去る7月25日、26日の2日間仙台市で第44回日本膵臓学会大会が開催されました。
昨年の山形市での開催に続き、2年連続で東北地方での開催になります。
本学会では、自分は超音波内視鏡 (EUS) に関する演題「自己免疫性膵炎における超音波内視鏡下穿刺吸引術 (EUS-FNA) の診断能に関する検討」を発表しました。膵臓学会はその名の通り、膵臓の専門家が集うややマニアックな学会ですが、あまり想定していなかった細かい質問をいくつか受けました。また、今回の学会では「膵癌に対する免疫療法」に関するシンポジウムが設けられました。膵癌における免疫療法をテーマにしたセッションは今までほとんどなく、大変興味深い内容でした。
学会前日には普段一緒に仕事をしている消化器外科の先生方と食事をしました (少し暗いですが)。
宮城の地酒や海産物を堪能させていただきましたが、普段の疲れが癒され、大変楽しいひと時を過ごすことができました。
1ヶ月後には日本臨床腫瘍学会で再び仙台に訪れることになりますが、最新の知識を吸収し、有意義な学会にしたいと思っております。
文責 大坪公士郎