2016年5月30日から6月1日にかけて大分県別府にて日本がん分子標的治療学会学術集会が開催されました。
当教室からは矢野教授、山田先生とともに私、谷本も参加いたしました。
学会場では多数の研究者の先生方が最新の成果をご発表されており、九州の地震の影響も少なからずあったかと推察されましたが盛況でありました。演題を拝聴するたびに考察の深さと精細な証明に感銘を受けました。特に印象に残ったのが「エクソソーム・miRNAを標的とした癌の早期診断」と「long non-coding RNAを標的とした新規治療」であります。後者に関しては以前私自身が論文検索を行った当時は具体的な治療戦略が見当たらず、今回の学会にてめまぐるしい発展性をみることができました。
私にとって今回が初めてのワークショップでありましたが、竹内先生のご指導のもと無事に終えることができました。現在進行中の複数のプロジェクトを再度発信していきたいと考えております。
大分はとり天、唐揚げなど揚げ物が名物であり、500g/日で摂取を続けていたため、3日間で2kg以上の増量に成功(?)しました。
最後にこのような発表の機会を与えてくださった矢野教授、竹内先生および当教室の先生方に深く感謝申し上げます。
文責 谷本