覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
随時更新。お仕事も随時ウエルカム。

いろいろいった。そろそろうがうが。

2008-11-23 10:23:33 | 作品・学校
先週のドローイングのクラスの写真。
めさ、たのしかった。あさってもまたやろう。鏡の上ででっかく油で絵を描いて、しゃしんとって、絵動かして、しゃしんとって、動画になってる筈。たのしみだ。


二人の人が、取っ組み合いになってるの、みえるかな。真ん中の鏡。右を私が動かして、
左をワークショップの人が動かした。



色んなところにいってきました。

夜中のクリスタルパレス。今は焼けて、ただっぴろい公園になってる。
真っ暗だったけど、目が慣れてくると、陰の中に影があるのがみえる。
  

ステキすぎる駅。小さいけど、わかるかな。スペクタクル。


真っ暗ホーム。長い。ここからの駅も壮観。


電車が入ってくるとぞくぞくする。


週末に、ケントの海沿いにも行ってきました。フィルムで撮ったので、デジタル(しかもカメラフォン)では此れ一枚。
めさんこさむくて、めさんこ風にやられてきた。耳の中にごー、ごーっって風が殴り込んでくるの。鼓膜がきっとかじかんだ。
あまりに寒すぎて写真取るの忘れた。下のは行く途中に渡し船に乗ったgravesendってとこ。
5年前に住んでた場所も電車で通った。もう、5年前。
なつかしいんだか、っていうより、自分の中であんまりリアルじゃない。



そろそろ、つくろう、うがうがする。頭の整理、終了。そろそろやるか!

妄想voyage

2008-11-16 11:06:02 | 作品・学校
今日はもー。なんだか最高にステキな日だった。

家からリサーチをしに大英博物館へ。
電車の中ではがんがんケルト音楽をヘッドフォンで。。
哀愁はちゃんと有るのに、ダレず、きりりと、聴けば聴くほど頭の中は
昔行ったハイランドの荒涼とした丘を飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ。
体はeast londonにいたけど、頭はスコットランドに居たよ。

ただいま。

聴いてたのはスコットランドのトリオ、LOU。
バイオリンと、ギターと、アコーディオン。 よいよーよいよー!
http://www.mplant.com/lau.html


大英博物館では待ちに待ったbabylon展が。
今私がやってる図書館プロジェクトで調べた最古の図書館
ニネベ図書館は正にそのバビロン、アッシリアの時代。
ニネベ図書館はアシュバニパル王だったけど、この展覧会で
フューチャーされてるのはその後の王、ネブカドネザル。
ちょうど聖書のイザヤ書とか、ネヘミヤ書ともつながって
倍面白かった。解読されている楔形文字の石盤
(アシュバニパル王はこの石盤を集めて図書館を作っていたのだよ!)
を読み上げてくれるオーディオ設備も有り、中には旧約聖書のダニエル書で、
ダニエルがネブカドネザル王の夢解きをする場面が有るんだけど、
その夢解きの仕方が書かれている石盤もあったりで、かなり面白かった。
あとは、なんと言っても世界の七不思議
(これは古代ギリシャの文献に書かれてたのをさすんだってさ!)に数えられてた
空中庭園や、一部の人にはバビロンにあった建物じゃないかと言われてる
(わたしはもっと前だと思ってるけどさ)バベルの塔についての考察、また、
それをモチーフとした西洋美術にもちょこっと触れてたりと、
とにかく図書館プロジェクトのコンセプトの根を固めるのに
大変大変実の多い展覧でした。
おおー、うれしーぞー。

babylon展が込んでいて、入場まで時間があったので
新しい写真を頭にinputしに久しぶりの本屋めぐりをば。

出会ってしまった本。
if there ever was -a book of extinct and impossible smells.


出会う本ってのは、題名でやられるよね。やられた。

中はこんなの。



本のあり方はもとより、何たって美しい。大きさも、表紙も、もじもすべて。
そしてなんと贅沢な事に全般活版印刷。手で触って味わえるすてきすぎな本。
見えなくて、手に触れない匂いを、本という物体に閉じ込めること、
でも、その匂いはextinct and impossible、
もう、居なくなってる匂いたちっていう、二重のパラドックス。
なんだか見えない知識を物体化してる本、
そして文字として存在できなかった知識たち、書かれなかった、
あるいは文字を持って生まれてこなかった言語の知識たちをも
ストックしている設定の、図書館プロジェクトに
つながってくるんじゃないのーーー???とわくわくして衝動買い。

家についてから、調べてみると、
アートとしての匂いを扱ったエキシビションがあったらしいんだけど、
どうもそのカタログらしい。
左に文章が。なんと右の紙からは色んな香りがする。(若干似てるけど。。。)
花の香りから、ヒロシマ、太陽、コミュニズムなんてのも。

この展覧会に日本人のアーティストさんも参加してました。
ブログを見つけたので貼付けちゃいましょう。
もんのすごく、楽しい事してるよ。

上田麻希さんと言う匂いを扱うアーティストさん。
http://witch-lab.blogspot.com/search/label/%5BIf%20There%20Ever%20Was%5D


なんだか、とても勉強になりました。出会ったよ。
しかもなぜか、この本、写真のコーナーにおいてあった。
嗅覚で、絵を見るってことか。もしくは、嗅覚からイラストレートする。

もう一つ、ステキな本をば。

大好きでたまんない本、コーネルの箱を書いた詩人の
チャールズシミックの詩集、かかし。
彼の詩集は日本でもステキな翻訳で出てます。
いい。とても。とてもとても。
モノを詩の中に置いて、モノに語らせる詩人。セルビア生まれ、アメリカ在住。
スロバキアの詩なんかも訳して出版してる。


卒論終了時から続いてる、絵以外にインスパイアされるって波が、
未だ続いております。いままでは、ずっと絵や写真から、
つまりビジュアルからしかネタ(とゆーのか?)を拾って
これなかったんだけど、前からそれに関してはどーにか打破しなきゃなあというのが
課題だったわけですが、なんとか、その壁を少しずつ乗り越えられる気がしてきた。
次に行くんじゃないかってわくわくしてるよ。
音楽なんかからもインスパイアされる事は、はっきり言って皆無だった訳だし。
今日はそんな妄想ヴォヤージュができてとてもとても発見だった!
文字も、結局別に英語がうまくなってる訳じゃないから、わかんない言葉だらけだけど、
だから結局スキミングしてるだけなんだけど、
(それは日本語読むときも大して変わんないかも。。。)
つまり超斜め読みなんだけど、それでもねー、うれしいんだよ、
そこから色々いいもの拾えて来れる気がするんだ。



最近の落書き。








そしてまたこんな事してたら夜は更けてゆく。。。むー。。
おやすみ。

drawing。

2008-11-12 10:29:45 | 作品・学校

すんごく久しぶりにドローイングのワークショップに参加。私以外に、1、2人しか居なかったけど、ワークショップをやってるお姉ちゃんともはなせたり、(なかなかぶっ飛んでるファインアートな人だった。)なんだか、いろいろ、難しい事を考えずに、要はスポーツのようにフィジカルにドローイングをするっていう、とてもリフレッシュできたワークショップだった。
なんだか、そうだ、しばらくこんな事やってなかったなあっていう。

ページのデザインとか、レイアウトとか、考えずに、体が動くように、絵を動かす。
で、ある時期に、かちっと、自分の動きと、絵が、リンクするときが有る。一瞬ね。

あ!やった!

みたいな。

そんなのがひさしぶりにあってすんげえうれしかったな。


下のは最近の落書き。寒い海にとびてえなあ。




寒いと体が軽くなる。


載った本が届きました/最近の落書き/テキスタイルになる!

2008-11-06 15:18:51 | 作品・学校

robert parkeharrisonのflying lessonという写真を、本の中で見つけた。
その行き過ぎな詩的要素がが逆に劇画チックで好いのかも。
それにしても、関係なしにすてきなイメージ。
スタジオの壁に貼ってある。



エドガーアランポーの群衆の人。
絵本にする図書館の住人たちも、この短編に出てくる老人みたく、当ても無く、当ても無く、知識の中をさまよう。


遂に届きました。illustration book pro 02. 超立派な本です。載せてもらって本当に光栄也。




138-139ページに載ってます。見てね。





textile科の友達に織って頂きました。
でっかいプロジェクトじゃなくって、コーヒーブレイクみたいな、
肩の力が抜けた小さなお遊びコラボをやっていこうというプロジェクト。
たのしーじゃーん、ってか、テキスタイルになるっていう、その、変身ぶりに、わくわくする!
また織ってくれるので、したらまたupしよう。楽しみつつ、未知の世界だもんね、微妙に実験しつつ、
楽しみつつ、続けられたらいい。

わくわくしてたら、昼夜逆転です。鳥がちゅんちゅんいい始めたところで、おやすみなさい。

海沿いに行ってきた。

2008-11-01 06:42:58 | 日記
めっささむい金曜の昼に、海沿いに行ってきました。


一瞬雨も降ったけど、なかなかイイ天気でした。


働く海の男。


雨が降ってきて、急いで入ったパブではなんとlive jazzが。なんてこったい。行き当たりばったりなのに、ステキな旅だ。
interplay jazz とゆー人たち。


ちょっと席が遠かったけど、演奏家たちを描きました。最後にあげてきました。ウェブサイトに載せてくれるそう。わーい。


そのライブがあったパブ。the ship.interplay jazz は毎月最終金曜にここでやってるらしい。今度また来いってさ。
そのときは近くで描かせもらおう。


夕日もきれい。


fishermen's co'op 生協ですよ! ホタテ(生!いきてる!)がなんと一ポンド
4つ買って、一つ刺身に、三つはバター焼き用にお買い上げ。なんて贅沢。



日も暮れてきました。 おやすみなさい。