カラカネニュース

NPO法人カラカネイトトンボを守る会の行事を紹介しています。

★「地下水位の低下が心配」 カラカネイトトンボとーきんぐ 

2008年11月16日 | 行事

(写真:全員輪になってフリートーキング)

 11月16日にあいの里地区センターで、今年度の「カラカネイトトンボとーきんぐ」が開かれました。会員を中心に31名の方が参加し発表、報告、フリートーキングが行われました。
 [発表] ◆拓北高校理科研究部…篠路福移湿原乾燥化防止の取り組みと人工池塘の生物相の遷移◆旭丘高校生物部…カワセミの営巣行動◆OBの吉沼さん…ホタルの放流活動の現状と課題◆佐藤美佐子さん…トンネウス沼とあいの里の動植物のスライド
 [報告] ◆鈴木理事…助成金とホームページ◆大山事務局長…トラスト運動の現状
 [フリートーキング] ◆トラスト運動については地元のロイズやニトリといった企業に協力を求めては◆買い取るまでの間は借用する方に力を入れてはどうか◆地下水位の低下が心配である、付近にゴミ最終処理場ができると水質にも大きな影響がでるだろう◆環境を守る活動に関心のない人にこそ情報を発信すべき◆専門の研究者にぜひ保全するよういろいろなところで発言して欲しい◆新聞やテレビの記者に関心を持ってもらいマスコミから保全の声を上げて欲しい◆市議会議員や道議会議員といった方達にももっと協力してもらう。


★第2回 「JR札幌駅パネル展」 を開催

2008年11月09日 | 行事

(写真:右 カラカネイトトンボを守る会のイベントには
必ず 「のぼり」 がお伴をします、下左 熱心にパネルに見入る人たち
下右 高校生も一生懸命に説明をする)

 昨年度に続き第2回目の「JR札幌駅パネル展」が11月6日から9日まで開かれました。パネルには湿原のトラスト運動に取り組む様子を中心に、湿原の動植物の写真や、拓北高校理科研究部の湿原の乾燥化対策の研究、環境大臣賞を受賞した日本水大賞の賞状なども展示しました。会場がJR札幌駅の西側コンコースということで人通りも多く、環境保護に関心を持つ多くの人が立ち寄ってくれました。なかには篠路福移湿原を初めて知ったという人や、30分あまりも熱心に質問をする人もおり、会の活動のPRに大きな効果を挙げました。またカラカネイトトンボを守る会特製のしおりやトンボ工作のプレゼントも好評でした。 4日間、午前10時から午後6時まで高校生を含め会員が交代で説明に当たりましたが、結果として、篠路福移湿原の近くに予定されているゴミ最終処分場の反対署名に協力していただいた方が198名(署名簿は今後さらに署名を増やしたあと12月中に北海道知事、札幌市長に提出する予定)、湿原買取一坪基金に寄付していただいた方が2名(1口5,000円×2)、正会員になっていただいた方が1名、一般の寄付が3名(4,000円)、絵葉書の売り上げが4,800円でした。