〇元三木鉄道の車両フラワ2000-3。北条町の車庫にて撮影。
先日、北条鉄道に乗ってきました。
北条鉄道はJR加古川線または神戸電鉄粟生線の粟生駅から北条町までを結ぶ路線です。
距離は13.6㎞でワンマンのディーゼルカーで運行しています。そのうちの1両は昨年廃止と
なった三木鉄道からきた車両で今年4月にデビューしました。今回乗車できませんでしたが、
塗装は樽見鉄道と同じく三木鉄道時代のままです。また次の機会に乗ってみたいと思います。
さて、北条鉄道には1日乗車券があります。D型硬券タイプで所属各車両をデザインしています。
三木鉄道からきた車両もあります。1枚800円です。粟生-北条町の片道が400円なので降り
るならお得です。北条町駅窓口・インターネットで購入できます。車内でも購入できますが引換券を
発行して北条町駅で交換となります。今回はこれで駅めぐりをしてきました。
北条鉄道には大正時代からの駅舎がいくつか残っており、今回はそのうち2つを訪問しました。
〇法華口駅駅舎。駅前には花壇もあります。
まずは法華口駅です。
前回訪問したときは台風の影響で屋根にシートがかけられていましたが、無事修理されたようで
安心しました。待合室にもいすと机が置かれ落ち着けるようにもなっています。
〇法華口駅の駅名板。よく見ると書き直された文字が見えます。
この駅の駅名板も古いもので、書き換えられる前の右から左への文字が読み取れます。
旧「ちぐけっほ」→現「ほっけぐち」
またこの駅は花の駅としても知られ、桜の季節には花爛漫となります。その時期にもまた訪問
したいです。
〇長駅駅舎。コンパクトな建物です。トイレは別棟で写真の右側にあります。
次は長(おさ)駅です。
法華口より少し小振りですがいい雰囲気をした駅舎です。この駅には出札口の跡や手荷物受付の
跡が残っています。地元向けですが旧駅事務室を利用したイベントもしばしば行われていて、
そのおかげもあっていい状態が保たれているようです。ありがたいことです。
〇長駅の駅舎内。出札口の跡などがあります。
今回は駅メインで訪問したので、次に行くときは列車の撮影もしてみようと思います。