金沢大学がんセンターブログ

金沢大学がん高度先進治療センター医局における
日々の出来事を適宜更新していきます。

クリニカルクラークシップ打ち上げとJo-house

2010-08-10 13:52:20 | 日記

 酷暑が始まった7月末、医学部6年生、クリニカルクラークシップ終了の打ち上げとして、ビールパーティーを開きました。

会場は金沢大学附属病院前、石引通りに面したJo-house。矢野教授のねぎらいの言葉のあと、安本病棟医長の乾杯で宴会は開始。実習の話からワールドカップのタコ話まで話題は飛びに飛び、楽しいひと時でした。 

さて、このJo-house、カレーがおいしいのでカレー屋さんと思われているようですが、私が学生の頃は、もっと医学部に近い別の場所でジャズ喫茶、ジャズバーとして営業していました。オーナーはアルトサックスを吹く人です。私がジャズ研に入って最初に飲みに連れて行かれたのが当時のJo-houseでした。以後足繁く通うことになります。今はそのJo-houseの入っていたビルも取り壊しになり違う建物になっていますが、当時はそのビル1階に飲み屋が5軒もあり、夜な夜な、医学生、医師、金沢美大生、金大工学部生が出没していました。計算してみると、現学生さんたちは私が学生でJo-houseに入り浸っていた頃に生まれています。宴会の最中に気付き、当然のことなのに何故か驚いてしまいました。医学部に私が入学して、もう四半世紀経過しているのですね。その頃とは医学界も世間も大きく変ってしまいました。特にここ数年、変化は速くなる一方です。変らないのはJo-houseのカレーだけのような気がしてきます。 

クリニカルクラークシップに参加してくれた彼、彼女たちが来年の今頃、どこでそのキャリアをスタートしているのかは予想できません。でも実習中の様子を見る限り大丈夫でしょう。私は決して良い医学生ではなかったけれど、彼らには良い医者になれる資質がある。ビールパーティの時、言い落とした気がするのでここに記しておきます。今後の健闘に期待しています。