林の中、日が当たらない木の下にオオウバユリがキレイに花を咲かせていました。
名前の由来は「花を咲かせるときには、葉(歯)が落ちるのでお婆さんのよう」というところから来ていると言われています。しかし花の下にはしっかりと大きな葉っぱが開いていました。
オオウバユリは一回繁殖型の多年草です。一生のうち一回種を作り、そのあとは枯れてしまう植物です。その一回のために6~8年程の年月をかけて栄養を貯め、最後の年に600個程の種子を作ります。ですので、この花は6~8年ほど前に芽を出して、今年で一生を終えるのですね。
なんだか、歯が抜けてヨボヨボの姥というよりも、長年生きてきてたくましいお婆さんのような感じがします。
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