かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

阪神西大阪線

2009-02-21 23:13:25 | 撮影記

〇福-伝法間の新淀川橋梁を渡る西九条行列車。本文とはあまり関係ないかも。


阪神なんば線の開業まであと1ヶ月を切りました。阪神近鉄お試しチケットも発売
初日に売り切れてしまうなど徐々に盛り上がってきています。(ゲットできなかった
ので少し機嫌が悪い・・・)

そこで改めて阪神西大阪線のレポートです。
阪神西大阪線は尼崎と西九条を結ぶ路線で、来る3月20日に西九条-大阪難波
(現:近鉄難波。3月20日より駅名改称)が開通し阪神なんば線と名称を変更します。


〇西九条駅に停車中の試運転列車。これから新線部分に向かうところです。


現在新線部分の試運転も行われており着々と準備が進んでいます。また西九条駅の
南側では阪神の新しい出入口が建設中です。


〇阪神西九条駅の新しい出入口。この右側がJRの駅です。


尼崎駅では近鉄車両を使った連結などの訓練も行われていました。


〇尼崎で訓練中の近鉄車両。


いよいよ開業が近づいてきたので楽しみです。新線部分の状況についてはまた改めて
レポートしようと思います。

本竜野駅

2009-02-12 11:59:27 | 撮影記

〇本竜野駅の駅舎。風格のある駅舎です。


先日、本竜野駅に行ってきました。本竜野駅は姫路から姫新線に乗り換えて30分
ほどの所にあります。昭和6年に開業しその駅舎を現在も使用しています。
この駅は橋上駅になることが決定し今年3月から取り壊し工事が始まる予定です。



駅舎自体も風格があって良いのですが、今回紹介したいのはこの駅の跨線橋です。
一見すると普通の古い跨線橋なのですが・・・



階段部が木造。



通路部分も木造。



さらに、基礎の鉄骨もレトロ。

という見所満載の代物です。
現存する数少ない木製橋の一つで産業遺産の価値もあります。

跨線橋は外壁が木製のものでも階段がコンクリート(普段使っている駅の階段みたい
な感じです)通路も床がコンクリートなどで補強されているものが多いです。

駅舎側の鉄骨には「I.G.R TAKATORI WORKS 1912」の刻印があります。
駅舎開業(1931年)よりも古いのですが他で使っていたものを移設したようです。
ちなみに反対側の刻印は「1932」でこの跨線橋は駅舎開業後の1932年(昭和7年)
以降に作られたようです。

幸いこの鉄骨は保存が決まり、なんだかの方法で再利用することになっています。
跨線橋自体は駅舎の橋上化が完了する2010年まで利用できるので一度訪問して
みるのも良いかと思います。