かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

南海電車まつり

2008-10-26 23:28:51 | 撮影記

〇車両展示の様子。左からラピート・minapitaラッピング車・8000系です。


昨日10月25日に「南海電車まつり」に行ってきました。

「南海電車まつり」は南海千代田工場の一般公開で、先日の近鉄同様車両展示をはじめ子供対象の参加型イベントや
鉄道部品・グッズの販売などがありました。

車両展示はラピートと今年デビューの8000系・minapitaのラッピング車両あとは保線用車両といったところです。
minapitaのラッピング車両をのぞけば車内も公開されていました。
なかでもラピートは子供達には一番人気で長蛇の列ができていました。
8000系は南海本線用の車両で見るのは初めてでした。今回休憩用車両として使用されていたので車内も見てきました。


〇制作中の高野線用「観光列車」。まだまだ先は長いです。


工場内では来春完成予定の高野線用「観光列車」の制作中のものが公開されていました。完成が楽しみです。


〇走行中の作業用軌道自転車。見ていて一番おもしろそうでした。


外のイベントで目を引いたのは「作業用軌道自転車試乗」です。
自転車とはいっても原動機が付いていて線路の上を走ります。これに試乗できるわけです。
これはおもしろそうだなと思ったのですが、やはり人気イベントのようで整理券は早々になくなったそうです。

グッズ販売ではカレンダー・バッジの他、過去に販売された記念乗車券類も販売していました。
珍しかったのは車補(車内補充券)で、当日乗車券として使用できるものを作って販売していました。
つまり〇駅から△駅までというリクエストに応えて発券してくれるわけです。

展示コーナーでは古レールの展示があり、かつて駅などで再利用されていたもので銘板が残っているものが展示されて
いました。米国か英国製のものがほとんどで、100年以上前に製造されたものもありました。
創業が1885年(明治18年)という南海ならではの展示といえます。

いろいろ書きましたが結構おもしろいイベントでした。
来年はどんなイベントをしてくれるか楽しみです。

京阪中之島線開業!

2008-10-20 00:22:01 | 撮影記

〇新型3000系の快速急行出町柳行。11月30日までは開業記念ヘッドマークもついています。大江橋駅で撮影。


今日10月19日に京阪中之島線が開業しました。当然のように乗ってきました。

中之島線は天満橋から中之島までの3.0キロを結ぶ路線で4駅が新規開業しました。
天満橋から順になにわ橋・大江橋・渡辺橋そして終点の中之島の4駅です。
これと同時に新型車両の3000系がデビューし、主に中之島-出町柳間のこれも新設の快速急行で運用されます。
あと、これにあわせて京都市内の3駅を丸太町→神宮丸太町,四条→祇園四条,五条→清水五条にそれぞれ変更しました。


〇なにわ橋駅のコンコース。これは改札内より撮影。


さて、中之島線の各駅の紹介を簡単にしてみます。
まずはなにわ橋駅。
大阪市中央公会堂への最寄り駅で出入口部分は世界的建築家・安藤忠雄氏の設計です。
この駅はコンコースの地下1階2階を吹き抜けにしていて迫力があります。また、地下1階には「アートエリアB1」という
イベントホールのようなものがあります。
ホームの壁面は中央公会堂をイメージした「レンガ調」になっています。ちなみに4駅とも違うイメージになっています。


〇大江橋駅の入口。後ろの建物は日本銀行大阪支店です。なにわ橋駅以外はこんな感じの入口です。


次に大江橋駅。
淀屋橋と近く、日本銀行大阪支店・大阪市役所の最寄り駅です。
B1Fの改札口階にコンビニ・書店などがあります。
ホームの壁面は日本銀行大阪支店にも使われている「石」をイメージしています。


〇渡辺橋駅のホーム。金属材の壁面です。


その次は渡辺橋駅。
地下鉄四つ橋筋線の肥後橋駅が最寄りになります。
改札口階(B2)の一つ上B1Fに「MINAMO」というショッピングゾーンがあり、飲食・買い物ができます。
ホームの壁面は未来をイメージさせる「金属材(ステンレス?)」となっています。


〇中之島駅のシールドマシーンカッター部のモニュメント。これは1番線ですが2番線にもあります。


最後に中之島駅。
リーガロイヤルホテル・大阪国際会議場への最寄り駅で、パンフによると阪神福島駅・JR新福島駅へ約5分となっています。
改札口の正面がリーガロイヤルホテルへの連絡口となっていて、階段・エスカレーターは使いますがホテルの地下とつながって
います。
ホームは淀屋橋駅と同じ形で淀屋橋駅の4番ホームに相当する部分が壁になっていて3番線まであるという形です。
ホーム最西部のレールエンドにシールドマシーンのカッター部をモニュメントとして飾っています。
ホームの壁面は中之島線全体のイメージでもある「木」となっています。

このように4駅とも個性を持たせて作られたのはおもしろいと思います。
この開業で人の流れがどう変わるかも楽しみです。

新型の3000系は人が多すぎて少ししか乗っていないので、後日改めてゆっくり乗ってみたいと思います。

たま電車デザイン発表祭

2008-10-18 23:06:25 | 撮影記

〇公開された「たま電車」のイメージイラスト。


今日10月18日は和歌山電鐵の「たま電車デザイン発表祭」に行ってきました。

発表祭は和歌山電鐵の伊太祁曽駅構内で行われ、同時に物販やおもちゃ電車・いちご電車を使ったイベントも行われました。
「たま」はご存じかもしれませんが、和歌山電鐵貴志駅の”スーパー駅長”で写真集なども出している有名なネコです。


〇イベント「おもちゃ電車と綱引き」の様子。全然見えませんが綱引きしているのはお子さん達です。


メインの「たま電車デザイン発表祭」では、来春デビュー予定の「たま電車」のイメージイラストが今日発表されました。
最初に挨拶された和歌山電鐵の小嶋社長によると、これは決定のものではなくこれをベースにして私がダメ出しすると
笑いをとり、皆さんの意見も取り入れて仕上げていきたいということでした。


〇説明されている水戸岡鋭治さん。この写真、人がいっぱいだったので頭の上からノーファインダーで撮影しました。


「たま電車」をデザインされた水戸岡鋭治さんもこのイベントに来られてデザインについて説明されていました。
それによると、ネコ嫌いの人には気の毒な車両にしたとこちらも笑いをとり、101匹わんちゃんをヒントにして101種類の
たまのイラストを配置したということでした。また、床にはネコの足あとをつけ、車内には「たま」のスペースも作る予定だ
ということでした。

この電車を作る(改造する)にあたって「たま電車」サポーターを1口1000円で募集していて、10口以上応募した方は
「たま電車」内の記念プレートに名前が掲示されます。
郵便振替でも応募できますので、興味のある方は和歌山電鐵のHPをご覧になるか直接電話してみてください。
ちなみに私は中途半端に5口応募しました。

どの程度このイメージが実現するかわかりませんが春が待ち遠しくなりました。

明日はいよいよ京阪電車中之島線開業です。こちらも楽しみです。

きんてつ鉄道まつり

2008-10-15 21:21:57 | 撮影記

〇きんてつ鉄道まつりの車両展示。後ろの方に阪神1000系があります。


まずはじめに、ブログのデザインを変えてみました。また変えるかもしれませんが、しばらくこれでいこうと思います。

では、本題です。
10月13日に「きんてつ鉄道まつり」に行ってきました。近鉄五位堂検修車庫で実施されたもので今回で15回目です。
私のお目当ては鉄道の日記念のスルッとKANSAIカードで、今年はビスタ・カー50周年ということで2代目ビスタカーの
10100系がデザインされています。これは早々にゲットしました。




〇阪神1000系のラッピング。正面は人が多すぎたので撮っていません。m(_ _)m


近鉄さんとしての今回の目玉商品は「阪神1000系」の展示でしょう。私の展示車の目当てもこれです。
阪神1000系は来年3月に開業する阪神なんば線用に開発された車両です。阪神線ではしばしば目にします。
現在1編成が近鉄線内で試運転をしていて、これを今回公開してくれました。
この車両には阪神なんば線をPRするラッピングがしてあります。また、他の車両はだめなのですがこの車両だけは
車両の前面で記念撮影がOKで、家族連れの方がひっきりなしに記念撮影をしていました。
車両のサイドも見学OKで、普段はなかなかゆっくり見られない床下機器も見学できました。


〇40tクレーンの実演。今回は特急用車両を使用していました。


検修庫の中でも床下ピット探検隊(見たかったがすごく並んでいたのでパス)などのイベントがありました。
派手ですがわりと見学しやすいのが40tクレーンの実演です。クレーンで車両を持ち上げ別の場所におろすという
内容です。前来たときも見たのですが、結構迫力があっておもしろかったです。

外には物販コーナーもあり、飲食物はもちろん鉄道部品・鉄道グッズ・ストラップ・DVDなどもありました。

天気が良くて人手も多くなかなか賑やかで楽しめるイベントでした。
今月は他社でも同様のものが実施されるので、また出かけてみようと思います。

リゾートみのり

2008-10-12 14:18:20 | 撮影記

〇鳴子温泉駅に停車中の「リゾートみのり」


楽天最終戦観戦の翌日、10月8日に「リゾートみのり」に乗ってきました。

「リゾートみのり」はこの10月にデビューしたジョイフルトレインで、11月末まで
陸羽東線の小牛田-新庄間を毎日1往復し、土休日は仙台始発で運転されます。
3両編成で新庄側の先頭が3号車になり9番が一番前の座席になります。

シートは車体にあわせた落ち着いた色で、シートの間隔も後で乗った「つばさ」より
確実に広いです。窓も眺望が配慮されてとても大きくなっています。
全車指定席なのですが車両の運転席側はフリースペースになっていて、運転席と窓に
向かって席があり、より眺望が楽しめるようになっています。


〇座席。小牛田駅で撮影したので窓の外に旧型客車も一緒に写っています。


〇こちらは先頭部。当然人気ポイントです。記念スタンプもここにあります。


現在、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンが実施されていて県内各所でいろいろ
やっています。「リゾートみのり」のデビューもこの一環で、駅からの出発の時に駅員さん
たちが横断幕を使ってお見送りをしてくれます。
(当日は小牛田・古川・鳴子温泉・中山平温泉の各駅でしてくれました。)


〇小牛田駅でのお見送り。列車が動き出したら手を振ってくれます。


新庄行の「リゾートみのり」は途中の鳴子温泉で23分停車するので少し散歩ができます。
列車を降りると温泉の香りがし、駅には足湯もあります。徒歩3分ほどの所には「鳴子温泉
湯めぐり広場」があり、その中に手湯があります。私も少し試してみましたが短時間でも
結構効果がわかります。共同浴場も2軒あり、そのうち「鳴子・早稲田桟敷湯」は駅からも
近いので立ち寄るにも便利です。平成10年に改築された新しいお風呂です。


〇これが「手湯」です。座って体験でき結構あったまります。


鳴子温泉を出発した後は待望の鳴子峡でしたがあっさり通過。雨模様&紅葉にはまだ早いと
いうことなのでしょう。
そうこうしているうちに終点の新庄に到着しました。今回も楽しく乗れました。

この列車に乗るなら鳴子温泉-中山平温泉の間にある鳴子峡を見るのがおすすめなので
その区間を入れてもらって、小牛田・古川-鳴子温泉のお客さんが多い感じなので通しで
乗れなければ鳴子温泉-新庄で調べてもらってもいいと思います。新庄からの方が乗り
やすそうな気がします。
席はA席の方がいいと思いますが、窓が大きいので他でもなんとかなるでしょう。
機会があればぜひ乗ってみてください。

10/7楽天最終戦

2008-10-08 01:12:22 | 楽天イーグルス

○試合後のセレモニーで野村監督から花束を受け取った王監督。


昨日10月7日に楽天イーグルスの最終戦に行ってきました。
去年も行ってきたのですが、去年は本拠地の最終戦でシーズン最後の試合は千葉でした。
今年はシーズンの最終戦で相手のソフトバンクホークスもシーズン最終戦、つまり王監督の
最後の試合でもあります。


○メンバー交換時の王監督と野村監督。


当然のように試合前から報道陣は多く、メンバー交換のときは王・野村両監督とも報道陣に
取り囲まれていました。


○力投する田中投手。


試合は楽天田中投手・ソフトバンク杉内投手の投げ合いで、ともに9回を0点で抑えます。
延長戦に入っても両チーム譲らず、結局12回裏楽天山崎選手のサヨナラタイムリーで
楽天が1-0で勝利しました。
今年一番のゲームだったといってよいと思います。


○ヒットを打った後ベンチに引き揚げてくる山崎選手。


試合終了後、野村監督から王監督への花束贈呈があり、王監督も声援に応えてくれました。
その後楽天の最終戦セレモニーがあり、野村監督の挨拶そして今年引退する小倉投手の
セレモニーもありました。


○セレモニーであいさつする野村監督。すごく穏やかな表情です。


○セレモニーでお子さんから花束を受け取った小倉投手。


今年は岩隈投手の投手三冠獲得、リック選手の首位打者獲得という明るい話題があり
ましたが、チームとしては残念な結果に終わりました。
来年こそクライマックスに出場して勝ち上がり、日本一になってほしいと思います。

日田彦山線駅めぐり

2008-10-05 23:08:05 | 撮影記
ちょっと間があきましたがもう1回九州の話を。

今回の九州旅行で日田彦山線に初めて乗りました。
日田彦山線は日豊本線の城野駅から久大本線の夜明駅までを結ぶ68.7キロの路線で
全線非電化単線です。実際の運行では城野駅・夜明駅とも始発終着の列車はなく、城野
駅側は小倉駅、夜明駅側は日田駅が始発終着となっています。

今回は夜明から小倉まで乗車しました。この線はわりと趣のある木造駅が多いのでその
中から3駅を紹介します。


〇夜明駅。築堤の上にあります。駅には桜の木もあるそうです。


まず1つめは夜明駅です。厳密には久大本線の駅なのですが終点駅なのでご勘弁を。
「夜明」というこのネーミングだけで訪問してみたくなる駅です。
1932年(昭和7年)開業時からの木造駅舎です。無人駅ですが切符は駅前の商店で
販売しています。
まあ車は通りますが静かなところで蝉の声なども聞こえて落ち着きました。
乗り継ぎの関係で10分ほどしか滞在できなかったのが残念でした。
降りてみて損のない駅だと思います。


〇彦山駅。赤い屋根が特徴です。写っていないのですが昔の郵便ポストもあります。


2つめは彦山駅です。
この駅も1942年(昭和17年)開業時からの木造駅舎です。
英彦山神宮への最寄り駅で、駅もそれを模して建てられています。観光駅らしく駅前には
土産物屋や食堂が並んでいます。旧駅事務所を利用した喫茶店もあるのですが訪問日は
営業していませんでした。列車よりも車での訪問者が多い駅です。


〇採銅所駅。ここも興味を引くネーミングです。


最後の3つめは採銅所駅です。
ここも1915年(大正4年)開業時からの木造駅舎で、構内はやや広く貨物ヤードも
残っています。
駅名の由来はかつて近くの香春岳から銅を産出したことによるものです。
この「採銅所」は地名でかつては採銅所村という自治体でした。採銅所小学校もあります。
駅周辺は大きな道路からも離れていて、静かでゆったりした時間を過ごせました。

3駅ともいい駅なのでまた機会があれば訪れてみたいです。筑豊地方にはこれらの他にも
立派な駅が多いのであわせて訪問してみたいと思います。

「男の花道」清原引退試合

2008-10-02 02:33:50 | 撮影記

〇清原選手。セレモニー後の胴上げシーン。


昨日10月1日に清原選手の引退試合に行ってきました。

チケットが発売1時間で完売するなど開始前から注目され、所属するオリックスがシーズン
2位を確定したため、清原選手を4番DHで出すと予告したのでさらに注目度が上がりました。

開場前には整理券が配られ、普段よりも1時間半早い2時半に開場しました。
打撃練習で清原選手がグラウンドに出てくると「清原~」の声が上がり早くも盛り上がり
試合前のセレモニーでは大石監督から今年勇退する王監督に花束贈呈があり、引き続き
その王監督から清原選手への花束贈呈がありました。


〇王監督から清原選手への花束贈呈。


試合が始まり清原選手が打席に立つと大歓声。第1打席は残念ながらライトフライ。
第2打席の前に観戦に来ているイチロー選手の姿がビジョンに映されさらに盛り上がり
「キヨハラ・キヨハラ」コールがおこりました。しかしこの打席は三振。
続く第3打席。6回裏1点を追加して3-1となり、なお1死1塁の場面。
ここで見事にライトオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち1点追加。
清原選手も2塁ベース上で歓声に応えていました。
そして最後となった第4打席。8回裏1死ランナーなしの場面。
杉内投手のストレートをフルスイングするも空振り三振に終わりました。


〇最後の打席でのフルスイングのシーン。


試合終了後に清原選手の引退セレモニーが行われました。
過去の活躍をビデオで紹介した後清原選手が登場。
選手会長の北川選手からの花束贈呈。続いて阪神の金本選手からの花束贈呈で目に涙を
浮かべていました。
続いて歌手の長渕剛さんが登場し、「とんぼ」を歌いました。最後の方はスタンド全体で
合唱し、清原選手が涙をぬぐうシーンもみられました。


〇長渕剛さんの「とんぼ」の時のビジョン。


〇清原選手のとなりで歌う長渕さん。


そして清原選手の挨拶。
先日西武ドームで胴上げしてもらった西武ナインをはじめ、西武ファン・巨人ファン・
故仰木さん・イチロー選手・金本選手に感謝の言葉を述べ、オリックスファンには満足な
活躍ができなかったことをわび、全国の野球ファンにお礼を言って終わりました。
清原選手らしくみんなに気を使ったいい挨拶でした。

最後に場内を1周しナインから胴上げされてセレモニーは終了しました。

非常に満足したいい1日でした。ずっと心に残るものになりそうです。