金沢大学がんセンターブログ

金沢大学がん高度先進治療センター医局における
日々の出来事を適宜更新していきます。

第44回日本膵臓学会大会 (於 仙台)

2013-07-31 18:58:37 | 日記

去る7月25日、26日の2日間仙台市で第44回日本膵臓学会大会が開催されました。

 

昨年の山形市での開催に続き、2年連続で東北地方での開催になります。

本学会では、自分は超音波内視鏡 (EUS) に関する演題「自己免疫性膵炎における超音波内視鏡下穿刺吸引術 (EUS-FNA) の診断能に関する検討」を発表しました。膵臓学会はその名の通り、膵臓の専門家が集うややマニアックな学会ですが、あまり想定していなかった細かい質問をいくつか受けました。また、今回の学会では「膵癌に対する免疫療法」に関するシンポジウムが設けられました。膵癌における免疫療法をテーマにしたセッションは今までほとんどなく、大変興味深い内容でした。

学会前日には普段一緒に仕事をしている消化器外科の先生方と食事をしました (少し暗いですが)。

宮城の地酒や海産物を堪能させていただきましたが、普段の疲れが癒され、大変楽しいひと時を過ごすことができました。

1ヶ月後には日本臨床腫瘍学会で再び仙台に訪れることになりますが、最新の知識を吸収し、有意義な学会にしたいと思っております。

文責 大坪公士郎


焼卓2013

2013-07-25 11:48:03 | 日記

矢野です。2012年4月より、藤村政樹先生からバトンを引き継ぎ、金沢大学医学部卓球部の顧問をしています。

また、2008年に金沢大学OB上野恵先生(石川県立中央病院脳神経外科)が結成された宝町クラブで実際に卓球もやっています。

 7月20日には、宝町クラブと金沢大学医学部、金沢医科大学の合同で焼卓2013を開催しました。

 午前9時から医王山スポーツセンターで合同練習をしました。

 

40名を超える参加者の熱気と、かねてからの猛暑でフラフラになりながらも4時間の練習を行いました。

夜には市内の焼き肉店で焼き肉を堪能し、英気を養いました。

 金沢大学医学部卓球部は、男子は昨年の西医体、今年の西日本医歯薬ともに団体戦準優勝でしたが、来月の西医体では優勝を狙っています。女子も強力な1年生の加入で、団体戦・個人戦ともに上位進出を狙っています。

 焼き肉のパワーで、男女ともに頂点を勝ち取ってほしいものです。


H25年度第1回地域緩和ケアセミナー

2013-07-24 19:16:46 | 日記

6月9日(日)に、近江町プラザで「がんってなに?」の講演をしました。

済生会金沢病院の龍澤泰彦先生や木村美代さんが長年開催されてきた手作りの会で、

県内の医療従事者のかたがたの他に、医学部学生も参加していたアットホームな雰囲気でした。

がんについての初歩的な話や「遺伝子検査によるがん予防」など最近のトピックスも少し紹介しました。

講義の後、グループに分かれてのディスカッションを行い、最後にグループごとの発表を行って終了しました。

金沢大学附属病院も在宅ケアを行ってくれる方々との連携が重要な課題となっていますが、このようなスタッフが石川県にいることがわかり、心強い思いがしました。

龍澤先生や木村さんは「石川県がん安心生活サポートハウス・つどい場はなうめ(がんサロン)」のお世話もされており、これからもお手伝いしたいと思います。

グループごとの発表のシーン。みなさん頑張って発表されていました。


iCS

2013-07-24 19:05:40 | 日記

 

今年度から、金沢大学附属病院の外来化学療法室はiCSを開催することにしました。

iCSは、化学療法のスキル、副作用対策などを全ての院内スタッフとともに勉強する会です。

iPSみたいな名前がいいという声を尊重し、べたですがいいケモセミナーという名前を付け、すでに4回開催しました。

開催日   タイトル                           講師

4月22日  皮膚障害への取り組み      外来化学療法室 海野泰好さま

5月  8日  化学療法中の栄養支援        栄養管理部 古一素江さま

6月  6日  抗がん剤の暴露対策              薬剤部 川岸篤史さま

7月18日  経口抗がん剤の副作用対策とお薬手帳 薬剤部 吉田幸司さま

 

30分で終了するお手軽勉強会で、看護師・薬剤師が中心となって講演や司会をしています。

毎回40名近いかたが参加してくれていますし、和気あいあいとした雰囲気で活発な質疑もあり、私も大変勉強になっています。

山田忠明副室長の横顔

次回は、9月19日17時30分から(場所未定)です。多くのかたの参加をお待ちしております。

 

 


化学療法のポケットガイド

2013-07-24 19:00:53 | 日記

今年も、金沢大学附属病院化学療法ポケットガイドが完成しました。

当院では、石川県がん拠点病院としてがん化学療法のレジメンをまとめたポケットガイドを2009年から発行しています。

今年で5冊目となりましたので、ならべてみました。

外部の病院からも配布希望が多数寄せられ、喜んでいます。

作製を担当してくれている外来化学療法室のスタッフに感謝しています!

 


ATS 2013

2013-07-24 18:52:38 | 日記

2013年5月20日に、アメリカ胸部疾患学会(ATS)のMeet the Professorの講演をおこないました。

私はATSのメンバーではありませんが、日本人メンバーのご推薦をいただき、大役が回ってきました。

徳島大学の西岡先生(中央)と後東先生(右)とともに(フィラデルフィア国際会議場)

 

今回のATSは、アメリカ独立の地(1776年7月4日にこの地で独立宣言に署名がなされました)であるフィラデルフィアの国際会議場で行われました。

お昼の1時間、ランチを食べている聴衆の前でのプレゼンとなりました。

Meet the ProfessorでNovel Acquired Resistance Mechanisms of Molecular-Targeted Therapy for Lung Cancerを講演。

購入したてのPC (Windows 8)の反応が今一つで苦労しましたが、活発な質問も受け楽しい講演となりました。

夜のフィラデルフィアの街

 


栃木(獨協大学・自治医科大学)での講演

2013-07-24 18:49:50 | 日記

4月18日に、宇都宮市で講演をしました。

獨協医科大学泌尿器科の釜井隆男教授のお招きで、

自治医科大学泌尿器科の森田辰男教授に座長をしていただき、「骨転移のメカニズムと分子標的治療」を話しました。

泌尿器科の先生が中心で、骨転移を大いに語り合いました。

講演会の後、釜井先生と水野智弥先生とともに「みつわ」で楽しい食事をいただきました。

釜井先生、ありがとうございました。

左から釜井教授、矢野、水野先生


9th Joint Conference of AACR-JCA

2013-07-23 14:48:35 | 日記

 

2013年2月21日~2月25日にマウイ島(ハワイ)で第9回AACR-JCA(日本癌学会)の 

ジョイントカンファレンスがありました。矢野が参加し、「ボリノスタットによるEGFR-TKI耐性克服」を発表してきました。

600名以上の参加者があり、高いレベルで議論が交わされました。

 徳島大学から参加した後東先生(左端)らと

会場のHyatt Regency: 朝の風景

 


第99回日本消化器病学会総会

2013-07-08 14:41:31 | 日記

平成25年3月21日(木)~3月23日(土)の3日間、鹿児島にて第99回日本消化器病学会総会が行われ、大坪先生は「膵癌における消化管出血症例の検討」、私は「当科における進行膵癌に対するエルロチニブ+ゲムシタビン併用療法の検討」といった演題で発表してまいりました.

あいにくと天気は雨が多く、桜も散り気味で残念でした.

会場の城山観光ホテルから.雄大なはずの桜島、全然見えません・・・.

3月22日の晩は発表の打ち上げということで、梅屋さんで豚、鳥、牛タンしゃぶしゃぶをいただきました.おいしかったです.

鹿児島は2度目だったのですが、食べものもおいしく、見どころもたくさんあり、大好きな土地です.また機会があったら訪れたいものです.

 最後に、鹿児島中央駅で愛想を振りまいていたゆるキャラ、ぶたまろ君の写真を.なんだか配色が隣県の●●もんとそっくりなような気が・・・.Googleで検索しても画像がでてこないところをみると、これから売り出し、のようです.くま●●のようにメジャーになりますよう、検討をお祈りいたします.

                                                                                 文責 毛利


石川大輔先生・送別会(金沢)

2013-07-01 10:09:36 | 日記
大学院生兼医員の石川です。
このたびは2年間の国内留学を終えて、無事に新潟に戻ることになりました。
このため去る6/6、山田先生主催のもと送別会を開いて頂きました。
 
医局・病棟含めて沢山の方々に集まって頂き大変に恐縮でした。
とはいうものの、一次会までなら良い思い出だったのですが・・・
 
 
 
 
 
二次会のカラオケ・ダーツバーの件から記憶が無く、以下の写真を拝見させていただき真っ青になった次第です。
 
 
 
この醜態、師匠の竹内先生にはどうと謝罪を述べて良いのやら・・・
 
 
どうもすみません(?)
 
 
 
 
働きやすい病棟での業務と並行して、わずか2年間の間に論文を仕上げさせて頂いて、金沢の皆様には大変に感謝しております。
 
 
 
皆様から賜った指導・教訓を活かし、今後も新潟の地で精進して参ります。
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 

新潟大学大学院医歯学総合研究科

内部環境医学講座 生体機能調節医学専攻(第二内科)呼吸器内科学分野

石川 大輔 拝