時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

第21回オリンピック冬季競技大会2010バンクーバー 「フィギュアスケート」

2010-01-22 | フィギュアスケート
冬季バンクーバーオリンピックが始まりますが
一番の楽しみは
フィギアスケートの男子です

1998年
長野オリンピックの覇者イリヤ・クーリック
2002年
ソルトレイクの覇者アレクセイ・ヤグディン
2004年
トリノの覇者エフゲニー・プルシェンコ
この3名の演技は圧巻でした

で今回のバンクーバーでは
競技に復帰したプルシェンコが
ロシア代表として出場してくれるのか!?

20日に行われた欧州選手権第2日目
男子ショートプログラムでは
本人が出したショートプログラムを0.64更新する
91.30の世界最高記録を叩き出したそうな

怪我が心配ですが
フランス代表として出場してくるであろう
ブライアン・ジュベールや
スイスのステファン・ランビエル
楽しみでありんすよぉ~



追加
欧州選手権男子フリー
FS:164.09 トータル255.39
エフゲニー・プルシェンコ圧勝だそうです!
ロシア代表として出てきます!

Grand Slam Australian Open Chanpionships 2010 Singles ~Second round~

2010-01-22 | テニス
3-6、6-1、6-1、6-3
セットカウント1-3で
ノバク・ジョコビッチ
3回戦へ進みました




がぁ~
アナ・イバノビッチは
あえなく
2回戦で敗退


伊達さんも初戦でサヨナラ~

チーム・バチスタの栄光 13・14

2010-01-21 | 読書
桜宮市にある
東城大学医学部付属病院は
フロリダの
サザンクロス心臓疾患専門病院から
心臓外科の権威・桐生恭一を招聘し
心臓移植の代替医療である
バチスタ手術を専門に行うチーム
‘チーム・バチスタ’を結成した

‘チーム・バチスタの奇跡’と呼ばれ
成功率100%という
驚異の成功を収めていたが
謎の術中死が3例立て続けに発生すると云う
イレギュラーが…

少年ゲリラ兵へのバチスタ手術により
世間の注目を集める中
疑念を解明するため
病院長・高階は
神経内科学教室の万年講師で
不定愁訴外来
別名・愚痴外来の責任者
田口公平に内部調査を命じた

だが
チーム・バチスタの調査が難航
そんな中
高階病院長の差配でやってきた
厚生労働省の役人
‘ロジカルモンスター’こと白鳥圭輔がやって来た

一見
人間性を疑うような行動で
現場をかき回す白鳥だったが
心理学を応用した
‘アクティブ・フェーズ(積極的聞き取り調査)’
医学知識に官僚の肩書き等々を用い
真実に迫るのであった
たして医療過誤死なのか?殺人か?



田口先生が
リスクマネジメント委員会委員長に昇格し
電子カルテ導入委員会委員長も務めるキッカケも
後々続く受難も
ここから始まったんですね~
田口・白鳥シリーズに欠かす事のできない
オートプシー・イメージング(Ai)も
この作品で初お目見え!
感慨深い作品です

上巻では
白鳥圭輔の気配すらなく
以外でした

麻酔医・氷室貢一郎が
田口先生に告白する場面は
シビアな現実を投影してました
『何故殺しちゃいけないの?』
あの問いかけ…
ドキッとしました

地球という星で
食物連鎖の頂点に君臨する人間為
医学の発展の為
今現在も多くの動物達がその犠牲になっている
その事実…
人間て傲慢な生き物だと
思っている以上に
自覚すべきなのかも…

取りあえず
海堂尊氏の文庫はここまでにして
次は
大鐘稔彦氏の『孤高のメス』
読んでみようかと思います

医療系続くなぁ~

Grand Slam Australian Open Chanpionships 2010 Women's Singles ~First round~

2010-01-20 | テニス
始まりましたね~
全豪オープンテニス

女子は
ベルギーの2強
エナン&クライシュテルスが
再びコートに降臨
迎え撃つウイリアムズ姉妹、サフィーナ
ど~でしょ~
楽しみでんなぁ~

シャラポアが初戦敗退したそうで…
なかなか本調子に持っていけませんね
知らぬまに
世界ランキングを
下げているイバノビッチ…
今年は
頑張って欲しい

そうそう
伊達さんも出場しますね
世界ランキング61位
これはスンバらしいです



そして男子
フェデラー&ナダル
初戦はどうにか突破したようです
フェデラーには
今年グランドスラムを!
願うような気持ちです
も~神頼み

ナダルには負けて欲しくない
でも強いんだよね~
ジョンコビッチは第三シードなので
順当に勝ち進むと
セミファイナルでフェデラーと対決することになる…
ん~微妙な心理状態

ともかく
楽しみな全豪オープンでございます

スッキリ!

2010-01-19 | 徒然
昨日は
お願いしていた
シルバーセンターの方が来て
朝8時から
庭木の大規模な剪定をして頂きました

暮れに
ご近所の庭木剪定しているのをお見かけし
『あのぉ~』
と声をお掛けしたのがキッカケです

何処のお宅でも
庭も綺麗にして新年を迎えようと思うらしく

『年内は無理だよ~来年でもいいの?』
「全然構いません!春先でもいいくらいです」
『いや~そこまで待たなくても(笑)!そんじゃこれから庭見に行こうかね』
「宜しくお願いします!」


                            チャドクガ対策もこれでOK

よくよくお話を伺うに
専門の業者さんではなく
一線を退いた植木職人さんだとか
シルバーセンターに登録して
依頼があると
派遣されるそうです

とは言え
職人さんの力量によって
自給にも差があるそうです

寒いながらも
風もなくお天気なので
良かったです

10時にお茶とお菓子
お昼には豚汁
3時には
お汁粉なんぞ作ってみたりして…

でも
最近は
大工さんとか塗装業の職人さんが来ても
お茶出しとかしないみたいですね


                使用前                      使用後

裏庭も玄関先も
スッキリクッキリでございます

剪定した枝
25束と70mlの袋3個なり~
後は
少しずつ燃えるごみの日に出すだけです

ありがとうございました

コメント (2)

ブラックペアン1988 11・12

2010-01-18 | 読書
医師国家試験受験後
運命の合否判定日を待ちながら
「東城大学医学部付属病院」の研修医となった世良雅志

彼が入局したのは
教授の佐伯清剛が頂点に君臨している
総合外科教室‘佐伯外科’
そんな佐伯外科に入局して3日目
世良は
帝華大学からやってきた
新任の講師・高階権太と遭遇する
高階は
食道自動吻合器「スナイプAZ1988」を引っ提げ
手術の在り方に
一石を投じ波紋を呼び
周囲の反感を抱かせるのだった

外科医にとって手術技術が総て
質の伴わない医療は医療にあらず!
と豪語する‘手術職人’こと渡海征司郎

それに対し
心なき医療は高みにはたどり着けない
患者を治すのは医師の技術ではなく
患者自身であり
医者はその手伝いをするだけだ!
と主張する高階権太

人の命を救う
目指す地点が同じでも
これまた相容れないアプローチ
正反対の信念を掲げる医師の間で
研修医・世良雅志が選んだ道とは…

渡海征司郎の父渡海一郎と
佐伯教授との間に起きた不運
数十年の時を経て
その因縁が再び再現されようとは…



駆け出しの手術室看護婦として花房美和や
‘眠り猫’こと猫田麻里
現役バリバリの藤原真琴も登場してます

何より
今や古狸として
東城大医学部付属病院院長の座に納まり
田口公平をこき使う
高階権太院長が
現役バリバリの外科医として
活躍するんです!
帝華大学から左遷?
されてるくんですね~

あの人は今!
じゃなくて
あの人はかつて!
みたいな

一見
犬猿の仲と思われた
佐伯清剛総合外科教授と高階権太講師の関係も
え”~そう転ぶ…
みたいな

高階権太と白鳥圭輔って
同じ臭いがする…
みたいな

世良雅志が指導医として
途中
田口公平・速水晃一・島津吾郎の三名が
研修医として5日間
外科の医局にやってきます
彼らは
この研修で
おのおの進むべき方向を決めたみたいです
後に
世良雅志が「学生指導報告レポート」の中で
三名の適正判断をするんですが
これがまぁ~お見事!
当たってる
素晴らしい観察眼

螺鈿迷宮 9・10

2010-01-17 | 読書
幼い頃
両親を事故で無くし
その事故で受け取った
遺産をすり減らしながら
東城大学医学部の学生として
ぼ~と生存している男がひとり

いる

彼の名は‘天馬大吉’
ついたあだ名は
‘アンラッキー・トルネード’

医学部在籍6年目にして
今だ3回生の段階で足踏み状態
雀荘に入り浸る堕落した日々を送っておりましたが
ひょんなことから
百万という借金を背負い込み
その返済目的のため
ついでに
幼馴染の別宮葉子に強制された
取材も兼ね
碧翠院桜宮病院にボランティアとして
潜入する羽目になった

ハズだったのに
何故か
入院患者として長居することになる

光あるところに影あり
寄り添うように共存してきた
東城大医学部と桜宮病院が
袂をかけたとき
その悲劇は始まった…



『ジェネラル・ルージュの凱旋』
『ナイチンゲールの沈黙』で
ジェネラル・ルージュこと速水晃一が君臨する
東城大学医学部付属病院救命救急センターで
不気味な逸材?として異彩を放った姫宮が
満を持しての登場です

求める理想
目指す頂点が同じでも
見る方向によって
そのアプローチの方法によって
互いに相容れない
存在となってしまうという

より良い医療を求め
試行錯誤を繰り返す過程において
生じる歪み

考えちゃいますね~

生あるものは
必ずその終末を迎える
人の死を前にして
医療はどうあるべきなのか

医療とは
生きる者にも
その人生終えた者にも
等しく平等に対峙すべきなのではないのか!?

人はどう生き
どう死ぬべきなのか

切実な問題ですよ

一見
何の関係もない
人畜無害な天馬大吉が
実は
碧翠院桜宮病院の闇
いや
今回の発端となった事件と
深く繋がっていたという
展開にびっくり!

天馬大吉が
実は
‘アンラッキー・トルネード’どころじゃい
‘ラッキー・トルネード’だったという落ちもいい!
更に
この事件を通し
天馬大吉自身が自分と向き合い
己の進むべき道を見定め
こうありたいと思う人間像を
抱くことが出来たのが嬉しい

一件落着と思えたが

『詰めが甘いのよ…』
と謎の言葉を残し
町を出るすみれ
いや‘レディ・リリィ’こと
桜宮小百合の存在が
なんともまぁ~
怖いと言うか楽しみと言うか…

七転び八起き!
ただでは起きない友里佐知子とだぶる…


そうそう
田口公平先生は
最後の方に
チョイと登場します
不定愁訴外来責任者として
良い仕事してまっせ~

イノセント・ゲリラの祝祭 7・8

2010-01-16 | 読書
あと少し…
桜宮警察署捜査一課所属・警部補・玉村誠は
久方ぶりに心晴々
安らかで平穏な日常に身を委ねられると
信じていた

土砂降りの雨の中
パトカーに言い寄る老婆を見かけるまでは…

コードネーム?
電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)の異名を持つ
警視正・加納達也の嗅覚?恐るべき感により
宗教団体「神々の楽園」の信者リンチ死事件が発覚!
警察の初動捜査ミスの問題を含めるという
センセーショナルな事件が世間をにぎわせていた頃

グッチーこと
東城大学医学部付属病院神経内科学教室の講師
不定愁訴外来責任者にして
リスクマネジメント委員会委員長と
肩書に押しつぶされそうな田口公平は
東京・霞ヶ関に向かっていた

何の因果か陰謀か
「病院リスクマネジメント委員会標準化検討委員会」のモデル事業に関する会議
「医療関連死モデル事業」に出席するよう
出頭命令?出頭勧告?を受けてしまったのだ…

田口公平を
霞ヶ関で待ち受けているのは
検討会自体を有耶無耶にしようとする官僚
自分達の立場を死守せんとする司法&医学の珍獣達
それらを凌駕せんとする破壊神・彦根新吾

そして
火喰い鳥こと白鳥圭輔の…

この修羅場
魑魅魍魎が蠢く
渦中に投げ込まれた田口公平…
無事
桜宮市に帰還出来るのか?



今現在
行政・司法・医療が抱える
リアルな問題を題材にした作品
まさに
問題提起的な作品でした

新たに新設された
「医療事故調査委員会創設検討会」を舞台に
法医解剖vs医療解剖
双方の水掛論争でお茶を濁そうとする
ミスター厚生労働省こと八神直道vsロジカルモンスター&火喰い鳥こと白鳥圭輔
プラス破壊神・彦根新吾のエッセンスが加わってます

司法と医療の完全分離?
医療庁の設立?
白鳥さんは内閣府まで引っ張り出してくるし…

37章「破壊神降臨」から最終章に渡る
彦根新吾の司法と医療に関する意見については
破天荒ではあるけれど
とても納得のいくと申しますか
理想的なシステムだと思いました
現実のものとなったら
どんなに良いか…

畳み掛けるような
彦根先生の発言は圧巻です
冷静な論理で
官僚や司法&医学会の重鎮を
一刀両断していく過程は
読んでいて気持ちがいい!

収入と支出
そのバランスは大切だけれど
それが総てではない
医療や福祉の抱える問題は
そこなんですよね
(って何処よ…)

ストーリー展開の中で
時折登場する
極北救命救急センターの医療事故ですが
ここってジェネラルルージュこと
速水晃一先生がいるんですよね~
『イノセント・ゲリラの祝祭』最終章では
彦根新吾と檜山シオンが極北に行くような雰囲気でした

またまた大波乱が起きそうな予感です!
速水晃一再び?

読み応えありました

むさぼる様に
海堂作品読んでおります
目薬差しながら
さらに読み続ける自分が怖い…

気が付けば朝
気が付けば夕方
そしてまた朝が…

高台寺

2010-01-15 | 神社仏閣
前回
秋の夜間特別拝観
でお邪魔させて頂きました高台寺ですが
今回は日中に…

 
                                遺芳庵

ん~
やはり寂しい雰囲気が前面に…
次回は新緑の頃がいいですかね~
                               
 
                  
                                                  観月台

もともとは伏見城にあったものらしい
三方に唐破風をつけた小さな屋根の下で
秀吉がお月見を楽しんだと伝えられとります


                                              臥龍廊(がりゅうろう)

開山堂と霊屋を結ぶ階
屋根が
龍の背に似ている事から
臥龍廊と命名されたとか




                            霊屋(おたまや)

内部には
有名な蒔絵があるらしいのだが…
秀吉とねねを祀る霊廟です


                                                     傘亭

千利休が考案したとされる茶室
室内が傘を広げたように見えるところから
別名傘亭と呼ばれてます
正式名は安閑窟


                                時雨亭

伏見城にあったものを移築
二階建てのお茶室とは珍しいですね~

伏見稲荷大社

2010-01-14 | 神社仏閣
小生の
産土神社の総本社であります
伏見稲荷大社へ初詣です

テンションあがりましたぁ~



表参道・参集殿
本殿にてお参りを済ませ
熊鷹社~三ツ辻~三徳社~荒神峯
四ツ辻から時計回りに稲荷山にある
お社や峯を一回り

それから
奥社奉拝所と千本鳥居
そして本殿に戻って参りました


                              狐の石造一体欲しい

新年早々
稲荷山登山…
巡業?荒行

時折
雪が舞い落ちる中
ショールとダウンコートを小脇に抱え
シャツ姿で猛然と
いえ

息も絶え絶えに
上っては下り
下っては上り…



途中
薬力の竜という行所がございました

年末
来年は
山で水行とか修行するといい!

ある方に言われたことが
頭をよぎりました


流石にね~



午前中だったので
稲荷山を歩く人も少なく
歩くには
もってこいでした

けど

周囲を眺めながら
ゆるり散策するには
体力が追いつきませんでした


                          三ノ峯(下之社神蹟)

稲荷山の木々や磐
あらゆるモノが霊験あらたかな感じです

夜毎
狐達が稲荷の山を境内を
飛び回っている様子を
ひとり
妄想してほくそ笑むσ(^^;) なのでありました

そのせいで
帰りに表参道の露天で
‘こんにゃくの味噌田楽’か‘たい焼き’を食べようと
心に決めておりましたのに
すっかり忘れてスルー

その上
東福寺まで歩いて戻るという
無謀なことを…