覚書

イラストレーター進士遙のブログです。
随時更新。お仕事も随時ウエルカム。

上海覚書

2006-09-18 23:25:06 | 上海
友達Sと連れ立って歩いた上海。遊んだあそんだ!
遊びすぎて次の週風邪引いたけど笑。

ショッキングな場面に出くわせば出くわすほど楽しい。


七浦路のchaosっぷりは素敵で素敵で。


ロンドンでできなかった(←一時間2400円!)スケートをなぜか真夏の上海で。


上海で絵描くって、楽しいけど大変。


食った食った!楽しかった!

針風邪雑誌、旅行熱。

2006-09-08 23:16:14 | 上海
今週は上海じゃないようなくらい、涼しい日が続いているんですが、
私自身風邪を引いて、部屋にこもりっきりでした。
あーもったいない。。。
あんまり身体がだるいんで、病院にいって、風邪を見てもらうついでに
左の腿の間接がちょっと痛かったので、それも見てもらいました。
風邪の方は大分回復。脚も、二回針をうってもらいました。

怖いけど、ききますよ、針。
結構長めの針を耳の後ろにぷすーっと。
あと、腰に3,4本ぷすぷすっと。これはちょっと痛かった。
もぞもぞ動くと刺さってる感じがもろわかります。

でもね、腿完全になおった、まではいえないまでも、
まげても痛くないくらいにはなりました!わーい。
これでもうちょっと運動できるかしら??(する気があるかは別として)

今回上海に来ておどろいたのが、書籍の装丁が昔よりずいぶんと
良くなったこと。比例して値段も上がっているんだけれど、
日本にあるハードカバーとか、ああいうのも売り出してるって
すごい変化だな。
更にびっくりしたのが雑誌の数。
ちょっと昔、(っていっても上海には大昔か。6,7年くらい前)
ファッション雑誌なんかはぺらぺらの3ミリ厚。
紙はわら半紙、印刷はもちろん白黒、手で触ると、粉っぽい感じ。
写真は80年代の、どっからか切り取ってきた(ほんとにはさみで
切り取ったあとがある!)肩パットの入ったジャケット着てる
西洋人とかの写真。それが、気がつけば、
VIVIとか、OGGIとか、VOGUEもでたし、FIGAROもでてる。
最近は旅行雑誌が大流行みたいで、裕福な、旅行にいけるかも?層を
ターゲットに(でも時間とお金の都合でなかなかいけない)大分売れている
模様。ナショナルジオグラフィックだって、トラベラー版とあわせて
2つを簡体字で売り出してるし、ほかの旅行雑誌で組んでる特集も
インドだったり、モロッコだったりと、一昔前(注。。。って一年前くらい?)
の欧州熱から早くも衣替えの様子。
旅行書といえば、はやりまくってるのが中国辺境へいく「自助遊」。
いわゆる、ツアーには参加せず(中国の旅行は大体がツアーになってた。
もともとツアーとか、正式な団体や申し出がないと入れない地区が
沢山あったためと思われる。)自分でチケットやホテルを手配して、
車を運転したり、安宿に泊まって長期にわたって長距離を移動するような、
バックパックまでは行かないけど、まあ、それに近い感じ。
その自助遊にいってきました!っていって書いた本の多いこと多いこと!
大体が色濃い目に印刷された写真、使った四輪駆動に、
ローカルな人々の写真。行き先はチベット、ウイグル、モンゴル、雲南
などなど。とくにチベットは今年から青蔵鉄道もできて、ほんと、
すごい人気。
なんか、日本とかで90年代初頭(だったかな?)はやった
(そして今もはやってるけど)アジア放浪、のあの流行さえ、
この1年かで、一気に飲み込んでしまうんだから、これまたすごい。
海外に自由に旅行できるようになったのだってここ何年かのことなのに。
十何年前までさかのぼると国内旅行だって限られてたのに。

すげえなぁー、もぉ。

卒論について。

2006-07-28 19:02:52 | 上海
今回上海滞在はなんと2ヶ月にもなるんですが、
じゃあ一体何をしているんだ、というと、
卒論です。

テーマは中国の絵本事情について。
改革開放から20余年、出版小売市場がやっと開放され、
外資系の出版会社がこぞって中国に現れるようになった。

そんな中、絵本を売ろうと試みる出版社も現れてきた。
で、私が知りたいのが、ココの部分。
絵本は良いが、なかなか市場に受け入れられないらしい。
絵本が今まで中国にほとんど無かったから?
絵ばっかりで字が無い本なんか、お母さんたちは買ってくれない?
情操教育<知識教育だから?
単価が高い(普通の本が5元、10元、ハードカバーの絵本は20元、30元)?
一部の人しか買えない?

そんな中彼らはどうやっているんだろう。
その活動の中で絵本の位置はどう変わってきているんだろう。
これからどうなるんだろう。

そういう疑問からリサーチを始めたわけですが、
これがまた、難しい。
中国の絵本情報に詳しい人に話を聞いたりもしたけど、
やっぱり政治経済社会学、色んな難しい問題も絡んでくるし、
そして何より、その問題が素人にはよく見えない。
でも、逆に全然荒野だと思っていた中国の絵本事情も
そうでもないらしいってことも分かってきた。
読み聞かせや、絵本の通信販売も都市部では活発になっているらしく、
正に黎明期。作家自ら講演をしたり、大学の教授が講座を開いたり、
絵本コミュニティが出来ていたりと、結構面白い!
まだまだテーマは絞んないといけないけど、うまくいくといいなあ。

ただ、やっぱり悔しいのが私の中国語のレベルが中途半端だということ。。。
ほんっと、悔しいなあ。ただでさえ中途半端だったのに、
この3年でさらに後退。
完璧に喋れるわけでも、文章が書けるわけでもないし、
それは英語でも同じで。
勉強しなきゃな、勉強しなきゃな。。。むー、むー。

あと、知識も足りないし、自己PR力も足りないな。。。

反省で始まります、この夏。頑張りますよ!!