ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2 29

ハリー・ポッターたちと
ヴォルデモート卿の間で繰り広げられる
最後の戦い
この壮大なクライマックスで
魔法界における善と悪の戦いは
本格的な交戦へとエスカレートする



この戦いは
今までで最も危険なものであり
もはや誰一人としてその身が安全な者はなかった

しかも
ヴォルデモート卿との最終決戦で
最後の犠牲を払うことになるのはハリー
そしてすべての謎が明らかになり
物語はフィナーレを迎える



遂に
完結してしまいました
ハリー・ポッター シリーズ

小さかった
ハリー
ホグワーツ魔法魔術学校で
グリフィンドール VS スリザリン
グループ対決に一喜一憂していた
あの子供が
自らの生命をかけて
ヴォルデモート卿と対峙するまでに
成長するとは…

感無量です

終わるんだなぁ～と思うと
涙涙



毎回
ハリーに辛くあたり
こんちくしょ～と思っていた
セブルス・スネイプ
ハリーの父・ジェームズと
ハリーの母・リリーをめぐる
恋のバトル相手だけではなかったんですね…
それどころか
ハリーの過酷な運命を
大きな愛で見守っていた人物だったとは…

スネイプの
気高い自己犠牲の精神
ひとりの女性を愛し続けた
愛に満ちた人物…

うぅ…


もしかして
ハリーのお父さんって？



ネビル・ロングボトムが
グリフィンドールの剣を「組分け帽子」から取り出し
活躍したのも
彼の秘められた運命を知れば
納得です

とにかく
この「ハリーポッターシリーズ」に登場した
キャラクター達は
皆最高に素敵でした

ネタバレするつもりは
毛頭ございません

ですが…


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
アルバス・ダンブルドア校長の

最大の魔法は‘言葉’じゃ
‘言葉’は人を傷つけもするが
人を助けもする

‘言霊’ってことなんだと思いますが
心に響く
印象的な台詞でした



PART2では
ヴォルデモート卿との最終決戦から
19年経過したハリーたちの姿が描かれています

このエピローグも良いんです
ハリーとロンの妹・ジニー・ウィーズリーと結婚し
長男ジェームズ・シリウス・ポッター
次男アルバス・セブルス・ポッター
長女リリー・ルーナ・ポッター
二男一女をもうけ

ロン・ウィーズリーと
ハーマイオニー・グレンジャーも結婚
長女ローズ・ウィーズリーと
長男ヒューゴ・ウィーズリーをもうけます

ハリー ロン ハーマイオニー
共に苦難を乗り越えてきた三人が
家族になるには
この形がベストなのでしょう

で
エピローグは
ハリーの次男坊
セブルス・ポッターと
ロンとハーマハオニーの長女ローズ・ウィーズリー他
かつての生徒たちの子供達が
ホグワーズ行きの特急列車に乗車するホームでのシーン



次男君は
クラス分けで
スリザリンになったらどうしようと
不安みたいだけど
ハリーは

お前の名前は
スリザリンを代表する
素晴らしい人物・セルブスから取っている
スリザリンも素晴らしいクラスだ！
でも
「組み分帽子」もお前の気持ちを察してくれるよ

とさとします


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
皆が集うホームでのシーン
一瞬
10年前の1作目に戻ったような
錯覚に陥ってしまいました

ついでに
何だか
ロンの娘ローズの事が気になっているっぽくてですね～
子供たちの
新たなる冒険
新たなる物語の始まりに
明るい未来の予感を感じます

ハリー達と過ごした10年？
長いようで
短かった気がします
淋しいです
泣きそうです



ダニエル・ラドクリフ
エマ・ワトソン
ルパート・グリント

10代の青春を映画に捧げたと言っても
過言ではありません

ご苦労様
そして
有難うございました

彼らのこれからの長い人生において
「ハリーポッター」シリーズが
重荷にならないよう祈るばかりです

原作は
もっと面白いんでしょうが

映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」は
フィナーレを飾るに相応しい
素敵な作品だと思います