金沢大学がんセンターブログ

金沢大学がん高度先進治療センター医局における
日々の出来事を適宜更新していきます。

WCLC 2016 in Vienna

2016-12-19 19:59:41 | 日記

12/4~12/7にオーストリアのウィーンで行われた世界肺癌学会(WCLC2016に矢野教授、山田先生、西山先生とともに参加させていただきました

 私は、ALK-ROS1のセッションで「HDAC inhibiton overcomes crizotinib reistance by Mesenchymal-Epithelial transition (MET) in EMTL4-ALK lung cancer cellsを発表しました。

初めての海外での口頭発表だったのでこれまでになく緊張しましたが、無事に終えることができ大変良い経験になりました。

学会会場では、免疫療法に関連する演題が非常に多く、改めてその勢いを感じました。多数の世界中の研究者の話を聞くことができて、大変モチベーションが上がりました。

また、学会の合間には、ウィーン市街地を色々観光しました。最高気温が2℃くらいで金沢よりもはるかに寒かったですが、歴史ある美しい街並みに圧倒されました。

                         

オペラハウス前   シェーンブルン宮殿  シュテファン大聖堂    夜のシュテファン大聖堂     チェスキークロムノフ


シュテファン大聖堂は、ウィーンのシンボルとも言える寺院です。高さ148メートル343段の果てしないらせん階段を矢野先生と展望台まで登り切りました。

夜はライトアップがすごかったです。

また、チェコのチェスキークロムノフも訪れました。こちらは“世界一美しい街”と言われており、おとぎ話に出てきそうな街並みが素晴らしかったです。


 

来年もヨーロッパで学会発表できるようますます研究生活と英語学習に力を入れ、精進していきたいと思います。

最後に、このような学会参加の機会を与えていただいた矢野教授および、学会中にご迷惑をおかけしました先生方にこの場を借りて、心から御礼申し上げます

 

 

 

文責:福田