はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

僕が死ぬ時とその後の世界?ぬるま湯の中。

2010年03月14日 13時31分11秒 | 風呂・サウナ劇場
最近身体がボロボロだ。
首裏のアテローム(我曰くの“臭汁病”)が復活したり
おちんちんの付け根上部分っちゅうかヘソの下部分にも大きなオデキが出てきていたり
口内炎がひどかったりあちこち痛い。
それらも今ではなんとなく腫れも引いて落ち着きを取り戻しているが
未だ完全なる完治とまでには至らず大事にちょこちょこと薬をぬったりしている。
多分かきむしって出来た傷にバイキンが入ったんだろう。
あ、口内炎は食生活の悪さからくる内臓の炎症の現れに違いない。
身体の奴はなにかするとすぐ表面に黄色信号を点灯させてくるのだ。
もう若くないのだから無理しちゃいかんっちゅうこっちゃ。
教えてくれてありがたい事である。

弱るとよく“死”を考える。
特に電車に乗っている時なんかは“死考”に“はまったり”する。
この世に絶対など無いなんて言ってさ、絶対死ぬんだよね
なんてそれが考えの入口だったりして
“死考”は先の闇へと進んでゆくのだ。

死んだら大切な人達ともう“二度と”会えなくなる。
その時点から先の出来事を全部知る事が出来なくなる。
この先凄い奴がたくさん誕生してくるだろうに
凄い物が山ほど開発されるんだろうに
そいつらやその物を見る事も知る事も出来なくなる。

目をつむってみる。
いままで見えていた残像がもんわり映ってじきにそれも消えて真っ暗だ。
死はこんな感じなんだろうか。
いいや、違うな、そんな“生温い”もんじゃない。
今はこうして考え事が出来ているが、死は考える事さえもできない。
当たり前だ。
“無”なんだもの。
そうこうしてたら残像が消えていた。
代わりに暗闇の中では砂嵐のような白いツブツブがちらちらとうごめいている。
そんなもんも無い世界が死なんだろうと思う。
そんな薄っぺらなもんじゃないのかもしれないが
この時点で単純にそう思うのだ。

死。
その瞬間は完全なる孤独なんだろうな。
偉かろうが悪かろうが慕われていようが憎まれていようが結局最後は1人なんだな。
孤独と向き合いながらコンセントが抜けるように全てが閉じる。
容赦なく閉じる。
「うわっちゃ~!間に合った!
ごめんなさい!ちょっとだけ良いですか!?」
「もう閉店なんだけど、仕方ないな~特別だよ!」
なんちゅう人情はそこに無い。
境目にはエンドロールなど無い一瞬の出来事だ。

怖いか?自分に問うてみる。
今は、怖くない。

んでバカだからもっともっと“死”を考えて自分を追い込んでみる。
するとどんどん押しつぶされそうになって来て
それでも考えをとめないでいると
その“死”の思考の際限の無さと際限ある命のはかなさの矛盾に頭がオカシクなりそうになり
たまらなく怖くなる。

怖いよー!怖いよー!
嫌だよー!死にたくないよー!
皆平等に来る死なんだろうけど
今は嫌だよー!
ズルイと言われても怖いんだもん!
嫌なんだもん!
今までいっぱい悪さしてごめんなさい!
少しでも長く生きたいよー!

思考から逃げるように目を開けたらいつもの風景。
いつもの満員電車。
今目の前にいる人達にも必ず死が訪れる。
でも、どう見ても皆とても健康そうだ。
弱っているのは自分だけ?なんつって卑屈になる。
それぞれ皆平等に何かを抱えて生きているのだ。
当然な事だが互いに無関心なだけでそれぞれ抱えた荷物は大小様々だろう。
健康で調子良い時は良し悪し両面においてとても寛大だったりするくせに
こんな感じで弱ってはじめて命のモロさと大切さを思ったりするズルイやつなのだ。
人間なんてラララ ラララララ♪
吉田拓郎なのだ。
ん?何じゃいそれ!違うか!

追い込まれた精神を開放したら疲れがドッと出て
無意識に電車を降りた。
途中下車して改札を出て
気付くと隣町の温泉施設へ足を運んでいたりした。
以前、床屋のおばちゃんから教えてもらった新しい施設だ。



天然温泉で多種多様な風呂があり勿論サウナもあり
んで食堂の施設も仮眠室もマンガルームも床屋までもある
至れり尽くせりな寛ぎ所である。
豪華なスーパー銭湯といったところか。
そうか、ここが死後の世界極楽浄土か!
なんて冗談を言いながらフロントでお支払い。
700円だって!安っ!
東京の銭湯の料金は入浴料450円でプラスサウナで750円なのに!
こりゃまたたまらん!こいつはかなわん!

館内をぷらぷら進む。
広い!で、キレイ!で、楽しいぞ!
男湯浴室はおっさん若者おまけに子供でいっぱいだ。
流行ってるね~。

湯船にドボン!
湯の温度も丁度良い。
じんわり疲れが抜けてゆく。
「はぁ~極楽極楽」
サウナに入る。
若干温度低め?
高温が好きな自分としちゃ残念だったがじっくり汗かいた。

良い湯だったけどやっぱりいつも行く銭湯の方が僕には合っている気がしたが
まあ、たまにはこういった施設も良いもんだ。
気分転換にもなるし、何だかとっても楽になった。
この施設を教えてくれた床屋のおばちゃんに感謝感謝!
お!床屋?そういや髪の毛ボーボーだわ!
つってその足で床屋行って相変わらずの坊主にした訳で。
なぁんて、事はこうして繋がっていくのよねー。

細かな思考が繋がって事が動いて時間が日々となり人生となってゆく。
過ぎ去った日々の出来事は思い出となってそれぞれの中に残り
そんな後ろを引きずりながら前へ前へと前進し
新しい命を繋いでもって1人1人の小さな時が時代を築きあげてゆく。
人は時間を大きく育ててゆく。
ぬるま湯の中にいる僕だもの
ズルくたって弱くたって
時々は“死”と向き合う事も大切な気がした。

別に重くなんかない。
まるで温泉につかるように
軽やかな気持ちで。


人間なんて   吉田拓郎


♪人間なんてラララ ラララララ
人間なんてラララ ラララララ

何かがほしいおいら
それがなんだかわからない
だけど何かがたりないよ
いまの自分もおかしいよ
そらにうかぶ雲は
いつかどこかへとんでゆく
そこになにかがあるんだろうか
それは誰にもわからない

人間なんてラララ ラララララ
人間なんてラララ ラララララ♪

めけめけ~。

写真。温泉施設。


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6 コメント

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遠くの世界 (みぃ)
2010-03-14 22:25:51
…のように思えて実は、
「あちらの世界」はすぐ隣にあるんじゃないかって思ってます。

いつ呼ばれてもおかしくないけど、
今はまだ行きたくないな、私も。

それよりも、私の前世がどんなだったのかに
すごく興味があります。
今の私の行動パターンにそれが
すごく関係しているような気がするし。
自分が今何となく惹かれるものとかも、
もしかすると自分がかつてやっていたことと
関係あるのかなぁ?なんて思ったりね。

ばんぱくさんの前世はどんな人だったんだろうね。
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私は死恐怖症 (Kaoru)
2010-03-14 23:55:56
休暇を取っていない事が問題だと思うよ。
ストレスも日々積もったものの方が質が悪い。
返信する
手塚おさむし (まけいぬ)
2010-03-15 10:24:53
よく火の鳥で
死ねない人間が出てくるが
あれも辛いな。

あと日本より死が隣り合わせな
戦下の人々って
どんな気持ちで生活してるんでだろうって
時々思うな。
返信する
みぃさん。 (ばんぱく。)
2010-03-15 19:20:11
僕の前世はたぶんろくなもんじゃないでしょう(笑)
人じゃないかも。
麹菌かも(笑)
人だったらやっぱり
ろくなもんじゃない!

死は突然のものですよね。
生き、死はつねに一緒。
息を吸ってるときは生きの側に近づいて
吐き出しているときは死の側に。
人はつねに行ったり来たりを繰り返してますよね。
人間なにが起こるか分からない。
だからがんばらないと!っすね!
返信する
kaoruさん。 (ばんぱく。)
2010-03-15 19:26:27
本当によく毎日こんな事がおこるんだろうっちゅうくらい
おかしな事が起こり
毎日よくそこまで悪態つけるよなーっちゅうくらい
当社のババアは糞めっちゃくちゃで
周囲を、特に僕を振り回す。。。

パーっとリフレッシュ必要っすねマジで!
今日も北海道からの電話で殺意をおぼえました(笑)
ストレスが頂点付近に来ると
何故だかロレツが回りにくくなります。
当然お腹も痛みます。
小さな会社で上がふんぞりかえってるから
発散は不可能。
同僚いないし孤独だし(笑)

テキトーにがんばる事にします。
返信する
まけいぬさん。 (ばんぱく。)
2010-03-15 19:30:57
死ねない人間もつらいなー。
常に戦場にいたり危険な場で生きるってのもつらい。

今日飛行機ん中で
このまま落ちたらどんなもんなんだろうって考えたら
ちょー怖かった(笑)
想像してると
「苦しみはそんなもんじゃねー
いやいやもっとだ
もっと怖ぇーぞ!」
とかどんどん過剰になっていって
自分で自分を恐怖においこんじゃって(笑)
バカだねー!
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