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秋田駒ヶ岳の噴気活動と田沢湖

2017年09月20日 | 地域
9月15日秋田駒ケ岳に登った。登山開始の時間に丁度派遣された気象台の職員が観測を終えて下山してきた。テレビが待ち構えていた。8合目の駐車場には仙北市の消防車や県外からの登山者の車が10台ほどいた。焼森山を経由し横岳付近から女岳を望んだ。帽子が飛ばされるような強風、麓の天気とは打って変わって寒い状況だった。

写真は9月15日午後2時25分女岳の状況。紅葉の始まった駒ケ岳、田沢湖は神秘的な姿だった。噴気活動は強い風で山肌を下って見えた。下記は仙台管区気象台発表。火山性地震は16日以降終息に向かっている。

平成29年9月15日16時00分 
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
火山活動の状況
本日(15日)秋田駒ヶ岳で実施した現地調査の結果、女岳(めだけ)およびその周辺では噴気活動や地熱活動に特段の変化はありませんでした。秋田駒ヶ岳では昨日(14日)火山性地震を227回観測しました。昨日15時以降は少ない状況で経過しています。 本日は15時までに火山性地震を3回観測しました。

14日からの火山性地震の発生回数は以下のとおりです(速報値)。
14日 00時から24時 227回
15日 00時から15時 3回


直線距離で7~800ⅿ程。不気味さもかも出している。この場所に立っている自分の不思議さもあった。ある意味貴重な体験。この日は偶然な動機から遭遇でした。


旧火口が近くに見えた。後方の山は和賀山塊、真昼岳。


右側に田沢湖。雲の間からの陽の光で水面の色合いが刻々と変わって見えた。噴気活動とのコラボ。


「コミネカエデ」紅葉の始まった山の斜面と女岳、高温の噴気活動でかなりの場所の黒こげが強風で範囲が広がっていた。田沢湖が陽の光を浴びて輝いている。


下山中刻々と田沢湖の様子が変わって見えた。変わりようは何かしら火山活動と連動しているような感覚にもなった。幻想的な風景。

※9月15日のFB投稿に少し加筆した。
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