万能鑑定士Qの推理劇Ⅱ 16

シャーロック・ホームズの
未発表原稿『ユグノーの銀食器』が見つかった

時を同じくして
久宇良颯人少年が持ちこんだ
『不思議の国のアリス』
史上初の和訳本

2つの古書が
凛田莉子に
「万能鑑定士Q」閉店を決意させる

何故
颯人は
鑑定を依頼したのか？

果たして原稿は
コナン・ドイルの真作なのか？

オークションハウスの
スペシャリストになった莉子が
2冊の秘密に出会ったとき
過去最大の衝撃と対峙する


沖縄波照間島で過ごした莉子の
青春の機微が
微妙に絡まって語られております
切ない…

無垢な穢れのない心のまま
社会へと旅立つ若者達
彼らを待ち受ける社会は
時に優しく
時に無常でありました

角川書店編集部勤務の記者
小笠原悠斗や
ラテラル・シンキングの持ち主
浅倉絢奈の協力を得て

積極的かつ行動的に
事件に挑んで行く姿は
とても頼もしかったです

冒頭で
あっさり
「万能鑑定士Q」をクローズし
オークション会社・ジェルヴェーズに転職

次回から
タイトル変更？なんて不安を抱きつつ
納得のいく結末に
一安心でした

この作品が
映画化される訳ですが
誰がどの役を演じるのか！？
実写化よりも
アニメ化の方が
夢を期待を裏切らない気がしますが…

それにしても
松岡圭祐氏の雑学と申しますか
広い範囲に精通した知識の豊富さに
今回も驚かされました

ところで松岡さん
戸塚って
確かに横浜市内とは言え
山の中です
ですが
あ～もあっさりと
山奥とか山間部とか表記されると
正直
ショックでした

全国的に
戸塚はえらく奥地と
認識されてしまった…

もしかして
松岡さんって戸塚出身？
それとも在中？