カラカネニュース

NPO法人カラカネイトトンボを守る会の行事を紹介しています。

★ことしの昆虫採集教室

2008年08月09日 | 行事

(写真 みんな標本が出来たよ) 

 8月9日の昆虫採集教室にはお子さん連れのお母さん、カラカネイトトンボを守る会のスタッフなどを含め総勢50人近くの方が参加しました。なかには8月2日の観察会に参加したがもう一度、という方もいました。またNHKTVも取材に来ていて「ビックスモールン」のゴンさんも一緒に入ることになり、大変にぎやかなトンボ捕りになりました。まず拓北高校に集合、紙で三角ケースを作った後あいの里公園へ移動しトンネウス沼を一周してトンボを中心に昆虫採集をしました。大人も子供も一緒になって、大きなヤンマをねらったり、地道にイトトンボをつかまえたりと夢中になって捕虫網を振り回していました。昼食後は標本作りに挑戦しました。トンボの体が曲がらないようワラを通す作業にはみんな苦戦し、スタッフに手伝ってもらっていましたが最後には立派な標本が完成しました。


★トンボの標本作りに苦労

2008年08月05日 | 行事

(写真:トンボにとっては迷惑千万!) 

 道民教研究集会主催の講座が8月5日札幌西小で開かれ「守ろう!カラカネイトトンボの湿原」のタイトルで講義をしました。あいの里の自然の紹介、トンボの採集方法とトンボの教材化、カラカネイトトンボを守る会の活動、などについて詳しく説明しました。参加者は小学校教員、大学生、小学生、親子連れなど様々でした。トンボの捕まえ方の実演、三角ケース作りや標本作りの体験をしました。標本作りでは前日に捕まえておいた生きのいいトンボを使いましたが、トンボのしっぽにワラを入れるのに皆さん苦労をしていました。なかにはトンボに触れるのは初めてというお子さんもいました。さらにカワセミの巣作りの話や湿原保全、ナショナルトラスト運動の現状説明があり資金不足や埋め立て阻止について参加者の理解を求めました。


★雨の中カッパ姿ででトンボ捕り

2008年08月02日 | 行事

(写真:なにがいるのかな) 

 8月2日川の博物館主催でトンボ観察会が行われました。当日は運悪く雨天でしたが決行(昨年は雨天中止だった)したところ、家族連れをふくめ16人の方が参加しました。最初に博物館ホールでトンボの種類や生態について説明のあと、採集したトンボをいれる三角ケースを各自組み立ててもらいました。これで準備完了、採集場所のトンネウス沼へ移動。降りしきる雨の中カッパ姿で採集開始となりましたが、さすがにトンボは飛んでおらず、沼に網を入れ小魚やヤゴをすくいました。子供たちはびしょぬれになりながらも、沼の生き物を見つけては歓声を上げていました。「ヤゴを飼育してトンボになるのを見たい」とヤゴを持ち帰った子もいました。その後拓北高校理科室を見学、ここでもホタルの話を聞いたり、トンボの標本作りを体験したりで雨にも負けず頑張った成果があったようです。