カラカネニュース

NPO法人カラカネイトトンボを守る会の行事を紹介しています。

★かえるの学校入水装置設置

2010年04月18日 | 行事

 

 かえるの学校での入水装置設置を行いました。入水装置とは、茨戸川からくんだ水をパイプを通して遠くのビオトープまで運ぶ装置です。雪解けの影響で土が大分ぬかるんで、なかなかパイプが安定しませんでしたが、佐藤君と彼のお父様とで無事設置しました。かえるの学校のビオトープの中には、エゾアカガエルの卵塊がありました。無事に孵りますように…


★カワセミ営巣場所整備と湿原の土嚢積み

2010年04月17日 | 行事

 
(写真:とんぼの学校の前で)

 今年は雪解けが遅かったため、1週間延期にした、カワセミ営巣場所整備。そして今回はさらに、カワセミの営巣場所を整備した際の土を土嚢袋に詰めて、湿原の乾燥化を防ぐための土嚢積みを行いました。天候も悪くなく、作業日和でした。

  

 最初はとんぼの学校で営巣場所の整備と、土嚢袋に土を入れる作業でした。トイレの設置作業もあったのですが、ここでアクシデントが…
なんと、トイレを設置する際トイレの建物を固定する杭が1本しか見つからず、残りは雪の中。そこ掘れワンワンここ掘れワンワン、作業そっちのけで高校生たちが掘りましたがが、結局見つからず急遽木を使って固定しました。
 作業を再開し、会の大人の方々と高校生の頑張りで、午前中の営巣場所整備、そして土嚢袋の土詰め80袋は無事終了しました。

 

 さて、続いて午後からは、いよいよ土嚢積み。1袋10㎏以上ある土嚢をみんなで2カ所、運びました。そして、1カ所ずつ土嚢を積んでいき、足で踏み固めて隙間に土を詰め、最後に杭を打って完成です。

 
(写真:左 土嚢積み 右 土嚢を踏み固める作業)

 
(写真:左 杭打ち作業 右 完成した土嚢積みの場所)

 今年度最初の行事ということもあり、なかなか上手く進めることができませんでしたが、何とか無事に終了しました。


★イエローレシートキャンペーン

2010年04月11日 | 活動

 

 

 4月11日の湿原観察会の後に14時からイオン石狩緑苑台店にて「幸せの黄色いレシートキャンペーン」の贈呈式が行われました。「幸せの黄色いレシートキャンペーン」とは、買い物をした後のレシートを、お店に設置してある地域のボランティア団体などの名前と活動内容を書いた投函BOXに入れていただくとレシート合計金額の1%が地域ボランティア団体などに希望する品物で寄贈されるというしくみです。まず、14時からは前回2月11日に行った分の贈呈式が行われ、会長の大山さんが代表して受け取りました。

 

 

 贈呈式終了後は、会員と高校生たちで投函ボックスの前に立ち、レシートを投函していただくために呼びかけを行いました。はじめのうちは恥ずかしがっていた高校生たちですが、活動していくうちに徐々に慣れ、自分から進んでお客さんに声をかけにいくようになり、とても頼もしく思えました。

イオンでお買い物をする際には是非、「幸せの黄色いレシートキャンペーン」にご協力ください!よろしくお願いします。

 

 

 


★春の湿原観察会

2010年04月11日 | 行事

 春の湿原観察会が行われました。拓北生と、加藤先生、綿路先生、カラカネJr.など、計15人が参加しました。埋立て状況の確認と、今年は湿原の乾燥化を防ぐため、湿原からの水の流出を抑える土嚢積みの下見も行いました。

 

(写真:側溝や板の隙間から水が流出しています)

 埋立ては刻一刻と管理地に迫っています。高く積まれた残土の山を見る度に状況の深刻さを感じます。また、本会の管理地を示す看板もねじが外れ、取れてしまっていました。

 

 本会の管理地No.5の看板の周りには、以前にも増して資材やコンクリート、鉄骨などが置いてあり、No.5の看板がどこにあるのか探してしまいました。

 

(写真:左 管理地No.6の看板とその周り 右 看板近くのコンクリート片と砂利の山)

 今年は何とか赤字を減らし、寄付を募り、湿原北地区の買取りを進められるよう、会員同士協力していきましょう!


★2010年度通常総会おわる

2010年04月10日 | 行事

 今年も通常総会が行われました。参加者は高校生も含めて45名、うち委任状27名分の提出がありました。
 今回は、主に会計について話し合われました。昨年度までの会計方法を改め、予算統制を行い、一刻も早く赤字を減らすことができるよう、行事などでも経費の節約を行っていく方針となりました。
 また、篠路福移湿原は、埋立てが一向に止む気配もなく、会計は赤字で土地を購入することもできずに昨年度は終了しました。そして、湿原の隣には「篠路福移の森緑地」という、森とパークゴルフ場の造成計画が立てられています。さらには、ゴミの最終処分場の建設もあります。

 会長曰く、本会はまさに「四面楚歌」です。
 しかし、会員の皆様のご支援・ご協力でこの苦難に立ち向かっていきましょう。