かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

高山線

2009-09-24 23:40:00 | 撮影記

〇飛騨小坂駅駅舎。山小屋風のいい駅舎です。


前回の豊橋鉄道の翌日に高山線に乗ってきました。
高山線は岐阜から高山を経て富山を結ぶ225.8㎞の路線で全線が非電化単線となって
います。ローカル線ともいえますが、特急ワイドビューひだが走る観光路線でもあります。
今回はほとんどの区間を鈍行列車で乗ってきました。

岐阜から鵜沼までは平野部を走ります。この区間は名鉄も併走しています。鵜沼の先から
木曽川が見えてきて高山近くの久々野あたりまでべったりではないもののおおむね川沿いを
走っていきます。飛騨金山のあたりはダム湖となっていて有名な撮影地もあります。
温泉で有名な下呂を過ぎ、飛騨小坂でいったん下車しました。

飛騨小坂の駅舎は昭和8年に開業した当初からの山小屋風の木造駅舎で中部の駅百選にも
選出されています。味わいのあるいい駅舎です。午前が順光できれいに撮れます。

飛騨小坂を出た後は高山まで行きました。いわずと知れた小京都です。ここで列車待ちの
1時間くらいで駆け足で観光です。


〇宮川朝市。その名の通り宮川の川沿いにあります。


まずは宮川の朝市。川沿いに屋台が並んでいます。観光地なのでどうしても観光客が
多いです。


〇古い町並み。保存地区に指定されています。


少し歩くと古い町並みも保存されています。ここは宮川朝市の北側で少しマイナーなので
観光客は少なめです。

再び高山駅に戻り富山に向けて出発です。
高山からは再び川をちらちら見ながら走ります。高山から猪谷までの区間は平成16年の
水害で不通になり、平成19年9月にようやく全区間で運行再開されたところでもあり
ます。


〇猪谷駅のホーム。止まっている列車が乗ってきた列車で折り返し高山行になります。


列車が猪谷行なので猪谷で下車。高山線は岐阜からここまでがJR東海の管轄でここから
富山まではJR西日本の管轄となります。
猪谷には神岡鉄道が廃止となった平成18年以来の訪問となります。かつて神岡鉄道が
発着していた3番線は線路が撤去されホームにも柵が設置されていました。

猪谷から富山に出て高山線は終了となります。少しでも旅行の参考になればと思います。

豊橋鉄道渥美線

2009-09-17 11:57:54 | 撮影記

〇途中駅の大清水駅での列車交換の様子。


先日豊橋鉄道渥美線に乗ってきました。
前回のパノラマカーの時に豊橋までは行っていたのですが、乗らずに帰ってきたので
改めて乗ってきました。

豊橋鉄道渥美線は豊橋から渥美半島の三河田原までを結ぶ18㎞の路線です。
三河田原から渥美半島先端の伊良湖岬までバスの便があります。
ダイヤは早朝深夜をのぞき3両編成の電車が15分ごとに走っているわりと便利な路線
です。
名鉄の関連会社ですが車両は元東急のものを使用しています。ステンレス車に赤の塗装を
基本としていますが、青色のなぎさ号・黄色のなのはな号・緑色の車両もあります。
なぎさ号は座席の色が海をイメージした青色になっています。


〇これがなぎさ号です。前面に「NAGISA」の表記があります。


〇三河田原駅駅舎。観光の玄関口らしい立派な駅舎です。


伊良湖岬には日本の灯台50選に選ばれた伊良湖岬灯台があるほか、「日本の渚百選」
「日本の道100選」「日本の音風景100選」「日本の白砂青松100選」に選ばれた恋路が浜と
いう砂浜もありゆっくりできます。

伊良湖岬からは知多半島や三重県の鳥羽へのフェリーがあり観光をかねて乗ってみるのも
おもしろいと思います。鳥羽へは「豊橋・鳥羽割引きっぷ」もあるのでのんびり観光する
のにおすすめです。値段は2,000円(通常2,970円)で2日間有効です。

これらの観光のついでにでも乗ってもらえたらと思います。