かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

肥薩おれんじ鉄道

2009-05-31 15:30:10 | 撮影記

〇肥薩おれんじ鉄道の車両。八代駅でこの車両が待っていました。


前回のSL人吉の撮影後、肥薩おれんじ鉄道に乗ってきました。実のところこちらがこの
旅行の本命でした。

肥薩おれんじ鉄道は八代から川内までを結ぶ路線です。九州新幹線開業までは鹿児島
本線でしたが開業を機にいわゆる3セク路線として再出発したわけです。本来は電化され
ている区間なのですが経費節減のため旅客列車はすべてディーゼルカーでの運行となって
います。電化設備は日に数本ある貨物列車のために使用されています。ディーゼルカーの
中には鮮やかな塗装のものやラッピング車もあり目を楽しませてくれます。


〇上の車両のサイド。みかんに顔をあしらったイラストがたくさんあります。


路線はほとんどが単線で博多から八代までの雰囲気とがらっと変わってローカル色が強く
なります。それゆえ景色のいい区間もあるというわけです。


〇日奈久温泉~肥後二見間。海をバックに撮影。


八代からすぐの日奈久温泉~肥後田浦や終点の川内に近い薩摩大川~西方は海沿いを
走り特に景観がいいです。今回は立ち寄りませんでしたが後者は撮影ポイントとしても知ら
れています。ともに付近を走行中に車内放送で簡単に案内をしてくれます。


〇薩摩大川~西方間の車窓。ガラス越しなのでちょっと車内が写り込んでいます。


終始海沿いを走るわけではないのですが、それゆえに変化もあり楽しめる路線です。
車両も通勤列車のようなロングシートではないので窓側に座ってのんびりできます。

今回も撮影を絡めましたが、また来るときも撮影してみたい路線です。

SL人吉

2009-05-24 16:12:04 | 撮影記

〇熊本駅に到着したSL人吉。


前回の続きです。
熊本でSL人吉を撮影してきました。実は乗ってみたかったのですが時間の都合などが
よくなく断念しました。


〇SL先頭部にあるヘッドマーク。


〇客車の最後部。展望室になっています。反対側も同様です。


〇機関室の中。様々な部品がずらりと並んでいます。


SL人吉は熊本から肥薩線経由で人吉まで行く列車で、その名の通りSL(8620型)
が牽引します。客車も専用のものが用意され展望室もあり車窓が楽しめるようになって
います。このSLは不調のため約4年走行していませんでしたが、今年の4月25日から
復活して走り始めました。今後は週末を中心に運行することになっています。


〇出発シーン。動画で紹介できないのが残念です。


今回はあまり時間がないこともあり駅撮りだけです。それでも走り出すところなどは迫力
がありよかったです。車窓もずっと川沿いを走るので退屈することはないでしょう。
(路線自体は乗ったことがあります)次に熊本に行くとき(九州新幹線開業時?)には
乗ってみようと思います。

九州新幹線

2009-05-17 22:39:09 | 撮影記

〇新八代駅に停車中の九州新幹線800系「つばめ」


先日、鹿児島・熊本方面に乗り鉄に行ってきました。そしてようやく念願の九州新幹線に
乗ってきました。九州新幹線は現在、新八代から鹿児島中央まで開通しており博多から
新八代までは2011年3月の開業を目指して工事中です。


〇800系「つばめ」の車内。座席は木製です。


車両は九州新幹線専用の800系。デザインはたま電車などを手がけている水戸岡氏が
手がけており、車内は「和」をコンセプトに仕上げられています。


〇車両のサイドにはこんなマークもついています。


今回は鹿児島中央から新八代まで乗車しました。
車窓はトンネルが多く正直つまらないのですが、出水駅を過ぎたあたりで海が見える
ところがポイントでしょう。鹿児島から乗ると進行左手になります。


〇新八代駅に停車中の「リレーつばめ」(左)と新幹線「つばめ」


新八代で博多行きの「リレーつばめ」に乗り換えとなります。隣のホームに停車している
ので乗り換えは楽です。ここから在来線の線路につながるわけです。ちなみにこの線路
九州新幹線が全通すると旅客列車は走らなくなりますが、線路自体は資材などの搬入
用に残るようです。この線路にも乗っておきたくて乗りに来たわけです。


〇在来線からの渡り線を走る「リレーつばめ」
手前の壁がホーム側の壁で右に見える線路は在来線の線路です。


九州新幹線が全通すればどう変わるかを含めて楽しみです。その時にはもちろん乗りに
行こうと思います。

北条鉄道

2009-05-07 22:14:43 | 撮影記

〇元三木鉄道の車両フラワ2000-3。北条町の車庫にて撮影。


先日、北条鉄道に乗ってきました。
北条鉄道はJR加古川線または神戸電鉄粟生線の粟生駅から北条町までを結ぶ路線です。
距離は13.6㎞でワンマンのディーゼルカーで運行しています。そのうちの1両は昨年廃止と
なった三木鉄道からきた車両で今年4月にデビューしました。今回乗車できませんでしたが、
塗装は樽見鉄道と同じく三木鉄道時代のままです。また次の機会に乗ってみたいと思います。

さて、北条鉄道には1日乗車券があります。D型硬券タイプで所属各車両をデザインしています。
三木鉄道からきた車両もあります。1枚800円です。粟生-北条町の片道が400円なので降り
るならお得です。北条町駅窓口・インターネットで購入できます。車内でも購入できますが引換券を
発行して北条町駅で交換となります。今回はこれで駅めぐりをしてきました。

北条鉄道には大正時代からの駅舎がいくつか残っており、今回はそのうち2つを訪問しました。


〇法華口駅駅舎。駅前には花壇もあります。

まずは法華口駅です。
前回訪問したときは台風の影響で屋根にシートがかけられていましたが、無事修理されたようで
安心しました。待合室にもいすと机が置かれ落ち着けるようにもなっています。



〇法華口駅の駅名板。よく見ると書き直された文字が見えます。

この駅の駅名板も古いもので、書き換えられる前の右から左への文字が読み取れます。
旧「ちぐけっほ」→現「ほっけぐち」
またこの駅は花の駅としても知られ、桜の季節には花爛漫となります。その時期にもまた訪問
したいです。



〇長駅駅舎。コンパクトな建物です。トイレは別棟で写真の右側にあります。

次は長(おさ)駅です。
法華口より少し小振りですがいい雰囲気をした駅舎です。この駅には出札口の跡や手荷物受付の
跡が残っています。地元向けですが旧駅事務室を利用したイベントもしばしば行われていて、
そのおかげもあっていい状態が保たれているようです。ありがたいことです。


〇長駅の駅舎内。出札口の跡などがあります。

今回は駅メインで訪問したので、次に行くときは列車の撮影もしてみようと思います。