かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

成田スカイアクセス開業

2010-07-24 13:28:39 | 撮影記

〇新型スカイライナー。成田空港駅にて撮影。


去る7月17日に成田スカイアクセスが開業しました。私は開業日に乗ってきたのですがいろいろ
あって本日のアップとなりました。

さて、成田スカイアクセスとは京成高砂駅と成田空港駅を結ぶ路線で、印旛日本医大まで通じて
いる北総鉄道北総線を延伸して成田空港に直結させた路線です。途中からJRと併走して成田空
港に向かいます。

この開業にあわせて京成電鉄では新型スカイライナーの営業運転を開始し、都心(日暮里)から
成田空港(第2ビル)までを最速36分(従来より15分短縮)で結ぶと宣伝しています。
また、新型スカイライナーは最高速度160㎞で走ることでも話題になっています。


〇新型スカイライナーのロゴ。「i」の点がアクセントになっています。


〇新型スカイライナーの座席。京成上野駅停車中に撮影。

この新型スカイライナーは、山本寛斎氏がデザインを担当し「風」と「凛」をコンセプトにしています。
ロゴマークも一新され「S」の筆文字風のものを加えるとともに、「i」のみを小文字にして上の「点」を
赤くして、日本の国旗の「日の丸」を表しています。
座席は飛行機のような座席で、薄いのですが座り心地はなかなか快適でした。また、座席下には
コンセントが前後に2個ずつありPCの使用や携帯電話の充電に配慮しています。


〇成田湯川駅駅舎。右端くらいに改札口があります。


話は変わりまして、今回の開業に伴い新駅が1駅できたのであわせて訪問してきました。
駅の名前は成田湯川駅です。JR成田線(我孫子方面に行く線)と交差している部分に作られま
したがJR側には駅はありません。対抗式のホーム2面に上下の通過線をもつ新幹線のような配線
の駅です。当日は新型スカイライナーを撮る人などでにぎわっていました。

新型スカイライナーはデザインもよく快適なのでまた乗ってみたい列車です。私的には徐々に列車の
速度が上がっていく成田空港行がいいような気がします。皆様もぜひ乗ってみてください。


〇成田湯川駅を通過する新型スカイライナー。上のパンタグラフがギリギリ切れてしまいました。

余部鉄橋

2010-07-14 14:03:11 | 撮影記

〇餘部駅に進入してくる特急はまかぜ。


先日、余部鉄橋に出かけてきました。
余部鉄橋はJR山陰線の鎧~餘部間にある鉄橋で全長が310.59メートル、高さは41.45メートルです。
明治45年に完成したトレッスル橋で鉄道ファン以外にも名の知れた鉄橋です。

ご存じの方もいると思いますが、この鉄橋は架け替えが決まり7月16日に供用が終了し、8月12日
より新橋りょうが供用開始となります。
それで個人的にお別れするという目的で出かけてきました。


〇餘部駅から新橋りょう。

新橋りょうは姿を現していますが鎧側の部分は現在つながっておらず、現鉄橋の供用停止後それを
一部撤去し新橋りょうを横移動・回転させて仮設する工事を行って供用開始とする予定です。


〇新橋りょうの鎧側。この部分を横移動・回転させます。


現鉄橋は餘部駅寄りの3本の橋脚・桁を残すことになり、その部分を展望台として保存活用することが
兵庫県より発表されました。


〇鉄橋の餘部駅側。この部分を展望台とするようです。


今は供用日数が残しわずかとなった鉄橋の姿を見て欲しいと思います。



〇余部鉄橋を通過する特急はまかぜ。


〇駅への歩道の途中から鉄橋を撮影。

京阪ミュージアムトレイン

2010-07-11 22:22:02 | 撮影記

〇京阪ミュージアムトレインの先頭車。中之島駅3番線にて。


京阪電車開業100周年を記念して「京阪ミュージアムトレイン」が登場し、7月10日に中之島駅で
一般公開されました。


〇ミュージアムトレインのサイド。ロゴと乗客のイラストがつけられています。


〇こちらはヘッドマークです。


車両は2600系の5両編成を使用し、昭和2年に登場したロマンスカー1550型をイメージした
モスグリーンに塗られています。窓には乗客のイラストもつけて遊び心も感じます。
また、京阪ミュージアムトレインのヘッドマークもつけて登場しました。


〇車内の様子。ドア上にはかつての路線図があります。


〇これは京阪特急の展示。座席とテレビカーのロゴも展示されています。


車内はといえば、京阪電車の歴史の紹介やかつての駅風景。また、京阪特急の紹介や今まで使用
したポスターなどが紹介されています。中吊りやドア上の路線図など細かいところもうまく作られていて
楽しめます。


〇こちらは復活させるという話もある「びわこ号」の模型。


この先も週末を中心に公開されますのでお時間のある方はぜひ見に行ってください。
公開駅までの乗車券または公開駅の入場券が必要ですが無料で楽しめます。
私もまた行ってみようと思います。


◎公開日と場所。
時間はすべて10:00~16:00です。

【中之島駅 3番線】
7/17(土)、7/24(土)、7/31(土)、
8/1(日)、8/8(日)、8/11(水)、8/12(木)、
8/15(日)、8/22(日)、8/29(日)
【枚方市駅 5番線】
9/18(土)、9/19(日)
【中書島駅 4番線】
9/25(土)、9/26(日)

大社駅

2010-07-05 00:04:16 | 撮影記

〇旧大社駅。貫禄のある立派な駅舎です。


前回の一畑電車に関連して大社駅を紹介したいと思います。

写真は旧JR大社駅です。
大正13年に竣工した駅舎で、出雲大社を模した純和風の駅舎で、平成2年にJR大社線が廃止
されるまで使用されていました。
廃止後も駅舎は保存され、平成16年に重要文化財に指定されました。駅舎としての重要文化財の
指定はこの駅の他は門司港駅と東京駅(丸の内側)のみです。


〇駅舎内部。右にあるのは開業時の出札口で、奥は廃止時の出札口です。


〇ホームの様子。D51もここに展示されています。


駅舎内も廃止直前のものが保存され、当時の時刻表や運賃表もそのまま展示されています。
構内ではD51や腕木式信号機も展示されています。かつては団体客なども多かったこともあって
ホームも長く堂々としたものです。ただ、出雲大社までは少し遠く徒歩で15分ほどかかります。


〇一畑電車の出雲大社前駅。こちらは現役の駅舎です。


続いて、一畑電車の出雲大社前駅です。
こちらは昭和5年に開業した駅で、当時の国鉄に対抗したのかどうかはわかりませんがこちらは
洋風の駅舎になっています。また、平成8年に国の登録有形文化財に指定されています。
ドーム型の天井にステンドグラスを使用するなど駅舎内も凝った造りとなっています。


〇駅舎内の天井とステンドグラス。


〇こちらはホームの様子。自転車はレンタサイクルです。デハニの姿も見えます。


出雲大社に行かれたときは、この2つの駅舎も訪問されて比べてもらうとより楽しめると思います。