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虫追いまつり

2012年08月21日 | 地域
各地で虫追い祭りは江戸時代より、明治、大正を経て途絶えることなく続いてきた農山村の五穀の豊作、悪虫退散、更には悪病よけの祈願としてのお祭りで、農村地方に伝わる最大の年中行事です。
各地で途絶えてしまった。私の地域でも昭和20年代まで行われていたといい、村の古老は私に復活をさせようと話したのは昭和40年代。当時それほど関心はなかった。この年にもなるとあの時復活しておれば、、、などと考え惜しいことをしたと今では思う。
今ではこの地域の虫追いまつりを知る人はいない。
各地でこの行事が復活され特に東日本より、西日本特に九州地方で盛んなように思う。

このお盆過ぎ、いつものドライブの帰り由利本庄市の東由利地区で目に留まった。

村はずれだろうか。近くに神社が見えた。

あわてて車をバックして愛用のニコンで撮った写真である。
道路側 田んぼの進入路にあった。人影はなく行事が終わって間もないと思われた。

若いころ村の古老に「方法は教えるから」と、復活の中心にと言われて聞き流してしまっを己の記憶を思い出させた。懐かしい一日だった。