刻々と・・

刻々と暮れゆく海であります。
新鮮な極上のお刺身が
大皿に盛られ、どこから
手をつけようかと迷うほどの
美しさと暮れゆく海の面白さ・・
天秤にかけて、おちおち食事も
できません。カメラを持って
それ飛行機雲が出た・・
あれ漁火だよね・・小さい・・と
いいながら一日の最後の時間が
過ぎていきました。
今は烏賊よりもトビウオの漁の
漁火だという宿の人のお話でした。
漁火は徐々に近づいているのですが
動きは微妙で・・というか留まっていて
一つ一つの灯りの点でしかありません。
とても幻想的とは言えませんでしたが
暮れゆく海の色を眺めているだけで
至福の時間帯でありました。
　　　　　　　　　　　ｍ

６月の落日

ｍも書いているように、間人の
旅館の客室はすべて海に面している。
方角は西、だから太陽が傾き、水平線に
沈み、次第に暗くなっていく様が、
刻一刻と見ることができる。
但しこの時期は西日の暑さで、
かなり落ちないとカーテンを開けては
居られない。
夕食を撮りながら、普段は見られない
落日の様子を堪能した。
この続きはｍのブログで・・・
　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

間人再び歩く・・

間人（たいざ）の新しくなった
旅館のご優待券を利用して
（二人で３万円をきりましたよ。）
再びこの地を訪れることとなりました。
どの部屋からも夕日が見られます・・
ということがこの旅館のウリだったのですが
よく考えてみれば西日がきついという
ことでもありました。
現地にて実感したんですが・・
安らぎを求めて到着した身にとっては
暫く苦痛となりました。
はぁ　暑かった・・でも夜は良かった！
ここはｔａさんのホームグランド
お邪魔虫のようでもありますが
撮るものが違うので許してもらえるだろうと・・
勝手に解釈して、ｔａさんの撮ったものを
見つけては大喜びして、私たちも撮影しました。
　　　　　　　　　　　ｍ

写真展続々

丁度同じ期日で、
石川博雄さんと山本田鶴子さんの
写真展が開催されます。
石川さんの「風景の消息」は
昨年銀座と大阪のニコンサロンで開催されたものの
地元展として、
岐阜市のじゅうろくてつめいギャラリーで開催される
ものです。レトロな館内とモノクロームの石川さんの
世界がどのようにコラボするのか楽しみです。

山本さんはきらりの仲間で、
新宿のPlace　M２　Gallery　での個展。
精力的に写真活動を行って見えましたが、
念願の個展、おめでとうございます。
残念ながら会場まで出かけることはできませんが、
また作品の一端を見せてもらえることができればと
思っています。
　　　　　　　　　　　　　y.m

放置

一見すると墓地のようです・・
墓石？・・そう思って近づくと
似てはいるけれど違っていました。
コンクリートブロックのようです。
何に使われていたものでしょうか・・
ブロックの間にはドラム缶のようなものも
怪しく置き去りにされていて
世間から廃棄された恨み節のような
つぶやきが聞こえてきます。
爽やかな青空の下の石群の犇めきを
そっと見守りました。
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Jさん写真展

昨秋、新宿のコニカミノルタプラザで
開催された写真展が
６月２３日～２８日まで、
豊橋市美術博物館　第一企画展示室で
開催されます。
鬼祭りが行われる神社の近くです。
丁度一週間後です。
Ｊさん独特の、精緻で綿密に構成された
モノクロームの世界が堪能できます。
東京までいけなかった方は、是非
お越しください。
　　　　　　　　　　　Ｙ．ｍ　

栗の花

今年も栗の花が満開になりました。
この花穂の長さによって
栗の種類が違うようです。
いままで一括して「栗の花」と
認識していたのですが・・
風に吹かれている花をみたら
随分長いではありませんか。
「あっちゃいけっちゃ　ユラユラ」
「こっちゃこいっちゃ　ユラユラ」
栗の花が誘っていました・・
　　　　　　　　　　ｍ

番人

ｍがアップしたのと同じ案山子。
本当に近所の、よく通る道筋なのに
見かけたのはほんの少し前、
でもこの年季の入ったくたびれた
様子は、相当前からここで居座っていたに
違いない。
格好はともかく、その顔が
なんともバタ臭いのが面白かった。
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

案山子たち

いつも通っている畑に
もう随分前からだと思われる
案山子が立っていたのに
ちっとも気が付かずにいました。
案山子には目が肥えている私たちですが・・
近頃は手抜き案山子が多いです。
汚れた顔や破れた服・・足は縛られて
役立てばいいんだろうけれど
こんなんで役立つかしら・・
鴉にバカにされ、雀に蹴倒され
ペットボトルにはからから笑われ
やあ・・人生こんなもんですよ・・と
麦藁帽子の破れ目から
世間を見まわしてます・・
　　　　　　　　　ｍ

片隅

畑や野の片隅に
打ち捨てられた農機具たち。
こういうものを見ると、
人間と共に働いてきた
生き物のなれの果てのように思え、
どうしても撮ってしまうのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ