イングリッシュサムライ

今年の初舞台観劇
『イングリッシュサムライ 按針/ANJIN』

海外の演出家＆脚本（日本人共同）による作品です

ストーリーや
人物の相互関係については
一番下の画像をクリックして下さい



3時間20分 休憩20分
ヨーロッパvsジャポネーズ
俳優達のガチンコ対決
台詞は
英語と日本語が半々

字幕のプレートも舞台上段＆左右に設置
英語と日本語が目まぐるしく表示されます

語学に堪能な方は問題ありませんが
からっきしのジャパニーズ
からっきしの外人さんには
結構しんどいです
字幕を読もうとすると
舞台が全然視界に入りません
舞台を見ると
何言ってんだか解りません
字幕を目で追いながら
舞台も視界に入るように
プレートを配置するべきでしょうね（可能な限り）



藤原竜也さん演ずるドミニコや
イエズス会の宣教師が
異国語を日本語に通訳する場面ですが
同時通訳状態になるため
英語と日本語が
舞台でごちゃ混ぜに発せられます
聖徳太子並みの聴力を
持ち合わせていれば別ですが
聞き分け出来ません！

例えば
ドミニクの立ち位置が舞台の中央部
しかも台詞が客席ではなく
舞台斜め後方に向って発せられている
（客席に殆ど背を向けている状態）ため
声が籠って余計に何言ってんだか解りません



その上
同じ役者が秒刻みで
英語と日本語の台詞を発するので
こちらも必死です
疲れました

異なる言語体系を用い
舞台を演出するという試みの難しさを感じました

ですが
見ごたえのある作品ですよ
良品だと思います



三浦按針ことウィリアム・アダムスが
愛すべきイギリスと日本の国の間で悩み
イギリス人として日本人として苦悩する姿
良く描かれていたと思います

日本人でありながら
異教徒の神に傾倒し宣教師の道を選んだドミニコが
徳川対豊臣の最後の戦いを前にして
神の教えと武士道の狭間で悩む姿も
良く描かれていたと思います

豊臣家が滅び
徳川の時世が確立する中
按針は
生きるために自らの宗教を放棄
一方
己の中に流れる武士の血を捨てきれず
クロスを刀に持ち替えて戦場に向った
北條氏の末裔・ドミニクですが
最後は
異教徒として
磔にされてしまいます
この二人の対比の描き方も見ものです



また
広い視野と見聞力を備え
世界を見据えていた徳川家康でしたが
彼の死後
徳川一族により
二百有余年の長きに渡り
国が閉ざされることになるとは…

人生の皮肉を感じます

徳川vs豊臣
スペインvsイギリス
旧vs新興キリスト教
相反するモノ同士の対立が絡みに絡み
やがて淘汰されていく…

淘汰の
その先に在るものはとは…

磔にされたドミニクの前で
打ちひしがれる
イングリッシュサムライこと
三浦按針の
心に去来したものとは
何だったのでしょう


　　　　　　　　　　　　

孤高の人徳川家康が
唯一心を許した人物・三浦按針
国を言葉を越え
あらゆる概念を飛び越え
共に在り続けた二人

その姿勢
その精神性
小生もかくありたい


藤原くん…細過ぎ


画像は
「＠ぴあ電子チケットぴあ」より借用致しました

ナイチンゲールの沈黙 5・6

舞台は小児科病
世間を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」から9ヵ月後
病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患者は
眼の癌―網膜芽腫の子供たち
眼球摘出をせざるをえない
彼らに心を痛めた小夜は
患児のメンタルケアを
不定愁訴外来担当の田口に依頼し
小児愚痴外来が始まった



松岡圭祐氏の
『千里眼シリーズ』に以来
止められない止まらない状態
‘超どつぼにはまった’感じです
たまりません

相変わらず
田口先生貧乏くじ？
『ジェネラル・ルージュの凱旋』の出来事と
同時進行で描かれているこの作品です

流れ的には
『ナイチンゲールの沈黙』を読んだ後に
『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読むのが本道なのかも知れませんが
さして支障はございませんでした

永遠に光を失ったかと思われた瑞人くんですが
これからは
牧村瑞人のためたけに歌を歌う！
そういい残して連行された小夜さん
その存在は
何者にも代えがたい

今後
何らかの形で
浜田小夜さんや瑞人くんが
海堂氏の作品構想に再び登場してくれることを
切に願うのであります

しかし
速水晃一といい島津吾郎といい
田口先生の同期は
凄まじいく優秀で
強烈なキャラを持つ人がいますね

猛虎・速水晃一の学生時代を描いた
『ひかりの剣』という作品があるようですが
個人的には
速水＆島津＆田口
三人そろい踏みの学生生活…
見てみたい
いや
こちらも是非
外伝として描いて頂きたい！

ジェネラル・ルージュの凱旋 3・4

早速読んでみました
『ジェネラル・ルージュの凱旋』
ん～
原作の方が
断然面白かったです

田口公子は却下
田口公平でお願いします

映画を拝見した後なので
それぞれの役を演じられた
役者さんをイメージしながら読む感じな？
と思っておりましたが
堺雅人さん演ずる速水晃一
ジェネラル・ルージュこと
東城大学医学部付属病院救命救急センター部長
かろうじて國村隼さん演ずる高階病院長だけ
イメージが浮かびました

映像を見てしまうと
どうしても
演じた役者のイメージが
付いてきてしまうのですが
負けない！文字で描かれた登場人物達
小生の中では
演じた役者さん
先に挙げたお二人以外は
すべて一掃されましたものの見事に…
海堂氏の高度な
表現力の賜物だと思います



『ジェネラル・ルージュの凱旋』で描かれている
事件と平行して
東城大学医学部付属病院内では
もうひとつの事件
『ナイチンゲールの沈黙』が同時進行しております
既にこちらの作品も拝読させて頂きましたが
見事にリンクし合っているんですね～
それが作品の面白さに拍車をかけている感じです

シリーズなので
それぞれの作品に
共通した人物が登場しているのは当たり前ですが
事件を予感させる言動や進行している調査も
付箋となって描かれているので
後に続く作品が
これまた楽しみなのであります

魑魅魍魎と言っても過言ではない
破天荒なキャラクターが
ひしめき合う中
翻弄される田口先生に
心安らかな日々が訪れる日を願うばかりです

と同時に
日夜
医療現場で働いておられる方々の
理想と現実のギャップを痛感する次第です

ジェネラル・ルージュの凱旋

「チーム・バチスタ事件」を
解決に導いた（と思われている）
窓際医師・田口公子
そんな彼女の元に
一通の告発文書が届く


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上手いわ～

救命救急の速水晃一センター長は
医療メーカーと癒着している
花房看護師長は共犯だ



同様の文書が
厚生労働省の切れ者役人
白鳥圭輔の元にも届いていた

時を同じくして
告発された
医療メーカーの支店長が自殺する
という事件が起こる


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回は、どうにか我慢できた

またもや
高階院長から
病院内を探るように
命を受ける田口



田口と白鳥
凸凹コンビの珍妙な捜査が始まる

徐々に明らかになる
院内の複雑な人間関係
速水のある秘めたる思い…


　　　　　　　　この後のシーンで‘’ジェネラル・ルージュの真相が解るのよ

‘ジェネラル・ルージュ’
の背後に隠された
驚きの真実とは…

　　　　　　　　　　　　　　　「CINEMA TOPICS ONLINE」より引用



速水晃一役で堺雅人さんが出演されており
見たいな～とは思っていたんです
ですが
苦手な女優さんが
メイン出演されているので
リアル鑑賞はスルーしておりました



見ごたえありました
後半に向って
いい感じでテンション上がりました

経営と救命の狭間で問題になる医療費
救命救急の現場で働く医師や看護師の現状を
ある程度的確に表現していると思うし
ラストの災害時対策のリアル感云々は別にして
見ごたえのある作品だったと思います



そうそう
っと思わず頷く場面も多かったです
原作者の海堂尊氏が
医師・医学博士・外科医を経て病理専門医ですからね～
いい加減な内容になるはずもなく…

原作通り
田口公平だったらね～



堺雅人さんの速水晃一役
ドンピシャでしょ
今年は
ゴールデンスランバー
武士の家計簿
の公開が控えております

『ゴールデンスランバー』には
香川照之さんも出演されるし
是非映画館へ…
っと思うのですが
ただね～
またあの女優さんが出てるのよ…


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　泣いた～

ドクター・ヘリが
災害現場から何台も飛んできた時は

でかした！白鳥圭輔
流石
厚生労働省大臣官房秘書課付技官
医療過誤死関連中立的
第三者機関設置推進準備室室長
と思い…

佐伯泰英氏の時代小説『居眠り磐音 江戸双紙』
既にスタンバイしておりますが
その前に
『ナイチンゲールの沈黙』
『ジェネラル・ルージュの凱旋』
読もうと思います

恋極星

‘星の降る町’と言われていた
小さな北の国の町で
両親を亡くした後
施設で暮らす
知的障害の弟・大輝のため
一人で生活する19歳の少女・菜月


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　演技…是日々精進

人生に絶望しかけ
笑顔を封印していた彼女の前にある日
11年間も音信不通になっていた
幼なじみの颯太が現れる
そして
菜月は彼の優しさと明るさに触れ
次第に惹かれていく
颯太と大輝との
笑いが絶えない楽しい日々を過ごす3人


　　　　　　　　　　　其ノ壱：悲劇のヒロインはけな気でなければならない

だが
菜月は颯太から突然別れを告げられる
そして
思いもよらない事実を突きつけられてしまう…
夜空を埋め尽くすほどの
‘水瓶座イータ流星群’が訪れたとき
小さな奇跡を生む
やがて
彼女がたどり着く恋の結末とは…

　　　　　　　　　　　　　　　　　「Cinema Cafe.net」より引用



加藤和樹さん
昼メロの俳優さんっぽ


いや
韓国ドラマ？

いや
ホスト…

目が
やけにエロイ

σ(^^；)
嫌いじゃないのよ
結構
頑張って欲しいと
思ってはいるんですよ
でも、先行き不安なんだなぁ～
微妙なんだなぁ～演技力



ストーリーは
純愛の王道って感じですね
脳腫瘍を患った颯太が
己の残された時間を
大好きな菜月と共に過ごす

が
病魔は颯太の体を蝕み
手術の甲斐もなく
菜月は独り残されてしまう

しかし
菜月は颯太の思いを胸に秘め
父の残したプラネタリウムを再び始めるのです

ヒロインは
実にけな気です
流星群を颯太に見せたいと
村の住人全員に
15分だけ
灯りを消してくれと頼みます

ありえません

ありえませんが
映画だからいいんです！

でも…
あえて映画にすることもない
2時間ドラマでも良かった気がする
『砂時計』も


　　　　　　其ノ弐：悲劇のヒロインはキュートでなければなければならない

どうせなら
大判振る舞いで
‘大きな奇跡’に設定変更すれば
なお良かったのに…

屋上で雨に打たれながら
死にたくない
と叫ぶ颯太の願いが
天に届いて

突然現れた
スーパードクター神の手を持つ男
（福島孝徳先生のような方）が登場して…


　　　　　　　　　其ノ参：悲劇のヒロインは金持ちであってはならない（汗）

前から言っていることですが
どちらかが残されるパターンって
ホント嫌いなんですよ
颯太が用意した結婚指輪
二人がはめてる姿
見たかったな～

それにしても
戸田恵梨香さん
なんてまぁキュートなんでしょ



まっ
内容もストーリーも結末も
どうでもいいんです！
加藤和樹さん見たかっただけだから

後催眠 完全版 2

嵯峨敏也が
臨床心理士資格を取得する以前の物語…

精神科医・深崎透の失踪を
木村絵美子という患者に伝えろ
臨床心理士・嵯峨敏也は
謎の女から一方的な電話を受ける
深崎と絵美子とのあいだには
医師と患者の垣根を越えた愛が芽生えていたが
深崎は
既に癌という重い病に冒されていた

しかし
二人の関係にはもっと驚くべき真実が…


嵯峨せんせ～
何だか初々しかったです
この後
岬美由紀さんとの出会うわけですね！
友里佐知子や
メフィスト・コンサルティングやら…

サスペンス感はさほどありません
ですが
良いです
自分の亡き後も
大切な人を想う深崎透の姿が
心打たれます

突然マネキンが
嵯峨先生に話しかけてきた
そのシチュエーションも面白い！
嵯峨先生にとって
深崎透の存在は
とても大きなモノになったことでしょう
これほどの人物が
この作品の中で死んでしまうのは残念です

ところで
松岡圭祐さん！
「千里眼」の最新作は？
岬美由紀さんの活躍が読みたい！

幻魔大戦

懐かしい～アニメを見てしまいました
幻魔大戦

宇宙エネルギーの生命体から
これまた宇宙の破壊者・幻魔大王の魔の手が
地球に迫っていると知らされたルナが
世界に散らばるエスパー6人と
サイボーグ戦士ベガと共に幻魔大王に戦いを挑む
という話です

時間もなけりゃ
暇もない
って感じで
東丈の潜在能力を引き出すため
ベガとルナが
もの凄いスパルタ教育をします（笑）
まぁ～
その甲斐あって
超短期間で覚醒するんですけど…

丈くんが
三千子姉さん大好き少年なの！
所謂‘シスコン’
一歩間違えると…
そんな丈くんですが
最後には
周囲の熱エネルギーを
自らの体に取り込む「絶対零度」なんてゆ～
超能力を会得してしまいます

幻魔大王との戦いに勝利した後
緑の水晶球となって永い眠りについたベガを中心に
手をつないで輪になった
ルナ、丈、ヨーギン、サラマンダー、アサシン、タオ、ソニーたちの姿が
空中に舞い上がって行きました



最後は
オーラみたいなものに変わって
地球の周りを回ってるんですよ彼らは！
地球を守る
宇宙エネルギーになったってことなんでしょうか


冷静に見ると
展開が突拍子もなく
破天荒です
ついていくのが大変です
時々
置いていかれそうになりました
時代も感じました

ですが
原作・平井和正
作画・石ノ森章太郎
監督・りん たろう
キャラクターデザイン・大友克洋
豪華なメンバーによって作られた作品なんです

ちなみに声優さんですが
東丈役が古谷徹
丈の姉さんが東三千子が池田昌子
フロイが三輪明宏
女占星術師が白石加代子
こちらも豪華です

星飛雄馬だ！アムロ・レイだ！
メーテルだ！竜崎麗香！
もののけ姫のモロだ！
女占星術師が妖怪人間ベムのベラにそっくりだ！
ある年齢以上の方には
別の意味で
楽しめる作品かと存じます

インディゴの夜

昨日から
インディゴの夜
始まりました

13時30分から放送される
昼ドラ
です

昼ドラといえば
基本ドロドロ
です

そんな
ドロドロに
出演してしまいました
加藤和樹


表向きはマネージャーだが
素人の晶たちに代わり
実質オーナーとして店を取り仕切る
全てが謎に包まれており
誰も彼の素性を知らない！
ある者は
彼を伝説のホストと呼ぶ
憂夜役…

って…
真昼間じゃないでしょぉ～
これは
深夜23時過ぎ放映でしょ～よ…

加藤和樹
『ミュージカル テニスの王子様』
『仮面ライダーカブト』
『ホタルのヒカリ』
なんかに出ていて
知っている人は知っている人物
舞台も何本か経験してまして
今年は
KING OF THE BLUE
なんつ～舞台に出演されます
シンガーでもあるらしく
ともかく
多方面で活躍しておられますデス

σ(^^；)
歌の方は
全然関心がなく
っつ～か全然受け付けず
ぶっちゃけ
勘違いしている気がする彼…

高原晶役の森口瑶子さん
好きだし…

加藤和樹の姿
連日拝もうと思えば拝める！
これは
新年早々喜ばしいことなんだ！


なのに…
何なんどぁ～
この気の滅入り方は

昨日の出来事

ザックリ スッパリ
やっちゃいました
意外と派手に流血しました



昨日は
富士山も拝めずじまい

昨日の
『龍馬伝』は
子供時代の龍馬が
予想以上に‘ヘタレ’の描かれており
それがどうにも抵抗感が…
で
結局
第一回目の放送はみませんでした

すでに
福山さんが登場されておられるとか？
未完の爽やか龍馬って感じですか？
我慢出来るかな～

『救急救命24時』も
昨年の放送分を再編成して
気持ち新しいカットをプラスした感じでしたね
手抜きとゆ～か
騙されたとゆ～か…


DVD見まくりです

第86回東京箱根間往復大学駅伝 ～結果～

第85回大会で
往路＆復路＆総合と
完全優勝を果たした東洋大学が
今年も11時間10分13秒で
2年連続・完全優勝で幕を閉じました


　

10傑
1位：東洋大学
2位：駒澤大学
3位：山梨学院大学
4位：中央大学
5位：東京農業大学
6位：城西大学
7位：早稲田大学
8位：青山学院大学
9位：日本体育大学
10位：明治大学

東洋大を牽引したのは
やはり
5区を走った柏原選手でしょうかね
驚異的な走りでしたもん

‘山の神’とか‘大魔神’とか言われてますが
σ(^^；) としては
‘山の申し子’だと思うんだけど…

箱根を制したモノが駅伝を制す！？

あと2年
途中
ハプニングなく襷を繋げられたなら
東洋大学が箱根を制するのも
ありえなくない




亜細亜大学は
最後まで一本の襷を繋ぐことが叶わず
悔いが残ったと思います
6区では
中央大学の選手が
転倒するハプニングがありましたが
大怪我には至らず
完走されました
終ってみれば
途中棄権する大学もなく
出場校の選手が全員完走出来て
本当に良かったです

数年後
彼らの中から
世界で戦えるマラソン選手が
出てくることを期待したいと思います

駅伝と42.195キロを走る
フルマラソンとは全然違いますからね～
どうですかね～
駅伝で活躍して
鳴り物入りでフルマラソンに挑戦して
見事につぶれた人もいますから…



お蔭さんで
順位は5つ落としましたけど
母校もシード権獲得出来ました
飛びぬけた選手がいないんでね～
最後に総合優勝してから何年経つんだろう
17年？


今年は
順天堂・国士舘・國學院・神大・拓大の姿が見当たらず…
予選大会も熾烈なんでしょう

選手皆さん
大会を支えた裏方の皆さん
お疲れ様でした
そして
ありがとうございました


この時季は
元旦の
サッカー天皇杯に始まり
高校サッカー
大学ラグビー
社会人vs大学アメフト
等々楽しみが多い
日本の正月サイコウ～