カラカネニュース

NPO法人カラカネイトトンボを守る会の行事を紹介しています。

★湿原のササ刈り

2009年04月25日 | 行事

 湿原にある本会の所有地のササ刈りを行いました。湿原の乾燥化を防ぎ、元々湿原に生えていた植物を増やすことを目的としています。
今年で3年目になりますが、徐々にササの草丈が低くなっているのがわかるようになりました。また、理科研究部の新入部員5名が参加し、初めての作業に戸惑いながらも一生懸命取り組んでいました。今後は拓北高校理科研究部が定期的に調査をしていきます。


★春の湿原観察会

2009年04月12日 | 行事

(写真:上 拓北生の打ち合わせ、下左 看板まで埋め立てが迫っています
下右 看板のすぐ側まで黒い残土が…) 

 春の湿原観察会が行われ、12名が参加しました。
 エゾアカガエルの産卵、湿原埋め立て状況などを観察しました。湿原の埋め立ては予想以上に進んでおり、ナショナル・トラスト運動で建てた看板の内側にまで残土が進入していました。また、エゾアカガエルの卵は例年に比べて少ないですが、確認することが出来ました。


★カワセミ営巣場所を整備

2009年04月11日 | 行事

  総会終了後、「とんぼの学校」につくられているカワセミの営巣場所の整備を26名で行いました。
 事前に旭丘高校生物部が営巣場所の雪かきを行い、雪も溶け土も乾いていたので、昨年のように運搬用土を運ぶ一輪車の車輪が回らなかったり、スコップにドロがへばりつくこともなく、スムーズに作業を行うことが出来ました。
 この作業のおかげもあって、今年もカワセミが巣を作りに来てくれましたが、今年のカワセミの雄は嘴が半分以上欠けてしまっています!佐藤美佐子さんと旭丘高校生物部が様子を観察していますが、今後の繁殖行動がどうなるのか心配です。


★2009年度通常総会終わる

2009年04月11日 | 行事

 カラカネイトトンボを守る会の2009年度総会が拓北・あいの里地区センターで行われました。総会には高校生を含め約50人の会員が出席しました。
 総会では、2008年度活動報告、同決算報告、2009年度活動方針、同予算案が満場一致で承認されました。また、篠路福移湿原の保全活動では、カラカネイトトンボ・ミズゴケ等の生息場所を増やすことを目標に再生計画を進めていくことが話し合われました。また、湿原近くに建設予定の「一般廃棄物最終処分場」については、今年の1月29日に道知事・札幌市長宛に白紙撤回要望書の署名を提出し、今後も訴えかけていくことが確認されました。
 さらに、今年から湿原の特別緑地保全地区指定の署名運動も始めることが提案されました。