カラカネニュース

NPO法人カラカネイトトンボを守る会の行事を紹介しています。

★第13 回ホタルの光観察会 ほたるきらりんハウスが完成

2008年07月25日 | 行事

(写真:上 完成したほたるきらりんハウス、ハウスで成虫になったヘイケボタル 
下左 小学生が鋭い質問 下右 あいの里東中学校合唱部の歌声が響く)  

 今年のホタルの光観察会が7月25日夜開かれました。会場の拓北高校玄関ホールは200人以上の来場者で一杯になりました。とくに子供連れのお父さんお母さんが目立ちました。最初に拓北高校理科研究部によるホタルの生態や光る仕組みの説明、化学反応で光を出す実験の実演が行われました。ここでは小学生の鋭い質問に部員が返答に詰まる場面もあり会場の苦笑を誘っていました。そのあと、このたび設置されたホタルハウス(ホタルの成虫が光を嫌って逃げ出さないようにする施設)の命名式が行われ、小学生が考えてくれた「ほたるきらりんハウス」と決定しました。
 引き続いてホタルコンサートが開かれ、あいの里東中学校合唱部の美しい歌声と拓北高校吹奏楽局の鮮やかな演奏に会場から大きな拍手が沸き起こりました。このあとホタル池に移動してホタル観察になりましたが、一度にホタルハウスに入れる人数が限られるため長い行列ができてしまいました。それでもホタルの光を見た人は「見えた、見えた」と歓声をあげていました。
 
            


★NHKTVが再び篠路福移湿原を放送  綿路理事(現事務局長)が出演し説明

2008年07月17日 | 活動

 (写真:左 カラカネイトトンボ 緑眼雄×赤眼雌  
右 ノハナショウブ、タチギボウシ 7月17日同湿原で )

 7月17日午後6時10分からNHKTV番組「まるごと北海道」のなかで篠路福移湿原について放送されました。篠路福移湿原については7月2日にも同じNHKTV「ほっからんど北海道」で取り上げられたばかりです。今回は「都会の湿原に生命を見つめる」とのタイトルで、カラカネイトトンボの羽化や産卵の様子が映されています。同時に湿原の生き物が減少しており、その原因として湿原の埋め立てにより20ヘクタールが4分の1の5ヘクタールに減少したことを指摘しています。
 
しかしそのなかでもカラカネイトトンボを守る会が買い取ったところでは、うれしいことにトンボの数が回復傾向にあることを綿路理事(現事務局長)が説明しています。また7年ぶりに「カキラン」の花を発見しました。綿路理事(現事務局長)は最後に「ここの生き物が死んでしまったらもう甦って来ない。ちっぽけでもいいから生命を受け継がせてやりたい」と語っています。    


★大山事務局長(現会長)がNHKTVに電話出演

2008年07月02日 | 活動
 7月2日午前11時5分からのNHKTV番組「ほっからんど北海道」に大山事務局長(現会長)が電話出演、キャスターの質問に答え、篠路福移湿原について説明しました。これは「ほっからんど北海道」の中の「シリーズエコ宣言」という続きもののコーナーで、道内で環境保護活動をしている人たちにキャスターが電話で話を聞くという形式になっています。今回は第8回目でした。この番組のあいだカラカネイトトンボや篠路福移湿原の様子が放映されました。大山事務局長は篠路福移湿原の現状についていろいろと説明しましたが、短い時間のため十分伝えきれませんでした。しかしこの放送を見て初めて篠路福移湿原を知った人も多くいるはずです。今回の放送で篠路福移湿原の知名度も向上し私たちの活動にプラスになることは間違いありません。