今年から研究員としてこちらでお世話になっている福田です。 今回記念すべき初ブログですが、よろしくお願いします!
11月21- 22日に東京で行われた日本肺癌学会に参加してきました。
今回の総会では「肺癌の予後改善に向けての挑戦」をテーマとしており、分子標的治療に関するテーマを主要演題として多く取り上げられた他、 内科、外科、放射線科、病理など多くの専門分野の演題が多数ありました。
当教室からも矢野教授、竹内先生、佐野さん、福田が発表しました。
国際シンポジウムで発表された矢野教授
演題/Mechanisms of EGFR-TKI resistance and therapeutic strategies in lung cancer
ワークショップで発表された竹内先生
演題/BIM遺伝子多型に起因するEGFR-TKI耐性とHDAC阻害薬併用による耐性克服治療戦略
ワークショップで発表された佐野さん(中央)
演題/発光イメージングシステムを用いた小細胞肺がん多臓器転移モデルにおけるHsp90阻害薬の効果
私は一般演題で発表しました。
演題/EGFR遺伝子変異陽性肺がんにおける新規治療標的Aki1の制御法開発
学生時代はずっと農学系にいましたので、今回初の癌研究での発表でした。 正直、これまで味わったことのない学会の空気感に2日間緊張しまくっていました (発表は2日目の最後でした。。)
しかも今回、アメリカに留学された山田先生の代理として発表を任されており、絶対に失敗できないという思いで一杯でしたが、お陰様で無事に乗り切ることができました。 ご指導ありがとうございました。
学会では、臨床に関する発表が多かったのですが、 治療に結びつく実用的な研究の必要性を実感させられると共に、今後研究を進めていく大きなモチベーションが得られました。 来年は、自分の研究成果を発表できるように頑張っていきたいと思います。
(おまけ)
学会終了後、やってきました
学会終わった後、
地上450mからの東京の夜景は想像以上に壮絶でした。 平日の夜はすぐに上まで登れます。おすすめです!