寄せてはかえす。

ちょっと小言。

某駅ビルの食品売り場で鮮魚のお買い物をした。
お刺身盛り合わせとお寿司。
レジの男子がレジ袋にそれを“立てて”入れた！
なにしはじめてんのこいつー!?て仰天した。
刺身も寿司もぐちゃぐちゃに“寄っちゃう”じゃないか！
てか既に寄ってるよ！
ちょ、ちょっと待てよ！とキムタクばりに行為を止めた。
それ、ダメでしょう！常識的にダメでしょう！ダーメ！
男子は悪びれた様子もなくバカ顔でヘラヘラ笑いながら
レジあけて客を残し別なレジへ移動し
寿司折りを包むビニール製の風呂敷をもってきた。
それに包もうとするのだけど驚くほどに雑！きたない！
そもそもちゃんとやる気ない！不器用か!?まるで包めちゃいない！
もういいよと、僕は自分で包んでみせた。
男子はすみませんもありがとうもなく、
こうやって包むんだよ！と言う僕をまーったく見ちゃおらず
次のお客のレジを打ち始めていた。クソだ。
きれいに盛り付けられていた筈のお刺身と寿司が
満員電車が急停止した後の車内みたいになっていた。

この街では有名な食品お買い物ゾーン。
総合レジである。
インショップで入るたくさんの専門店のお品の会計を一気にうけおう場所である。
お店お店は何も考えずにパッケージングしているわけが無い。
お魚やお肉はいろんな人の手を通り、
美味しそうに見えるように、お客さんに喜んで買って食べてもらえるようにと
考えてきれいに盛り付けられている。僕はそれを見て買って帰っておいしく食べる。
男子はそんな当たり前を知ってか知らずか
お店側の想いと僕の夜の楽しいヒトトキ全てを台無しに壊してしまったって事だ。
驚いた後に僕はなんだかあきれた。
ムカッ腹をおさえるのにひと苦労だった。

僕もこの男子と同じくらいの歳の頃は、
お前そんなことも知らんのか！とよくドヤされたものである。
しかしだ、「こうしたらこうなる」とか「これはこうしてこうなった」
という想像力はせめて持てていたと思う。
言いたいことを言わせてもらった際、
彼はお刺身と寿司のパッケージを
そのまま横にして入れることのできる大きな袋がきれているから
立てて入れたみたいなことを言ってのけていた。
それのなにが悪いの？みたいな顔で。
余計腹たってしもた。バカになに言っても無駄になる。
ああ、袋があったら、こんなことは起こらなかったというレベルか。
無かったから…僕は嫌な気持ちにさせられたというのか。
ああ…なんともホラーである。
男子の今後の気づきにご期待ください！
なんて愛知県でよく見る競艇ボートレースガイドのCMみたいな言い方（笑）

あまりに苦情を言い過ぎたから
後々この男子にどこかで刺されたりして。
ありそ～。

めけめけ～。