かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

やまと花ごよみ号

2010-09-22 22:39:26 | 撮影記

〇大輪田駅を出発する「やまと花ごよみ号」


去る9月18日から20日まで臨時急行「やまと花ごよみ号」が近鉄大和西大寺から新王寺まで運転
されました。この列車は奈良県営馬見丘陵公園で開催されている「第27回全国都市緑化ならフェア」
の会場北側の田原本線池部駅へ乗り換えなしで行くことができるように設定された列車です。
西田原本までは急行として走り、そこからは各駅に停車して終点の新王寺に行きます。
西田原本へ行くために普段営業列車の走らない渡り線を走る=乗車できるので乗ってきました。


〇「やまと花ごよみ号」急行新王寺行の出発案内。


大和西大寺駅の出発案内はごくシンプルなもの。臨時とか列車名などは表示されず少し残念でした。


〇西大寺駅に入線した「やまと花ごよみ号」急行新王寺行の行先板がグッドです。


ホームでは私を含めた鉄道ファンが列車の到着を待ちかまえていました。到着したら撮影タイムです。
出発までそんなに時間がなかったので撮影もそこそこにして乗車。ドア部分に立って景観を確保して
出発です。


〇渡り線直前の車窓。見えているのが田原本線の線路です。左端に渡り線走行中の車両がわずかに見えます。


〇こちらは渡り線走行中の車窓。当然のように撮り鉄さんがいます。


そして田原本に近づくと、まず渡り線を渡って上り線(西大寺方面行)に入りそれから本番の田原本線の
渡り線に入ります。渡り線を走行し田原本線の線路が近づき合流、そして西田原本駅に到着です。
渡り線の走行時間は1分程度でしたが貴重な経験ができました。

その後は新王寺まで定期列車の時刻で運行しました。私は混むので終点では降りず1つ手前の大輪田で
下車して見送りました。
今回は渡り線に加え、田原本線と王寺から王寺線にも久々に乗車でき良い1日でした。

たま駅舎

2010-09-14 22:21:56 | 撮影記

〇たま駅舎。止まっているネコ柄の車は和歌山電鐵の作業車です。


たま駅長でおなじみの和歌山電鐵貴志川線の貴志駅が8月に新駅舎になったので訪問してきました。

駅舎のデザインは、たま電車などでおなじみの水戸岡鋭治氏によるもので「エコでネコロジー」をテーマに
しています。そして木の国和歌山にふさわしい木造駅舎となりました。

ご覧の通りネコの顔に見立てた屋根で、奇抜といえば奇抜なのですが檜皮葺(ひわだぶき)のおかげか
柔らかい印象を受けます。


〇ホームに降りるとこんな暖簾でお出迎えです。


〇駅舎正面の駅名盤。上にはたま駅長の顔があります。


〇これも駅舎正面にあるたま駅長のイラスト板です。


駅舎の内部は正面に向かって左手が小山商店さん、左手が待合室としても利用できる「たまカフェ」と
なっています。「たまカフェ」では地元の果物などを使ったジェラートやフルーツジュースを提供しています。
また、駅舎右に別建物としてトイレが建てられました。訪問者にとってうれしいことです。


〇これがたま駅長室です。駅長は下の方でお昼寝中です。


たま駅長は、駅舎内小山商店側に駅長室がありその中で勤務(?)しています。私の訪問した日もそうで
したが、日中は寝ていることが多いので起きている姿は見られないかもしれません。また、以前と同様
日曜日がお休みとなっています。ただしお休みの日には着ぐるみのたま駅長代理が、たま電車の到着に
あわせておもてなしするそうです。詳しい時間はHPでご確認ください。

訪問の際は駐車場がなく周囲の道路も狭いので、ぜひ和歌山電鐵利用でお願いします。乗り降り自由の
1日乗車券が650円なのでこれをおすすめします。
新しくなり魅力も増えた「たま駅舎」をぜひ訪問してください。