〇十和田市駅停車中の7700系。(元東急の車両)
たいへんお待たせいたしました。東北での撮影記です。
Kスタでの野球観戦の翌日、4月23日に十和田観光電鉄に乗ってきました。
十和田観光電鉄は東北本線の三沢から十和田市までを結ぶ14.7キロの路線です。
元東急のステンレスカーが主力で活躍しており、吊り掛けモーターの旧型車両も
主にイベント用として2両在籍しています。
私自身十数年前に十和田湖に行くときに十和田市までこの電車に乗ろうか迷いました。(バスは三沢から十和田市を通って十和田湖に行っていました)
結局時間的な都合で三沢からバスに乗っていったのですが、残念な思いをしました。
今回乗ることができてよかったです。
〇三沢駅の改札口付近。バスの待合室も兼ねています。そば屋は写ってませんが
撮った所のちょうど左側にあります。
三沢駅はJRと別の建物で年季の入ったコンクリ造りです。改札口などはレトロな感じで
いいです。建物内に名物となっているそば屋さんがあり、わりとお客さんも多いです。
沿線はだいたい農業地帯を走ります。北里大学前くらいから川の反対側に桜並木があり
これが見頃を迎えつつあり(少しだけ早かった)結構よかったです。桜並木はほぼ終点の
十和田市まで続いています。
十和田市は線路1本ホーム1本のみの駅で川と道路を跨線橋で渡ったバスターミナルの
2階に改札口があります。
〇官庁街通り駒街道。平日のせいか人は少ないです。大阪ではこうはいかないでしょう。
十和田市では少し時間があったので「日本の道・百選」に選ばれた官庁街通り駒街道に
行ってきました。駅から歩くと10分くらいです。
松と桜の並木道で行った日は桜が満開状態ですばらしかったです。
またこの道沿いに十和田市現代美術館が4月26日開館しました。新名所となるでしょうか。
〇旧型車両2両編成。どうしても見たかったので下車しました。
桜見物の後は車庫のある七百駅まで戻って旧型車両見学です。
緑の電車がモハ3603で元東急の車両です。平成14年8月にこの旧東急色に復元
されました。
白の電車がモハ3401で十和田観光電鉄のオリジナル車両です。
訪問日は翌日(4月24日)の桜見物イベント列車の準備をしていて、車内に飾り付け
などをしていました。
季節がよかったこともあり予想以上に印象深いものになりました。
旧型車両にはぜひ乗ってみたいのでチャンスがあれば再訪したいです。