何とか最終日、大阪ニコンプラザで鈴木賢武さんと杉江輝美さんの
写真展を観ることができました。
鈴木さんの「沼の婆さんの言い伝え」は、地域に伝わる伝説を底流にして
蓮根作りを生業としてきた一人のお婆さんを中心として、地域に生きる
人々の有様を淡々と捉えた作品群。丁寧なカットと衒いのない色彩表現で
参考にしたい写真展でした。
杉江さんの「海岸物語」は海辺で遊ぶ子供たちの姿が巧みなカメラワークで
明るく生き生きと捉えられ、歓声が聞こえてくるような作品群でした。
mも書いているように、大阪ではほとんど雨は降っていなかったのに、
帰り、醒ヶ井の駅を降りると本降りの雨で、寄り道をして伊吹山の麓を
うろついてから、岐阜に戻りました。
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