かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

いよいよ明日です

2008-11-29 23:08:51 | 撮影記

〇新大阪駅停車中の0系新幹線。9月とほぼ同じですがご勘弁を。


0系新幹線の定期営業運転終了がいよいよ明日になりました。
そういうわけで私としてのお別れ乗車をしてきました。
乗ったのは9月と同じこだま639号で姫路までの自由席です。


〇ホームの様子。だいぶ混雑しています。


新大阪に列車到着の30分くらい前に着き、思ったほどは混んでいないなと見てい
ましたが列車到着の頃には先頭車のところは人だらけとなっていました。
それでも私のいた反対側ホームはまだ余裕があり編成写真をきっちり押さえました。


〇先頭車のサイド。0系新幹線スペシャルサイトを意識して撮ってみました。
※ありがとう0系新幹線スペシャルサイト(JRおでかけネット内)
http://www.jr-odekake.net/navi/shinkansen/0kei/special/?to5#/home/

この人達の相当数が乗車するのかなとびびっていましたが、そんなことはなく無事
窓側を確保しました。出発時は座席がすべて埋まった状態でしたが立席はそんなに
いなかったようでした。また1駅乗車の人が多く(特急料金が安いので)新神戸・
西明石と少しずつ減っていったようです。

西明石・姫路では後続列車に追い越されるので追い越しシーンを撮ろうと先頭部に
は黒山の人だかりとなっていました。
結局姫路での追い越しシーンは撮れず、お見送りの撮影をしました。


〇姫路駅を出発した0系新幹線。


明日は定期営業運転の最終日です。臨時列車も12月14日(日)で最後となります。
小さい頃から慣れ親しんだ車両がまた思い出に変わります。
とにかくあと少し無事に走りきって欲しいです。

「阪神なんば線」新線ウォーク

2008-11-24 22:06:29 | 撮影記
今日11月24日、「阪神なんば線」新線ウォークに行ってきました。
事前応募の抽選で、ホームページによると2404通の応募があり163組400名が当選し
たと書いてありました。結構運が良かったです。
この日のイベントはドーム前駅から西九条駅付近までの約1.7㎞を歩きます。
今日は雨のぱらつくあいにくの空模様でしたがめげずに出かけてきました。




受付をすませヘルメットと手袋を貸してもらって職員先導でドーム前駅の入口から
スタートです。




階段をどんどん降りていってプラットホームに着きました。プラットホームは地下
5階で-26.5mになります。ホーム中央部は吹き抜けになっていて広々とした空間
になっています。壁面にはレンガが積まれている反面、ホームにはガラス張りシー
スルーのエレベーターが設置されています。
説明によるとデザインのテーマは懐かしさと新しさの融合ということです。また、
レンガは甲子園球場でも使われており連想してもらうために使ったとも話されてい
ました。




いよいよトンネル内に入ります。
ドーム前から九条まではシールドトンネルで上下線が別々になっています。
普通まず歩ける場所ではないのでテンションが上がります。




ほどなく九条駅に着きました。
壁面は白い丸のシリンダー調のデザインになっています。このあたりはねじ工場が
多くこれを考慮したみたいな説明をしておられました。
またこの駅のNTTビル出口の階段は、約40年前に開業を見越して作られたもの
という説明もありました。




九条駅を出ていよいよ地上に出ます。
このU型擁壁部分を過ぎると高架部分に入ります。




高架部分は防音壁?が高くそびえ残念ながら外が見えません。
上の方が少し曲がっているおかげで雨よけとなり、あまり雨に濡れずにすみまし
た。この付近の様子は地下鉄中央線からもよく見えます。




いよいよ安治川橋梁を渡ります。
ここでようやく周りの様子が見えます。橋梁脇にも壁があり安全に歩行できるよう
になっています。




そして西九条に到着です。
西九条駅は大阪環状線を越えて難波方面にホームを延伸しています。
写真撮影地点にある工事用出入口から外に出ました。これで新線ウォークは終了で
す。ヘルメットを返却しパンフ・クリアファイル・定規などが入った記念品をいた
だいて帰りました。

阪神なんば線はこの後試運転が始まり、来年の3月20日に開業予定です。
今回見た駅などがどのようにできあがってくるかを含めて楽しみです。

土讃線の駅

2008-11-23 23:40:19 | 撮影記

〇安和駅近くの撮影ポイントにて。天気が良くなかったので空をあまり入れないで
撮影しました。


高知編の最終回は土讃線の駅紹介です。
土讃線は香川県の多度津駅から高知県の窪川駅を結ぶ198.7キロの路線です。
今回の旅行は全線ではなく途中の佃から安和まで乗車しています。

まずは安和駅です。須崎から窪川方面に2駅行ったところにあります。
土讃線の定番撮影地として知られていて、海と列車を入れて撮影できます。撮影ポ
イントまでは徒歩10分ほどで、道路からの撮影になりますがめったに車も来ない
のでわりと撮影しやすいです。時間は午前から昼くらいまでがいい感じです。
駅自体は待合室だけのシンプルなものです。駅近くの集落にコンビニ・喫茶店等も
あるので時間調整もしやすいと思います。


〇新改駅に停車中の列車。スイッチバック駅なので奥は行き止まりです。


〇新改駅を通過する特急列車。上の写真の反対側になります。


次に新改駅です。土佐山田から1駅阿波池田方面に行ったところにあります。
スイッチバック駅として知られていて、四国には昨年9月に紹介した坪尻駅とここ
の2駅しかありません。
山の途中にある静かな駅で1㎞ほどのところに集落があります。駅にはわかりにく
いのですが駅ノートがありしばしば書き込みがされています。車で来られる方も
結構いるようです。
列車待避で長時間止まる列車もあるので、その時にちょっと探索してみるのもいい
と思います。


〇この鉄橋が土佐北川駅です。ちょっと紅葉していたので一緒に撮ってみました。


〇土佐北川駅のホーム。特急列車との交換シーン。


最後に土佐北川駅です。前述の新改駅から3駅阿波池田方向に行ったところにあり
ます。
鉄橋にある駅として知られていて、事前に調べていたとはいえ実際に見てみると
やっぱりびっくりします。列車交換が可能ですがホームがちょっと狭いので特急が
通過するとちょっと怖いです。ホーム下の待合室に通過列車時刻表があるので参考
にしてください。この鉄橋には歩道橋も併設されていて川の反対側に渡れます。
変わった駅なので話のネタに訪問してもいいと思います。

高知編はこれで終了です。次回は楽しみにしていた「阪神なんば線新線ウオーク」
です。

土電

2008-11-19 22:14:52 | 撮影記

〇後免町駅に到着する車両。「ごめん」の方向板がチャームポイント。


高知編のパート2です。
今回は土佐電気鉄道です。タイトルの土電(とでん)は地元での通称です。
土電は高知市を中心に25.3kmの路線を有しています。

車両は古いものが多くなかなか楽しめます。また、伊野・朝倉(高知大学前)・
後免町行の大部分の列車にはそれぞれ「いの」「朝倉 高知大学前」「ごめん」の
方向板がつけられています。


〇朝倉駅でのタブレット授受。


複線の区間が多いのですが、鏡川橋から伊野までが単線です。そのうち朝倉から
伊野はタブレットを使用しています。


〇鴨部停留所にて。車両の右側の路面がペイントしてあります。見ての通り狭い
ところです。


この単線区間の中で鴨部から曙町の併用軌道部が特に狭く、正味2車線の道路の
片側を軌道で占めています。交通量がそんなに多くない道路なのですが、伊野・
朝倉方面行だと電車が右側を通るので、電車が走ると電車を車が避けその避けた車
をさらに車が避けるというスリリングな光景がたまに見られます。バスも走るので
その時はさらにやっかいです。


〇朝倉駅停車中の折り返し列車。車両両側の路面にペイントがあります。
でも道路のどまん中です。ちょっとびっくりします。


また、このあたりの停留所(あえて駅とは呼ばない)は道路にペイントだけのもの
で道路脇に標識と時刻表があります。
朝倉駅の折り返し列車は道路のどまん中に列車を止めそこで乗降を扱っています。

ほとんど単線区間のことしか書いていませんが、他のところにも路面電車ならでは
の楽しさがあるので高知へ行ったらぜひ土電に乗ってみてください。


〇高架化され駅前広場整備中の高知駅前。

ごめん・なはり線

2008-11-13 23:47:26 | 撮影記

〇ごめん・なはり線のオープンデッキ付き車両。2両あるうちの1両です。


11月8日から10日までの3日間高知へ行ってきました。
ネタも多いので3回くらいに分けて書こうと思います。

1回目は「ごめん・なはり線」です。
ごめん・なはり線は土佐くろしお鉄道の一路線でJR土讃線の後免駅と奈半利駅を
結ぶ42.7キロの路線です。この名称は実は愛称で正式には阿佐線といいます。
阿波と土佐、つまり徳島県の牟岐線と室戸岬を通って高知県の後免を計画だったこ
とからこの名称がついています。

今回実はごめん・なはり線に乗る予定がなかったのですが、後免駅に着いたとき
オープンデッキ付き車両が止まっていたので思わず乗り換えてしまったわけです。
オープンデッキ付き車両は海側の通路(?)部分に窓がない車両で、その通路部分
に立って海を眺めることができるというすごい車両です。


〇オープンデッキからの海の眺め。夜須~西分間。


ごめん・なはり線はほとんどが高架で眺めがいいです。あかおか駅付近から海が見
え始め、オープンデッキ付き車両だけなのかもしれませんが車窓のガイドも流れま
す。夜須駅を出た後に「まもなくトンネルに入ります。トンネルを出た後右手に
太平洋が見えます。」というガイドが流れ、トンネルを抜けると太平洋がどーんと
広がります。琴ヶ浜という白砂青松100選に選ばれた場所もこのあたりです。
天気がいまいちだったのですが、それでもなかなかの絶景です。
ここを過ぎてしばらくすると安芸に着きます。
乗った列車が安芸行だったので今回はここで降りました。天気が良くなかったので
安芸~奈半利は天気がよいときの再訪時のお楽しみにとっておきました。
またぜひ乗ってみたいです。


〇これは安芸駅のキャラクター「あきうたこ ちゃん」


また、ごめん・なはり線にはアンパンマンで有名な地元出身のやなせたかしさんが
各駅ごとにキャラクターを作っていてこちらも楽しめます。
各駅の駅名板にイラストがあるほか像もあったりします。
ネーミングもおもしろいです。後免の次の駅、後免町(ごめんまち)のキャラクター
の名前は「ごめんまちこ さん」という具合です。

いろいろ楽しめる線なのでぜひ乗ってみてください。

叡山電鉄さよなら600ラストラン

2008-11-03 22:44:16 | 撮影記

〇「さよならデオ600形」の装飾をつけた二軒茶屋行。木野駅付近で撮影。


11月1日に叡山電鉄の「さよなら600ラストラン」に行ってきました。
叡山電鉄デオ600形電車の引退イベントです。通常こういう混雑が予想される
イベントはあまり行かないのですが、元沿線住人(大学時代です)でもあり、かつ
わりとよく乗った車両でもあるので行ってきたわけです。

叡山電鉄デオ600形電車は同社に残る唯一のつりかけ駆動方式で走る車両で、
旧型車の下回りを利用して昭和54年に製造された車両です。
ゆえに車内はわりと新しく外見も普通の電車という感じです。でもモーター音は
特徴のあるブオーンという音がします。

当日は八瀬比叡山口・二軒茶屋へ6往復するダイヤだったので、まず最初の列車に
乗ってそれからいろいろ撮影してきました。
最終の二軒茶屋行の往復と修学院行には「さよならデオ600形」の装飾がつけら
れ、いよいよ最後なのだというのを実感しました。
なくなるのは寂しいですが、最後に見に行くことができて良かったと思います。


〇宝ヶ池駅で「きらら」が先行し待機するデオ600。


〇宝ヶ池付近の鉄橋を渡るデオ600。


〇八瀬比叡山口付近を走るデオ600。


〇八幡前駅を出発したデオ600。珍しい宝ヶ池行のヘッドマーク。