今週に入ってから、今までの猛暑が嘘のように涼しくなりました。
空気が澄んでいるためか、久しぶりに青空が広がっていました。
サンゴ樹が赤い実を枝中に付け重そうに風に揺られていました。
実の付き方が、丸く加工された赤い珊瑚の飾りに似ているところから
サンゴ樹と呼ばれるようになったと言われています。
はち切れそうに膨らんだ赤い実。
このサンゴ樹の赤い実は、
私にとって季節の移ろいを知らせてくれる大切な木々の一つです。
毎年、長居植物園のサンゴ樹が赤い実をいっぱいに付け始めると
「あぁー、今年の夏も、もうすぐ終わりだなぁー」と、思います。
そして、かすかな秋の気配を、吹く風にも感じられようになります。