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本:おいしいハンバーガーのこわい話

2007-06-15 00:15:26 | BOOKS
題名  『美味しいハンバーガーのこわい話』
著者  エリック・シュローサー チャールズ・ウィルソン
訳者  宇丹 貴代実
出版年 2007年5月
出版社 草思社
ISBN978-4-7942-1587-1

生活クラブ生協の、「本の花束」というカタログの片隅にこの本の広告が出ていて、早速図書で借りてきました。
安部司さんの『食品の裏側』という本の内容も衝撃的でしたが、この本はファストフード業界の裏側を暴いています。
著者は、世界的なベストセラーとなった『ファストフードが世界を食いつくす』を書かれた方で、この本は子ども向けに書かれています。
(子ども向けだから読みやすい???)

私はもともとは○クドナルドは嫌いではなかったのですが、○ッピーセットのおもちゃにうんざりし(だって、ろくなおもちゃではないし、毎回もらっても楽しく遊べないだけか、かえってごみになってしまい、子どもの教育上そういった雑な扱いは良くないと思うのです)、また夫が○クドナルドのものを食べると嘔吐してしまうようになってしまったので、最近はほとんど行っていません。

こどもはテレビコマーシャルを見れば「○クドナルドいきたいな~」と言っていますが、基本的には親は動きません。
違う視点で見ているとほとんどの民放の子ども向け番組や家族向けバラエティー番組に○クドナルドのCMが流れており、その広告戦略にまんまとはめられそうになります。
ですから最近は民放のテレビは子どもにもほとんど見せなくなってきました。
まあ、子どもにテレビを見せなくなったのは、番組の内容(たとえば、暴力的、破壊的である)など、他にも原因がありますけれどね。

何よりも心配なのは販売されている食品の安全性です。
その私の心配事についての答えが、はっきりとこの本には書かれています。
「○クドナルドの食品は、安全なのか?」
答えは、「NO!」

この本を読んで「もう、絶対に○クドナルドには行かないぞ」と再認識したのでした。