私が利用しているブログには、「マンツーマン550円の中国語」や、「できるまで無料の中国語」などの広告が差し込まれますが、細かい条件は別にして、対面レッスンでこの料金で仕事を引き受ける先生?、あるいは提供する経営者が存在することには感心します。ま、私が嫌味を言わなくても、実際にこのような仕事を受ける中国人の方が、優秀な先生である確率は、万に1人とは言えませんが、100人に1人いればかなりラッキーだと言えます。550円は極端でも、昨今は「企業研修を承ります」と強烈なアポ取り電話をかけている業者でも、中国語の企業向け講師派遣の価格が5,000円を切り、4,000円台に突入しているようで、これは弊社が提供する中国語研修価格9,000円(税別)の半分以下になります。
もちろん、中国語上級者で、環境から遠のき、「話し相手が欲しい」と言ったニーズなら教えるスキルがなくても、せめて普通話が話せればOKでしょう。ただ、その普通話さえ中国人の1割程度しか正確に話せないのが実情で、先日、講師経験者にも関わらず、あり得ない発音を堂々と普通話です!と主張する中国人もいました。
私どもで2006年から実施している中国語講師の実力試験「中国語教育能力検定」は、一般、弊社面接試験も含めて1,000人近いサンプルがありますが、最低ラインを7割に設定して合格者は50人程度しかいません。中国語のピンインについては、平均正答率が55%。中国人だからと言って、中国語を教えるレベルにほぼないわけです。さらに本来学力も高い大企業の社員に、体系立て文法を指導できるレベルとなると、さらに厳しくなります。
逆に言えば、大手語学学校で、かなりいい値段をとっているレッスンでも、実際にその価値があるかは疑わしく、極論ですが、1時間6,000円、つまり1分100円として、その先生が1分教えてくれる度に、受講生から100円ずつもらってみればどうでしょう?創業当初から検定試験や研修を繰り返してきて7年、結論としては、優秀な中国語講師は希少だと言うことです。学問的知識以外にもコミュニケーション能力まで要求されるわけですから、そんなに優秀な人が不定期な講師の仕事ができる確率はなく、社会ですでに忙しく活躍していると考えるべきでしょう。
もちろん研修単価は講師の時給ではありませんが、斡旋料でもないのです。講師の採用、教育は当たり前として、本社の責任者が客観的、あるいは時には直接、企業の受講生とつながり、学習方法のアドバイス、さらには語学以外の情報提供をどこまでできるか?企業(人事部)⇔受講生⇔講師⇔研修会社の四位一体となって初めてレッスンの価値は決まります。ま、「レッスン」と便宜上言ってますが、企業研修は、語学の指導であり、学習方法のアドバイスであり、現地についての情報提供であり、最終的には、企業人が現地でパフォーマンスを発揮できるようにするコンサルトであるべきです。理想を大きく語りましたが、現実は厳しい・・・精進します。
もちろん、中国語上級者で、環境から遠のき、「話し相手が欲しい」と言ったニーズなら教えるスキルがなくても、せめて普通話が話せればOKでしょう。ただ、その普通話さえ中国人の1割程度しか正確に話せないのが実情で、先日、講師経験者にも関わらず、あり得ない発音を堂々と普通話です!と主張する中国人もいました。
私どもで2006年から実施している中国語講師の実力試験「中国語教育能力検定」は、一般、弊社面接試験も含めて1,000人近いサンプルがありますが、最低ラインを7割に設定して合格者は50人程度しかいません。中国語のピンインについては、平均正答率が55%。中国人だからと言って、中国語を教えるレベルにほぼないわけです。さらに本来学力も高い大企業の社員に、体系立て文法を指導できるレベルとなると、さらに厳しくなります。
逆に言えば、大手語学学校で、かなりいい値段をとっているレッスンでも、実際にその価値があるかは疑わしく、極論ですが、1時間6,000円、つまり1分100円として、その先生が1分教えてくれる度に、受講生から100円ずつもらってみればどうでしょう?創業当初から検定試験や研修を繰り返してきて7年、結論としては、優秀な中国語講師は希少だと言うことです。学問的知識以外にもコミュニケーション能力まで要求されるわけですから、そんなに優秀な人が不定期な講師の仕事ができる確率はなく、社会ですでに忙しく活躍していると考えるべきでしょう。
もちろん研修単価は講師の時給ではありませんが、斡旋料でもないのです。講師の採用、教育は当たり前として、本社の責任者が客観的、あるいは時には直接、企業の受講生とつながり、学習方法のアドバイス、さらには語学以外の情報提供をどこまでできるか?企業(人事部)⇔受講生⇔講師⇔研修会社の四位一体となって初めてレッスンの価値は決まります。ま、「レッスン」と便宜上言ってますが、企業研修は、語学の指導であり、学習方法のアドバイスであり、現地についての情報提供であり、最終的には、企業人が現地でパフォーマンスを発揮できるようにするコンサルトであるべきです。理想を大きく語りましたが、現実は厳しい・・・精進します。