4月23日 (水)~26日 (土) 東京国際フォーラムで第100回日本消化器病学会総会が開催されました。日本消化器病学会は1898年に創設されて以来、110年以上の歴史がある学会であり、会員数は現在3万3千人にも上ります。当初は2~3年おきの開催であったり、戦時中は休会されていたこともあり、今年が第100回となる節目の会となりました。
今回の学会は当科からは自分のみの参加でしたが、「膵疾患に合併した膵外分泌機能不全に対するパンクレリパーゼの効果に関する検討」のポスター発表を行いました。自分のライフワークでもある膵疾患にとってパンクレリパーゼ (高力価の消化酵素剤) は画期的な薬剤であり、その臨床的有用性をお伝えできたかと思っています。
また、今回は第100回を記念した祝賀会が行われましたが、当科の前教授で恩師の澤武紀雄先生と渡邊弘之先生と御一緒させていただきました (写真:中央が澤武紀雄先生、右が渡邊弘之先生、左が筆者)。澤武紀雄先生は2年前にご病気をされましたが、今ではすっかり元気になられ、積極的に学会活動などをされていらっしゃいます。
今年の上半期は学会活動で多忙になりそうですが、頑張ってゆきたいと考えています。
文責 大坪公士郎
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