はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

お酒のお迎え。

2011年10月06日 19時03分41秒 | お酒&泥酔シリーズ
めっきり、最近めっきりもっこり、お酒が弱くなった。
急激に弱くなった。
飲んでいて、大体眠くなってしまう。
今までは限界が知れなかったのだが
もう自分の限界が手に取るように分かるようになった。

ビールを飲み、ホッピーを瓶で2本程度飲んで、それくらいでモンワリしてくる。
そうしたらもう、体内摂取アルコール容量はあと少し。
それからまたチビチビやって
「ふうー」とため息が出て、ほんのちょびっと頭が重くなってきたら限界の合図。
もう飲めない。
飲まない。
それからあとは、ただ眠くなるだけである。

しかし更にズルズル飲んでしまう時もある。
一線を越えたお酒は無味無臭でしかない。
美味いも不味いも、なんの感動もなく、ただ機械的に流し込む。
もはやなんで飲んでんだか意味が分からん。
そんで美味くも感じられないのに飲んでしまって、翌朝完璧二日酔い。
起き抜けに、「うう…」と唸る羽目に。

ただこちら、二日酔いの状況も昔と変わっていて
以前は立ち上がれんくらい辛く、1日頭も身体も使い物にならんくなったものだが
今では容態は非常に軽かったりするから不思議だ。

学生時代や演劇をしていた時代はアルコールに対して正直ザルだった。
しかもよく周囲から「うわばみ」呼ばわりされるほど
1度飲みはじめたら“延々と”飲んでいた。
それも、ずーっと美味くて、飲みたくて飲んでいる。

現実逃避であったとしても
お酒に対して、当時は決して惰性ではなかった。
だから、当時は二日酔いという概念が薄かった。
だからって何?なんで?
って、そりゃ朝になっても飲んでいて、寝ずに飲んで、また飲んで“二日じゃないから”である。
下手すりゃ数日間ズルズルと飲み続けるって事もあったくらいだ。
よってたまに夕方から飲んで“健康的に”寝て起きた朝はスーパー二日酔いとなった。
若いクセしてアルコール分解能力に欠けていたのかも。
今では大分抗体もついてきたってわけか。
マジで?何それ!意味わからんが。

当時の二日酔いだが、その時の自分は廃人である。
なにもできなくなる。
部屋にポツンと、ただ置かれた巨大肉みたいな状態となる。
そんでそのままボケーっと夕方になり腐ってゆく。
このままではいけない!この二日酔いを解消せねば!
と思い切って“迎い酒”っちゅう方法をとる。
酔いで生まれた不健康を、再び酔いで中和するのだ。
つまり、酒でごまかす訳である。

ごまかされた身体は再び高揚し、脳味噌はハイに。
そして宴がはじまる。
堕落と不健康が僕の味方だ。

よくアル中にならなかったものだと今になって思う。
いいや、なっていたのかもしれない。
ただ鈍感な僕はそれに気付いていなかっただけなのかも。
部類の酒好きだと思っていたのが、実は思いっきしアルコール中毒だったのかも。
そしたら今の「弱くなったなー」って状況は
完治って事になるのか。
ああ、めでてーなー!

人は歳と共に食も細くなってゆくし、好みも変わってくるという。
お酒の量も減って当然であろう。
無理がきかなくなる。
二日酔いが減ったのは、多分仕事上立場が変わり、環境も変わって
身体に緊張感が生まれている為だったりするのかもしれない。
社会的責任が、自分を変えたわけだ。
単純に量も減ったし。
そりゃ良い事であろう。
体内では長年の不摂生から、もしかしたら良からぬ事になっているのかもしれないが。

冒頭写真は芋焼酎白玉の露。
魔王で有名な白玉醸造の代表的な幻の銘柄である。
先日関西出張時にホテルで飲む用に買ったものだ。
いつもはパック焼酎1800mlを買ってチビチビやるのだが
今回は滞在期間が短かったので720mlを購入。
滞在日数からして量が足りないかと思ったら
あれ?結構間に合った。
やっぱり飲めなくなってんなー。

「お酒はほどほどに」
中学から既に飲みはじめ
38歳にして、今更ながら
身体で覚えた常識である。
ヤバイが、笑える!

めけめけ~。

写真。白玉の露。