並んでる子)「えー私も聞いたことない」
まじかよー!!ってかわたしそこから来たんですけど!!何で知らないの??
公共交通機関だよ!?!?線路はしってんだよ!?!そこの道、station roadって
名前ついてたよ?!!?
「うーん、良くわかんないけどhemel hempstedならいくよ」
「もお、それでいい!ありがと!いくら?!」
「3.5ポンド」
700円すよ?バスでしょ?ありえないだろ?
びっくりしたけど、おとなしく払い、せきにつきました。。。。
そこからが、また、遠かった。。。(だから3.5ポンド?タクシー乗れたかも?)
その、station roadを途中で曲がり、林を抜けて、一旦
町っぽいところに出たものの、もう一回林の中を走り、
(外灯はないし、暗くなった青い空をバックグラウンドに、丘と木が影絵みたいになって両脇に永遠と続いてた)
高速道路をまたぎ、やっとついた、hemel hempstead!そこから運よく
電車もすぐ来て、で、無事、つきましたよ。ロンドンに。

車で行ったらたぶん30分くらいでついちゃうんだろうなー。。。
気分は大冒険でした。
あー、面白かった。



卒論終了

2007-01-07 10:21:58 | 作品・学校

すんげぇお世話になりました。みんなホントありがとう。

あけましておめでとう。今年もよろしう。
抱負は、喜ぶ。喜ぶ。喜ぶ。
転機だしね。
しっかり腰据えてがんばりたいと思います。
これからのこともいろいろ楽しみよ。フフ。

で、とりあえず卒業制作じゃ!うし!