かなぶん写真工房

私の撮った写真と撮影記を掲載します。
鉄道・駅舎がメインですが、楽天イーグルスの観戦記もたまに書きます。

サザンプレミアム

2011-09-29 23:40:24 | 撮影記

〇難波駅に停車中のサザンプレミアム。


南海本線特急サザンの新型車両、サザンプレミアムが9月1日にデビューしましたので乗ってきました。
現在サザンプレミアムは4両が2編成あり、使用列車は南海電鉄のHPで公開されています。


〇1号車の車内。


簡単に車内の案内をすると、車いす対応のトイレがあり男性用の小便器もあります。この男性用の小便器は南海電鉄では多数採用されている無水トイレです。その他多目的室も設置されています。


〇サザンプレミアムのシート。


シートですがヘッドレストが頭を包み込むような形になっています。シートを倒したときに後方からの視線が気にならないように配慮されています。むろんテーブルもあるほか各シートごとにコンセントまで設置されています。


〇先頭部分座席のテーブル。


で、私はどこに乗ったかというと、もちろんかぶりつき席です。(1号車3番=和歌山側先頭車進行右側)
ちょっと邪魔物が多くすばらしいとまではいえないですが、まずまずの眺望です。

難波から和歌山市までは約1時間です。興味のある方はぜひ乗ってみてください。


〇先頭からの車窓。泉佐野駅を出たところです。邪魔物が多いです。m(_ _)m

由利高原鉄道

2011-09-17 23:13:22 | 撮影記

〇黒沢駅付近を走る車両。有名撮影地なのですが、木の枝が伸びてきてフレーミングが難しくなっています。


再び秋田の話題に戻ります。
秋田での乗り鉄は由利高原鉄道です。

由利高原鉄道は羽越本線の羽後本荘駅から矢島駅までを結ぶ23㎞の路線です。路線名は鳥海山ろく線といい、その名の通り天気が良ければ鳥海山を車窓に見ることができます。国鉄時代は矢島線と呼ばれていました。

今回は1カ所だけ撮影する時間を取り、いろいろ考えた末わりと有名な撮影地の黒沢駅で降りてみました。


〇黒沢駅駅舎。


黒沢駅には庭園風のスペースがあり、改築はされているもののいい雰囲気の木造駅舎があります。駅付近はちょうどいいカーブになっていてどこからでも写真が撮れてしまいます。


〇黒沢駅ホームより。周囲の風景を入れて撮ってみました。


駅から少し山を登っていったところにグラウンドがありそこの展望台から写真が撮れます。が、木の枝が伸びすぎてちょっと苦しいです。300㎜使って縦フレームにしてなんとかという感じです。(トップの写真です)

黒沢駅を出た後は2駅先の前郷駅に行きました。
ここは路線で唯一列車交換が可能で、今では珍しくなったタブレット交換も行われています。


〇黒沢駅でのタブレット交換の様子。列車は矢島行です。


前郷駅を出た後は終着駅の矢島駅へ向かいます。
矢島駅の駅舎は平成12年に新築されたもので、近代的な木造駅舎を有するとして東北の駅百選に選定されました。
旧駅舎が隣にあるという情報だったのですが、行ったときにはすでに解体された後でした。残念。


〇矢島駅の現駅舎。けっこう大きな駅で待合いスペースも広いです。


この矢島駅に由利高原鉄道の本社と車両基地が併設されています。
あと、駅には旅行センター?と売店があり売店には名物おばちゃんがいらっしゃいます。あまりお話しできなかったのが残念でした。駅を出るときにはお見送りをしていただいて恐縮しました。


〇子吉駅の駅舎。郵便局マークが見えます。

そして最後に立ち寄ったのが子吉駅です。
この駅の最大の特徴は駅舎を利用して簡易郵便局が設置されていることです。(玉ノ池簡易郵便局といいます)
駅の出札窓口をカウンターとして利用しています。また唯一となった国鉄時代からある駅舎です。
しかしこの駅舎も隣で工事中の新駅舎に変わる予定です。(10月くらいと耳にしましたが定かではないです)
だいぶがたついているような感じもあるので「お疲れ様。今までありがとう。」とという気持ちで駅を後にしました。

由利高原鉄道は線路周辺にあまり障害物がなく車窓が楽しめることが美点です。写真も撮りやすい方です。
あとやっぱり矢島駅の売店のおばちゃんが魅力です。ぜひ会いに行ってください。

長野電鉄

2011-09-07 22:52:43 | 撮影記

〇長野電鉄2000系D編成。須坂駅にて。


前回秋田の話を書いたにもかかわらず、長野の話に戻します。m(_ _)m

今回は長野電鉄の話です。
長野電鉄は2路線あり、ひとつは長野から湯田中までの33.2㎞を結ぶ長野線。もうひとつは屋代から長野線の須坂まで24.4㎞を結ぶ屋代線です。屋代線は残念ながら来年4月1日での廃止が決まっています。

今回長野電鉄を訪問したのは、屋代線のこともあったのですがトップにある2000系に乗ることが大きな理由です。
2000系は長野電鉄の特急用車両として約50年活躍してきましたが、今年の”夏頃”引退するということで乗りに来ました。
しかし引退を惜しむ声に応え来年春まで運行することになりました。


〇須坂駅にて2000系と元JR253系の2100系。


今回2000系についてはあまり時間に余裕がなく、駅撮りプラス1カ所が限度だったのでとりあえず須坂駅で撮影しどこでもう一度撮るかを考えた末桐原駅にしました。


〇桐原駅駅舎と2000系。ちょっと中途半端になってしまいました。


桐原駅は雰囲気のいい木造駅舎の上、車両と一緒に撮影できるのでこのチョイスとなりました。ちょうど乗る人がいたのでよかったかなと思います。



〇屋代駅のホーム待合室。木造で渋いです。


続いて屋代線の話です。
屋代駅はしなの鉄道と同じ場所にあり、かつてはこの駅から国鉄車両が長野電鉄へ乗り入れもしていました。


〇松代駅駅舎。屋代線の中間駅では唯一駅員さんがいます。


屋代線では立派な駅舎のある松代で降りてみました。屋代線の中間駅では唯一駅員さんのいる駅です。硬券の入場券・乗車券も販売しています。
駅近くには松代城跡があり、太平洋戦争時大本営を移す計画のあった象山地下壕へも最寄駅になります。


〇松代駅から出発した列車を見送り。


今回あまり時間がとれずバタバタだったのですが、できれば屋代線の廃止までにもう一度、そうでなくてもまた訪問してみたいです。