フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

停電の夜の拝殿踊り 2

2018-09-10 | 日記












Yが書いているように停電の夜の拝殿踊りです。
タフな人たちです・・心が丈夫とでも言いましょうか!
もっとも、家にいてもテレビは見られないし・・
お風呂に入ることもできない・・蝋燭と懐中電灯の
それなりに味のある夜を過ごさねばならないので・・
それならいっそのこと踊っていた方がいいのでしょうね。
拝殿は少し高台にあるので不夜城のように浮かび上がって
それはもう不思議な雰囲気の夜でした。
真中の御婆様はなかなかの歌い手で朗々とした声が響き
踊りはじめの後ろ手で静かに輪になって回る所作が印象に残りました。
谷を吹き上げる台風崩れの風が手作りの切子灯篭を
静やかに揺らしていました。


                 m
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停電の夜・拝殿踊り

2018-09-10 | 日記










5日、21号台風の駆け抜けた翌日、
40年ぶりに近くの神社で拝殿踊りがあるので
田舎に出かけた。神社の手前で大きな杉が一本
電線に引っ掛かっていた。神社にはすでに切子灯籠が
飾り付けられていたが、昨日からこの一帯は停電だという話。
炊飯器が使えないので白鳥まで下りて夕食を取り、神社に向かうと
辺り一面真っ暗な中、山の中腹だけが輝いて見えた。
灯篭には自家発電で明かりがともり、やがて太鼓も笛も三味線の
演奏もない、歌声と下駄のリズムだけの拝殿踊りが始まった。
切子灯籠の灯りと境内から見上げた雲と無数の星の瞬く夜空は、
日常から切り離された美しさだった。   
                        Y
コメント (2)
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