金沢大学がんセンターブログ

金沢大学がん高度先進治療センター医局における
日々の出来事を適宜更新していきます。

がんセンター開設13周年記念会

2019-05-26 13:32:23 | 日記

525日にホテル日航金沢でがんセンター開設13周年記念会が執り行われました。

ご列席のみなさまには、この場をお借りしまして深く感謝申し上げます。

記念撮影後、1830分より総合司会の竹内先生が開会宣言を行い、スタートしました。

矢野先生が開宴の挨拶でがんセンターならびにがん進展制御研究所/腫瘍内科のこの1年間の出来事をプログレスレポートの形で発表されました。

祝辞を曽根先生、澤武先生、和田先生から頂戴いたしました。

曽根先生は国際的に活躍できる人の育成について

澤武先生はこの半世紀における医学の変遷について

和田先生から医師主導型治験を矢野先生が先取りしたこととその情熱について

スピーチされていました。非常に興味深く、聞くことに没頭しました。

乾杯の音頭は藤本先生がされました。その挨拶で、「白い巨塔」の主人公財前五郎のモデルはご高名な大阪大学の外科医師である神前五郎先生であるということを我々に教えて下さりました。

1920分頃より、柳村先生と坂口先生が自己紹介されました。

柳村先生は終始落ち着ており、非の打ち所がないスピーチでした。

坂口先生は始まったばかりの新婚生活の現実と今後の抱負について話されていました。

活動状況は、大坪先生が入院と外来、その他について報告され、竹内先生が治験の進捗やがん遺伝子外来の開設と現時点でまの実績を報告されました。  

講評は金沢大学附属病院臨床開発部教授の村山先生にして頂きました。

テーブルスピーチは、荻野先生、仲井先生、毛利郁郎先生、増永先生、渡邊先生より頂戴しました。    

中締めの挨拶と一本締めの音頭を佐久間先生がされ、閉会宣言を竹内先生が行い、記念会はお開きとなりました。

記念会は終始和やかな雰囲気で、大変楽しかったです。

個人的には、和田先生、川島先生、佐久間先生に声をかけて頂き、大変嬉しかったです。

総合司会の竹内先生、秘書の堂林さんと小堀さんは、準備と運営で大変だったと思います。

本当にご苦労様でした。

 

文責:西山 明宏


フルマラソン自己ベスト更新!

2019-05-22 21:52:43 | 日記

2019年の初レースは、アップダウンが盛り沢山の和倉温泉・万葉の里マラソンでした。

今年で4年連続4回目の出場になります。北陸の冬は雨と雪の日が多く、なかなか練習できる日が多くないです。

よって、普段から足腰を鍛えるべく、2018年12月から東病棟10階までは階段で、尚且つ1段飛ばしで上がるようにしました。

その効果もあってか、3時間24分24秒でフィニッシュし、自己ベストを更新することができました。

そして、いつしか階段で病棟に行くことが習慣となりました。

 レース前  もうすぐゴール

文責:西山明宏

 


2018年シーズン後半戦

2019-05-22 21:37:43 | 日記

お久しぶりです。20193月に大学院を卒業し医学博士の学位記を頂きました西山です。

遅ればせながら、2018年シーズン後半戦をレポートします。参加したレースは3つで、何れも初参加でした。

 

914日・15日の2日間はツール・ド・のとに参加しました。

2018年から3日間のチャンピオンコースに加え、2日間コースが設けられております。

初日は県庁から輪島の120km、二日目は輪島から珠洲宇出津穴水七尾の160kmの合計280km走りました。

この2日間は本当に天候がよく、奥能登の風景(輪島千枚田や珠洲の見附島など)を満喫しました。

 

930日は小松鉄人レース・ロングの部に参加しました。ロングの部はラン6km、バイク60km、ラン20kmのデュアスロンとなっております。

ツール・ド・のとで長距離バイクした効果が出たと感じました。フィニッシュ後にUPSのメンバーと記念撮影しました。

 

そして、2018年で最も印象に残ったレースが、114日の中能登トレジャートレイルランになります。初のトレイルラン50kmのドリームコースに挑戦しました。

本大会のプロデューサーはプロのトレイルランナーの鏑木毅さんで、初挑戦で50kmは無謀と評価されました。

トレイルは舗装されていない、という意味で、参加したコースのトレイル率は70%で、走る前は全然ピンと来ませんでした。

いざ走ってみると、ゴロゴロした石や岩が転がっている林道や山道、ぬかるみが多く、中にはロープでがけを上ったり、下りたりしました。

山肌にある階段は急すぎて這いつくばって登るなど、普段使わない筋肉を目いっぱい使いました。

エイドステーションで感動した食べ物がありました。汗をかいて塩分が体から抜けていく状態で、口にした“フジッコの塩昆布”は格別な美味しさでした。

いい塩梅の塩加減と昆布のうま味に思わず笑ってしまいました。ゴールに近づくと、無事に戻って来ることができたという安堵感で包まれました。

いつも応援に来られる外勤先の患者さん夫婦が乾燥した塩梅を塩分補給のために渡して下さりました。

ゴールした瞬間は、患者さんの奥さんは感動され目が赤くなっていました。本当にいつも応援ありがとうございます、この場を借りて感謝申し上げます。

文責:西山明宏


日本内科学会ことはじめ2019 ポスターセッション優秀演題賞 & 指導教官賞受賞

2019-05-15 15:03:09 | 日記

この度、金沢大学附属病院 がんセンターに入局しました坂口 裕之です。

 出身は長野県と新潟県の県境にある長野県信濃町で育ちました。そこから、地元の高校である、長野県立須坂高等学校を卒業し、2011年に金沢医科大学に入学、卒業後は初期研修医として1年目は恵寿総合病院、2年目は金沢医科大学病院で勤務し、金沢大学附属病院 がんセンターに入局することになりました。

 趣味は小学校から大学まで続けていた野球です。特に阪神タイガースの試合結果は翌日の気分に大きく関わってきます。裕之という名前の由来が「代打の神様」である八木 裕さんと「ミスタータイガース」の掛布 雅之さんから一文字ずつ頂いているという事もあり、小学生や中学生の頃は自宅の自分の部屋で勉強をしていると、「八木が代打ででてきたよ!」と父親に大声で呼ばれ、勉強を中断してテレビの前に駆け寄っていたのを覚えています。小学校の際、将来の夢は当然「プロ野球選手」でしたが、中学校、高校と自分の実力を客観的に評価し、いつしか医師を志すようになりました。

 私自身、社会人として働きだして、まだ2年間の経験しかありませんが、関わる患者さんを笑顔にすることの大変さを日々味わっております。私のことを安打一本で笑顔にする野球選手の裏には相当の努力があったのだと痛感しています。今後、自分の診療で一人でも多くの患者さんや御家族の方を笑顔にすることができるよう、ここがんセンターで私自身も努力していきたいと思います。

 また、この度「内科学会 ことはじめ 2019」にて優秀演題賞を受賞させて頂きました。指導医である谷本先生をはじめ、多くの先生方のお力添えがあり受賞する事が出来ました。今後もこれに満足する事なく、がん治療に少しでも貢献が出来ればと思っています。今後ともご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

 

文責 坂口 裕之