今年は例年よりも雪解けが遅く、作業が遅くなってしまいました。祝日にも関わらず、旭丘・拓北生、大学生をはじめとした25人の方々が集まりました。その中には、カワセミの写真を撮ろうと観察を頑張っているカメラマンの方もいました。こうした行事に参加して下さったカメラマンの方は初めてで、これをきっかけに他の行事にも参加していただけたら嬉しいです。
土壁には、もうカワセミが2つほど巣穴を試しに掘っていて作業中も鳴きながら「僕たちのお家をどうするの!?」といわんばかりで様子を見に来ていました。
たくさんの方々の協力もあり、作業は約2時間で終了。
年度初めで、一番の力作業であるこの行事。カワセミの営巣場所の土壁を削る作業、下にたまった土を取り除く作業と、その削った土を土嚢袋に詰め運ぶ作業、残りの土を一輪車を使い運び出す作業、全て人力です。その大変さといったら1回体験しないとわからないかもしれません。そんな中でも高校生たちは泥まみれになりながら一生懸命頑張っていました。大学生も大人も負けてはいません。汗だくになりながらも土嚢を運び続けていました。
西村さんのパンと、それぞれ持参したおにぎりやお弁当、そして温かいお茶と共に昼食。一汗かいたあとの昼食はひと味違いました。
今回初めての外での活動をした旭丘高校生物部の新入部員は、みんな口々に「楽しかった」と言っていました。
カワセミの巣作り、繁殖行動が無事に行われますように・・・