ここ数日30℃前後の暑い日が続く中、田んぼでの生き物採集とホタルの観察会が7月31日に行われました。生き物採集は16時から、観察会は19時からと、日中の暑さとは打って変わって過ごしやすい気温の中、イベントが行われました。
「田んぼde生き物探し隊」は今年から初めて行うイベントです。あいの里に住む農家の柳原さんにご協力いただき、田んぼに生息するカエルやヤゴなどの生き物採集を行いました。今まで本会では茨戸川やトンネウス沼での生き物採集は企画してきましたが、田んぼでの生き物採集は初めての試みでした。
今回のイベントでは多くの子ども達が参加し、泥だらけになりながらも楽しんで生き物を捕まえていました。たった30分という短い時間でしたが、たくさんの生き物を捕まえることができ、田んぼの生き物の多様性を実感することができました。
夜は茨戸川緑地で「ホタルの光観察会」が行われました。今回のイベントでは子どもからご年配の方まで、多くの地域住民の皆さんが参加して下さいました。始めに行われたホタルについての解説やクイズコーナーでは、ホタルの意外な実態や光る仕組みに、皆さん驚かれていました。その後外に出てホタルを探しました。昨年・今年と茨戸川緑地に放流したホタルの幼虫が成長し、無事成虫の光を観察することができました。
｢田んぼで遊ぶ｣ことも｢ホタルを見る｣ことも、昔はごく一般的なことだったと思います。今ではそんな身近な自然とふれ合う機会は少なくなってきました。本会では今後も身近な自然を見て、触れて、学べる活動を続けていきたいと思います。今回の行事に参加して下さった皆さま、ありがとうございました！
